2026/5/7
上天草市のこれからを考えるとき、移住定住はとても大切なテーマです。
人口が少しずつ減っていく中で、外から上天草に関心を持ってくれる人、週末や季節ごとに通ってくれる人、そして将来ここで暮らしたいと思ってくれる人をどう増やしていくか。これは、地域の未来に関わる大きな課題だと思います。
私は2025年3月議会で、上天草市の移住定住促進策について質問しました。きっかけは、福岡県糸島市の取り組みを学んだことです。糸島市では、情報不足のまま移住し、地域になじめず離れてしまう「不幸な移住」を生まないために、地域ごとの暮らしの情報を丁寧に発信していました。
移住は、家を紹介するだけではうまくいきません。
その地域でどんな暮らしがあるのか。
近所付き合いはどうなのか。
買い物や病院、子育て、交通はどうなのか。
そうした日々の生活が見えて初めて、「ここで暮らせそう」という安心につながります。
当時、上天草市の移住サイトでは、閲覧数の8割が空き家バンク関連であるとの答弁もありました。
それだけ、住まいへの関心は高いということです。
そして今、このテーマはさらに広がっています。上天草市は2026年3月31日に「特定居住促進計画」を策定し、二地域居住を希望する人が安心して滞在・居住できる環境づくりを進める方向を示しています。
これは、単に移住者を増やすだけの話ではありません。
上天草に関わる人を増やし、地域とのつながりをゆっくり育てていく取り組みだと思います。
だからこそ、これから大切なのは「空き家があります」という情報だけではなく、「ここでどんな暮らしができるのか」まで伝えることです。

海の近くで暮らす日常。
地域の行事や人とのつながり。
子育てや仕事、買い物のしやすさ。
そうした暮らしの温度が伝わる情報発信が必要です。
上天草に住んでみたい。
上天草と関わり続けたい。
いつか上天草で暮らしたい。
そう思ってもらえるように、移住定住の取り組みを、もっとあたたかく、もっと分かりやすく進めていきたいと思います。
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ナニカワ マサヒコ/54歳/男
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