2026/9/15
昭和・平成・令和の玲!
練馬区議会・無所属のしもだ玲です。
今日から、9日間にわたる決算質疑が始まりました。
ひとり会派は、各審議6分の持ち時間。
だからこそ、
事前の練馬区への取材や入念な準備が欠かせません。
初日は総務費について、
総額約29億円を使った練馬区のDX政策について
質疑しました。
DXという言葉だけ聞くと、
自分にはあまり関係ない話に感じるかもしれません。
しかし、令和7年度当初予算で
練馬区が「DXで区民と区政を直につなぐ」
として示した予算は、総額28億7,794万円。
施設予約システム、手続のオンライン化、
RPAによる業務効率化、標準システムなど、
様々な事業が含まれています。
これだけの税金を投入する以上、
決算で重要なのは、
「何を導入したか」ではなく、
「その結果、区民に何が起きたのか」
だと私は考えます。
「1,409手続をオンライン化」だけで成果は分かる?
練馬区では令和7年度、1,500手続を目標に、
1,409手続をオンライン化しました。
しかし、年間数件しか使われない手続も、
何千人が利用する手続も、数えれば同じ「1件」です。
そこで私は、
「実際に何人が利用し、区民の利便性がどう変わったのか」
と、質問しました。
すると、非常に分かりやすい成果が出てきました。
保育園申請は「87.6%」がオンライン
区の答弁によると、
保育園入園手続5,569件のうち、
4,880件、87.6%がオンラインで行われました。
妊娠中の方や、
小さなお子さんを連れた方が
区役所まで行かずに申請できる。
これはまさに、
税金を使った結果、区民生活が便利になった事例です。
だからこそ、私は今後
「オンライン化した手続数」だけでなく、
利用率、利用者数、来庁件数の減少など、
実際に区民に起きた変化を成果指標にするべき
と求めました。
区からは、
今後の指標について検討するとの答弁がありました。
一方、RPAでは「その先」が分からなかった
もう一つ確認したのが、
職員の業務を自動化するRPAです。
練馬区では、
19課97業務で年間3,444時間を削減
したとのこと。
これは大きな成果です。
しかし重要なのは、その3,444時間を削減したその先です。
・残業が減ったのか。
・職員が相談対応に時間を使えるようになったのか。
・新しい区民サービスに人員を振り向けられたのか。
確認したところ、
区からは、対人サービスや新規事業、
既存業務の質の向上などに活用されているものの、
「全庁的に追跡集計することは困難」との答弁でした。
ここに課題があります。
「やった量」から「何が変わったか」へ
すべての職員の時間を細かく追跡する必要はありません。
例えば削減効果の大きな業務だけでも、
「何時間削減した」
↓
「その時間を何に使った」
↓
「区民サービスがどう変わった」
まで確認すれば、DXに投入した税金の効果が
もっと分かりやすくなります。
約29億円という予算が
多いか少ないかだけを議論するつもりはありません。
大切なのは、
「約29億円を使って、住民の生活がどう変わったのか」
です。
保育園申請のオンライン化のように、
成果が数字で見える取組もあります。
だからこそ練馬区には、DX全体についても
「何をやったか」から、
「やった結果、何が変わったか」へ評価方法を進化させてほしい。
引き続き、税金を使った先に
どんな成果が生まれたのか、
決算・予算を通じてチェックしていきます。
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ホーム>政党・政治家>しもだ 玲 (シモダ レイ)>【あなたの税金】約29億円のDX。暮らしは、何が変わった?