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契約した金額、その後どうなった?練馬区議会で見えた「税金チェック」の盲点

2026/9/12

昭和・平成・令和の玲!
練馬区議会・無所属のしもだ玲です。

先日の企画総務委員会で、
区から報告された契約について質疑に立ちました。

 

 

今回の問題提起はシンプルです。

「最初に契約した金額は分かる。
でも、最後にいくら払ったの?」

です。

まず気になった「落札率」

練馬区では、
議会の議決を必要としない一定の契約についても、
「予定価格」「契約金額」「落札率」
などが議会に報告されます。

まず私は、
12社が参加した公園遊具の工事が
落札率96.36%だった理由や、
太陽光発電設備工事などで
落札率が91%前後に集中している理由を確認しました。

 

令和8年9月11日練馬区議会企画総務委員会配布資料より一部引用

そして、
一番確認したかったのが

「契約した後」

です。

工事は、
設計変更や物価・人件費の
上昇に伴う「インフレスライド」などで、
契約金額が変わることがあります。

契約変更自体が問題なのではありません。

だからこそ、
当初契約額→変更理由→増減額→最終契約額

まで、一連で確認できるようにしてはどうか
と提案しました。

【4.4億円増額】その根拠、議会は本当にチェックできている? | 練馬区議会議員しもだ玲☆未来navi

しかし区からは、
議決を必要としない契約は
区の責任で適切に処理しており、
変更結果を知りたければ
「問い合わせ」や「情報公開制度」を利用
してほしいとの答弁。

ここに疑問があります。

変更されたことを知らなければ、
そもそも問い合わせることすらできません。

さらに質疑中、
議員席から「変更額は資料に載っている」
という趣旨の声が飛びました。

しかし、それは議決を必要とする契約の場合の話。

今回のような報告案件では、
変更後まで同じように追える仕組みには
なっていないことが区の答弁でも確認できます。

 

 

これは特定の議員の問題ではありません。

議員でも認識しにくい仕組みなら、
区民にはもっと分かりにくい。

そこに議会の契約チェックの盲点
があると感じました。

行政が「適切に処理しています」
と説明することと、

議会が「本当に適切だったのか」
を検証することは別です。

行政の説明を

「はい、分かりました」

と受け取るだけなら、議会のチェック機能は
何のためにあるのでしょうか。

練馬区議会にも、
年間約10億円規模の議会費が使われています。

 

 

だからこそ議会自身も、
その役割を十分に果たせているのか
を問い続ける必要があります。

議会のチェック機能を高めることは、
議員のためではありません。

税金の無駄や問題を早く発見し、
より適切な税金の使い方につなげる。

そのためにも、契約の「入口」だけでなく、

当初契約額・変更理由・増減額・最終契約額まで
「出口」が見える仕組みへ。

議会をより機能させることが、
最終的に区民の利益につながると
私は考えています。

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著者

しもだ 玲

しもだ 玲

選挙 練馬区議会議員選挙 (2023/04/23) [当選] 3,819 票
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