2026/9/9
令和の玲!
練馬区議会・無所属のしもだ玲です。
今日から練馬区議会では、
区から提出された「議案」の質疑が始まりました。

今定例会に提出された議案は29件。
決算特別委員会で審査する
4つの決算議案を除く25件が、
それぞれの委員会に振り分けられました。
私が所属する
企画総務委員会では14件を審査。
そのうち13件が、
物価上昇に対応する
「インフレスライド条項」による契約金額の変更で、
増額は合計約4.4億円です。
「物価高だから増額」だけで十分なのか?
インフレスライドとは、
工事契約後に資材価格や労務費などが大きく変動した場合、
その影響を契約金額に反映する制度です。
物価高が続く中、
必要な制度であることは理解しています。
一方、今回の議案資料には
「なぜ、この工事がこの金額だけ増えるのか」
という具体的な内訳までは示されていません。
同じインフレスライドでも、
契約ごとの増額率には大きな差があります。
そこで質疑では、
・労務費・資材費・機器費の何が影響したのか
・事業者からの請求を区はどう査定したのか
・区で積算しているなら、その概要を議会に示せないのか
と確認しました。

区からは、
事業者の請求をそのまま認めるのではなく、
区側でも積算し、事業者と協議した上で金額を
決定しているとの答弁がありました。
ならば私は、
少なくとも「増額率」「残工事額」「主な価格上昇要因」など、
議会が判断するための情報は議案資料に示すべきだと考えます。
約4.4億円の増額そのものを
問題視しているわけではありません。
必要な増額なら対応すべきです。
問題は、「約4.4億円増額します」と議決を求められた議会が、
その妥当性を判断できるだけの情報を持っているのかということです。
質疑件数から見えてくること
今回の13件の
インフレスライド関連議案について、
私が委員会で確認した質疑された議案件数を会派別に整理すると、
無所属(しもだ玲)6件
自民党 3件
生活者ネット 3件
公明党 0件
国民・都民ファ 0件
立憲民主 0件
でした。
もちろん、件数だけで議員のチェック機能を
評価できるものではありません。
ただ、約4.4億円の契約増額について、
議会でどの程度検証が行われたのかを見る
一つの材料にはなると思います。
議員がチェックできる「仕組み」なのか
そもそも契約議案を一件一件、
議員がゼロから積算根拠まで調べることには限界があります。
詳細な議案資料は
原則として委員会当日に配布され、
会議時間も限られています。
一件の質疑が長くなれば、
委員長から進行を促されることもあります。
さらに、正副委員長には委員会運営のための
事前打ち合わせや資料がありますが、
一人会派の私に同じ情報が
事前共有されるわけではありません。
同じ議案を審査する議員でも、
事前に得られる情報量には差があります。
私も昨夜は午前2時まで
想定問答を含めて調査していました。
しかし、議会の監視機能を
「議員がどれだけ夜中まで調べられるか」
に依存させてはいけないと思っています。

必要な情報を事前に公開し、
議員が分析できる時間を確保する。
議会の監視機能を高めながら、
行政側の不要な説明・資料作成などの
事務負担も減らしていく。
そこで生まれた人的リソースを、
本来の行政事務や区民サービスに振り向ける。
行政に改革を求めるなら、
議会自身も変わらなければなりません。
「議会が変われば、区政は変わる。」
だから私は一期目から、
「議会が変われば、区政は変わる。」
と訴え続けています。
行政をチェックすること。
そして、行政をチェックする議会自身の仕組みもチェックすること。
その両方が議員の仕事だと考えています。
今日の委員会を終え、夕方はボランティアの会議へ。
そして深夜は、明日の特別委員会の質疑準備です。
みなさんは、
時代に合わせて変わる議会といまのままの議会。
どちらを選びますか?
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ホーム>政党・政治家>しもだ 玲 (シモダ レイ)>【4.4億円増額】その根拠、議会は本当にチェックできている?