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議員の視察、まず行く?課題から決める? しもだ玲と自民党議員の大きな違い

2026/8/20

令和の玲!
練馬区議会・無所属のしもだ玲です。

先日の区議会・企画総務委員会で、
今年度の行政視察について議論しました。

 


 

自民党・公明党の
正副委員長から示された視察先は、

・愛知県一宮市
「スマートシティ推進協議会及びDXの推進」

・福井県
「結婚支援及び幸福実感指標を活用した政策運営」

以上、2日間の日程案です。

私は、行政視察そのものには反対していません。

必要であれば、
現地まで行って徹底的に調査すべきです。

ただ、今回の委員会の議論を通じて、
議員の視察に対する考え方の違いがはっきり見えてきました。

しもだ玲が重視するのは
「行き先」よりも「課題」

視察先が示される前、
正副委員長から各委員に
視察の在り方について意見を求める機会がありました。

その際、私は、
①まず練馬区の課題を決める

②必要な調査内容を決める

③最適な調査方法・視察先を選ぶ

④視察後、区政にどう反映されたか検証する

という順番を提案しました。

遠方への視察ありきではありません。

近隣自治体、民間企業、オンライン調査などで
目的を達成できるなら、それらも比較する。

そのうえで、

「現地へ行くことが最も効果的だ」

と判断できる場所へ行く。

これが私の考える行政視察です。

「ベスト」と判断した基準は何か

委員長からは、今回の視察案について

「正副委員長で協議し、
今回はこれがベストだと判断した」

との説明がありました。

 


令和8年8月20日企画総務委員会配布資料

そこで私は、

「何を基準にベストと判断したのか」

を確認しました。

・課題の重要性なのか
・緊急性なのか
・練馬区への政策反映の可能性なのか
・他候補との比較なのか

しかし、私には最後まで
具体的な判断基準が明確になったとは
感じられませんでした。

「決めた」という説明と、

「なぜそこが最適なのか」という説明は別

だと考えています。

DXもウェルビーイングも
「何に使うか」

一宮市ではDX・スマートシティ、
福井県では結婚支援と幸福実感指標、
いわゆるウェルビーイングについて学ぶ予定です。

テーマそのものを
否定しているわけではありません。

私が繰り返し確認したのは、

「それを練馬区のどの課題解決に使うのか」

という一点です。

DXなら、
練馬区のどの業務やサービスを改善したいのか。

どの数値を比較し、費用対効果をどう見るのか。

ウェルビーイングなら、
従来の区民満足度などと何が違い、
政策評価にどう活用するのか。

ここが事前に整理されていれば、
視察後に成果を検証できます。

逆に目的が曖昧なままでは、

「参考になりました」「勉強になりました」

で終わってしまう可能性があります。

事実、昨年所属していた保健福祉委員会においても、
以下の画像のように指摘しています。

 

令和7年12月4日 保健福祉委員会 
しもだ玲議事録より引用

私は、こうした議員の視察の在り方を変えたいのです。

視察ついての考え方の大きな違い

一方、自民党委員からは、

「百聞は一見に如かず」
「知らないからこそ行って学ぶ」
「すべてが練馬区政に、
 反映できるかは分からない」

という趣旨の意見が示されました。

この考え方を否定するつもりはありません。

実際、現地へ行ったからこそ発見できることもあるでしょう。

ただし、私は順番が違うと考えます。

そして、今回示された考え方も、

「まず現地へ行って学び、
そこから練馬区に活かせるものを探す」

というもの。

一方、私は、

「まず練馬区の課題を定め、その解決に必要な場所へ行く」

という考え方です。

 


 

似ているようで、
この違いは大きいと思っています。

多数決では視察実施へ

最終的には、

【賛成】
自民党、公明党、
国民民主党・都民ファーストの会・練馬会議、
共産党、立憲民主党

【反対】
しもだ玲、生活者ネットワーク

となり、視察案は決定しました。

 


生活者ネットワークは視察先に疑問を持ちつつ、賛成にまわっていたとのこと。8/28訂正 

多数決で決定することは議会のルールです。

次の私の役目は、
結果を否定するのではなく、
実施する以上、その成果を確認です。

何を調査したのか。
何が分かったのか。

そして一番重要なのは、

「その結果、練馬区の何が変わったのか」

です。

議員の視察は、
「行ったこと」が成果だとは思いません。

税金を使う以上、私はこれからも、

課題設定 → 調査 → 視察 → 政策反映 → 検証

までを一つの仕事として考えていきます。

これは今回の視察だけの話ではなく、

税金を使う行政・議会の仕事全般に対する、
私自身の基本姿勢でもあります。

さて、皆さんが納めている税金を使って
議員が視察をするとき、

「まず行って、そこから学びを探す」

のと、

「まず解決したい課題を決め、そのために必要な場所へ行く」

のとでは、
どちらの考え方を選びますか?

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著者

しもだ 玲

しもだ 玲

選挙 練馬区議会議員選挙 (2023/04/23) [当選] 3,819 票
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肩書 練馬区議会議員
党派・会派 無所属
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