2026/7/25
令和の玲!しもだ玲です。
先日、私が練馬区議会議員の報酬増額議案に
反対討論を行ったことについて、当時の議場の様子や、
反対討論に立ったのが私一人だったことなどを、
noteで取り上げてくださった方がいました。
下記リンク先より一部引用
https://note.com/proper_takin8524/n/n07f4692c2944?sub_rt=share_pb
当時を振り返りながら、
問題視していたことに動きがあったので、
お伝えしたいと思います。
議員報酬の賛否に正解はない
まず前提として、
議員報酬を増額すること自体に、
絶対的な正解・不正解があるとは考えていません。
議員のなり手不足や職責などを踏まえ、
「増額すべきという」
考え方もあれば、
「区民生活や財政状況を踏まえ慎重であるべき」
という考え方もあります。
大切なのは、どちらの結論であっても、
その判断に至る根拠を区民へ説明できること
だと私は考えています。
私が反対討論で問題提起したこと
当時の議案は、
2年間で約4,000万円の税金を
議員報酬へ上乗せする内容でした。
https://ameblo.jp/ray-shimoda/entry-12961442508.html
私は、
「本当に必要なのか。」
「区民の理解を得られるのか。」
という点を議会で問いかけました。
ところが議場では、
「反対するなら、もらうな!」
「増額分、しっかり働けばいい!」
というヤジも飛びました。
もちろん様々な意見があって当然ですが、
私が求めていたのは感情論ではありません。
税金を使う以上、
その判断が区民へ説明できるのかという一点でした。
本当に問題だったのは
「根拠」が見えないこと
議員報酬の増額は、
練馬区特別職報酬等審議会が、
「区民感情を考慮して、増額すべき」
と答申したことを根拠の一つとして議会へ提案されました。
しかし当時、私が特に問題視していたのは、
その答申そのものではありません。
「なぜ増額すべきという結論になったのか」
が見えなかったことです。
意見書は公表されていても、
議論の経過が確認できなければ、
区民は判断の妥当性を検証することができません。
審議会のブラックボックス化という課題
さらに、練馬区では会議体によっては
議事録や会議録自体が作成されていないケースや
非公開とされているケースもありました。
つまり、
「どのような議論が行われ、どのような理由で結論に至ったのか」
を、区民には見せない状態だったのです。
たとえ充実した議論が行われていたとしても、
記録が残らなければ、区民は評価も検証もできません。
これは議員報酬だけの問題ではなく、議会・行政双方に共通する
情報公開の課題だと考えています。
他自治体では公開している例もある
実際には、千代田区をはじめ、
審議会の議事録を公開している自治体もあります。
議論の経過を公開することで、
「どのような意見が出され、
どのような考え方で結論に至ったのか」
を区民自身が確認できます。
行政への信頼は、
「信じてください」
ではなく、
「誰でも確認できます」
という透明性によって築かれるものだと私は考えています。
少しだけ変化が
そして今回、このブログを書くために改めて
練馬区公式ホームページで審議会の情報を
確認していたところ、
『練馬区特別職報酬等審議会の昨年度の会議録』
が公開されていることを確認しました。
以前と比べれば、
情報公開が一歩前進したことになります。
もちろん、依然として
議事録等の作成や公開がされていないケースもあり、
意思決定の過程が十分見える状態になった…
とは言えません。
それでも、区民が議論の経過を確認できる
環境が少しずつ整ってきたことは歓迎したいと思います。
今回の会議録の公開は、行政だけの取り組みというよりも、
このような課題に対して、
区民側からも積極的に情報公開を求め、
行政へアプローチしてきた積み重ねの結果
でもあると受け止めています。
また、今回公開された会議録の更新日は
6月19日となっていました。
時期を考えると、吉田けんいち新区長のもとで
スタートした新たな区政運営も、
こうした情報公開を後押しする追い風に
なっているのではないかと感じています。
私が目指す議会改革
私が目指しているのは、
「議員報酬を上げる・下げる」という話ではありません。
税金の使い方を決める過程を、
区民が確認できる議会と行政にすること。
議会は行政をチェックする立場です。
だからこそ、
自分たちに関わる案件であればなおさら、
高い透明性と説明責任が求められると考えています。
今回、問題提起していた
審議会の会議録が公開されていたことは、
私が目指す「オープンな区政」へ向けた
小さくても確かな前進だと受け止めています。
確実に、区政が動き始めている。
そんな実感を持つことができた朝でした。
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>しもだ 玲 (シモダ レイ)>ブラックボックス化していた会議がオープンへ。区民への情報公開が一歩前進!