2026/4/30
令和の玲!しもだ玲です。
先日、
子どもと一緒に小学校で開催されている
本の読み聞かせの会に参加してきました。
4月23日は「子どもの読書の日」。
4月23日~5月12日は
「こどもの読書週間」となっており、
練馬区内の図書館でも様々な記念行事が予定されています。
現場で感じたのは、「本に触れる機会」は確実にある一方で、
それが“習慣”として定着しているかは、別問題だということです。
今回は、日本の子どもの読書の現状と課題、
そして家庭の役割について私の考えを整理します。
■子どもの読書量は学年とともに減少
最新の調査では、
・小学生:平均12冊前後
・中学生:3~4冊程度
・高校生:1~2冊程度
学年が上がるにつれて読書量が大きく減少しています。
特に高校生では「1ヶ月に1冊も読まない」
いわゆる“不読者”が過半数に達しており、
読書習慣の断絶が起きています。
■「読まない子」が増えている現実
1日の読書時間が「0分」という
子どもが半数を超えるという調査もあります。
つまり、
・読む子は読む
・読まない子は全く読まない
という“二極化”が進んでいるのが実態です。
■背景にあるのは「時間の奪い合い」
・スマホ・ゲーム・SNS
・部活動・塾
・「めんどう」「時間がない」
限られた時間の中で、
読書が後回しになっている構造があります。
■デジタル化は敵か?味方か?
電子書籍や漫画など、
読む“形”は変化しています。
一方で、
短時間で消費する情報に慣れることで、
**じっくり読む力(読解力・集中力)が
弱まりやすい**という指摘もあります。
ただし、
デジタルを入口にする可能性もあり、
単純に否定する話ではありません。
■学校での読書機会の減少
中高生になると、
・先生から本を紹介される機会が減る
・授業・受験優先で読書の余白がなくなる
といった構造も見えてきます。
■家庭の関わりは本当に必要か
結論から言えば、
**かなり重要です**
ただしポイントは、
**「読ませること」ではなく
「読書が当たり前の環境をつくること」**
にあるのではないかと思います。
読書習慣は、能力ではなく“生活習慣”です。
そして生活習慣は、
・家庭の環境
・日常の行動
によって形成されます。
具体的には、
・幼少期の読み聞かせ
・家に本があるかどうか
・親が本を読んでいるか
こうした要素が、後の読書習慣に大きく影響すると言われています。
■「教育」だけでは定着しない理由
「本を読みなさい」
と言われて、読むようになるか。
答えはシンプルで、なかなか定着しません。
むしろ、
・強制 → 嫌いになる
・義務 → 続かない
という逆効果も起きやすい分野です。
だからこそ必要なのは、
・行動で示すこと
・環境で支えること
です。
■効果的な関わり方(私も実践中)
保護者にできることは大きく3つです。
①環境をつくる
・手に取れる場所に本を置く
・図書館に行く機会をつくる
②モデルになる
・親自身が本を読む
・スマホだけの生活にならない
③きっかけをつくる
・ 読み聞かせ
・本の話をする
・興味に合った本を渡す(漫画でもOK)

■行政としての課題
練馬区でも読書推進の取り組みは進められています。
しかし本質は、
イベントをやったかではなく、
**読む子どもが増えたか**です。
特に、
・中高生の読書離れ
・読まない層へのアプローチ
ここに踏み込めているかが問われています。
■志茂田の志
読み聞かせの会に参加して感じたのは、「きっかけ」はあるが、
それを習慣にできるかは家庭と環境次第。ということです。
家庭・学校・地域、
それぞれの役割をどう組み合わせるか。
子どもたちの「読む力」を支えるために、
引き続き現場目線で考えていきたいと思います。
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