2026/8/18
先日は、全国の下水道関連企業(団体)が、下水道に関する幅広い分野の最新技術や機械を展示・紹介する「下水道展´26東京」にお伺い致しました。
「未来へ続く東京下水道」をテーマに、東京下水道の役割と重要性、先日公表されました、2026年度からの5ヵ年計画である経営計画2026に示された内容が展示されました。
下水道の持続可能な構築は、社会インフラとして重要であり、これまでも調査の質を高め、再構築技術の向上に関心を持って取り組んできました。
東京都下水道局が進めているSPR-SE工法は、「自立管」更正工法で、更正管単独で自立強度を発揮し、非開削で下水を流しながら施工できるため、工期短縮、コスト縮減が図れるもので、全国で採用されており、海外でも注目されています。
また、過日埼玉県八潮市で発生した陥没事故は、下水道管の破損によるもので、日頃からの計画的な点検の重要性が高まっております。
東京都では、この事故をうけ、管径2m以上、1994年以前に設置された大規模管路527~530kmを対象に特別重点調査を行いました。
道路面からは、地中レーダーによる空洞調査、下水道管外側からは、電磁波の反射による調査、下水道管内部はTVやロボットカメラによる調査を行っており、公表はないものの要注意管は3%と言われております。
下水道は、平時は私達がその存在を意識することはほとんどありません。しかし、日々の暮らしの衛生環境を守り、都市を浸水から守るなど、社会を支える上でなくてはならない、まさに「縁の下の力持ち」と言える重要な社会インフラです。
近年、気候変動の影響による局地的な集中豪雨や線状降水帯などこれまでの想定を越える大雨が頻発しております。都市機能を守るためにも、下水道による浸水・豪雨対策は益々重要になっております。
一方で、高度経済成長期などに整備された下水道管の老朽化も進んでおります。これからは、計画的な更新・再構築を進めるとともにAIやドローン、各種センサー、レーダーなどの新技術を積極的に活用し、点検・維持管理の高度化、効率化を図ることが必要です。
普段は目に見えない下水道だからこそ、その役割と重要性を改めて認識し、都民の安全・安心な暮らしを将来にわたって支えられるよう、持続可能で強靭な下水道インフラ整備を着実に進めて参ります。
そのためにも、その取り組みを真剣に進められております、東京都下水道関係者の皆さんを応援して頂きたいと思います。










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