2023/7/20
『リニア新幹線、国の認可取り消しを認めず・東京地裁2023/7/18』 訴訟への違和感!
【リニア新幹線、国の認可取り消しを認めず 東京地裁、住民の請求棄却・2023/7/18(火) 14:16配信: 東京・品川―名古屋間で工事が進むリニア中央新幹線について、工事に反対する沿線住民らが、JR東海の計画を認めた国を相手取り、認可の取り消しを求めた訴訟で、東京地裁(市原義孝裁判長)は18日、請求を棄却する判決を言い渡した。 】https://news.yahoo.co.jp/articles/93f08b7cb89d1c5868345f2f802d4c3aa899823a
という判決が出たが、私から言わせてもらえれば、リニア新幹線開通により、名古屋住民が受ける経済的損失を争った方が勝てるような気がするが?!
① Kennth E.F. Watt: "Principals of Environmental Science" McGrow-Hill
Company 1975 (日本語訳本: 沼田真監訳: 『ワット 環境科学』 東海大学出版 1975年)
という学術書の内容を要約すると、
【距離的に近かったり、時間的に近かったりする2地点が存在する場合、規模の大きい方の地点が、規模の小さい方の地点を駆逐してしまう】
という法則性があることが理解できる。
② つまり、環境科学的(生態学的)には、名古屋と東京をつなぐ交通の移動時間短縮が進むと、名古屋は、東京に駆逐されてしまうのだ!
③ 【東海旅客鉄道(JR東海)がリニア新幹線を建設し、名古屋と東京の移動時間が40分程度に短縮されると、名古屋が東京に駆逐されてしまい、それに伴う名古屋に関わる、個人及び団体の経済的損失が甚大になるから、リニア新幹線建設許可を取り消すべきだ。】
という提訴を今からでも遅くないから、行ったらどうか?
④ 私がマレーシア連邦のクアラルンプール大学工学部で働いていたとき、マレーシア連邦の高名な政治家に、クアラルンプール≪=≫シンガポール間の高速鉄道建設に関して、以上で述べた法則性を紹介したら、しばらくして、クアラルンプール≪=≫シンガポール間の高速鉄道建設計画は、中止になった。
⑤ 上記訳本の監訳者、沼田真先生は、元千葉大教授の理学博士で、沼田武千葉県元知事の兄である。ということで、千葉県は、新幹線建設をあえてしなかったのではないかな?
⑥ ついでに、書くと、1964年10月に東海道新幹線が開通した翌年の1965年から、数十年間、大阪の人口は減り続けたという事実もある。
⑦ 以上の内容に対して、罵詈雑言を期待している。文系が牛耳るマスメディアや政治家、役人に洗脳されまくった頭には、刺激が強すぎるかもしれないので!
2023年7月19日
桂 秀光(かつら ひでみつ)
博士(農学・東京農工大学)
マレーシア連邦政府招聘クアラルンプール大学工学部駐在外国人元講師
茅ヶ崎市長元候補
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