2026/9/8
国が、インフラのマネジメントの在り方について、中間とりまとめを公表し、パブリックコメント中です。
「今後のインフラのマネジメントのあり方について 中間とりまとめ」に対する意見募集について|e-Govパブリック・コメント
https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/detail?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=155260107&Mode=0
問題の多いまとめなので、気になる方はぜひ、意見をご提出ください。
これが決まると
一旦作ったインフラの良質な管理が確保されるというより、
誰かが、
・整備すべきインフラとそうでないインフラのメリハリを決め、
・維持管理の在り方を誰かが創り上げ、それをメディアで取り上げて世論にして、政治を動かし、予算をつける仕組みを作ろうとしているように読めます。
・しかも、その仕組みは、冗長(余分や重複のある状態)にするというのです。
いったい、誰が、余分や重複の有るインフラ整備を良いことだとする意識を、地方自治体や住民に醸成するのでしょう。主権者は住民で、自治体(地方公共団体)は全体の奉仕者なのに、、、。
対象となるインフラには、人工物も自然も対象になっているのも、怖いです。
自然に対する敬意もありません。
いまも、日本のインフラ整備で、地域の自然環境は壊され続けていますし、
私たちの税金が巨額にインフラに投入されています。
それなのに、さらに、
こういう中間とりまとめが出る時代になってしまったのが
心から、悲しいし、辛いです。
インフラ整備にかける費用を節約して
区民の生活支援を充実させよう、とか、
まだまだ使えるから、補修は先送りしよう、
などと言う判断の余地も、
誰かが、メディアを使って、持てなくさせてしまうのでしょうか。
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この議論は2012年7月に高度成長期以降に整備されたインフラが老朽化しているというところからスタートしています。
そこには、今あるインフラの量が、
人口に対し適正か、
税のかけ方、税負担の在り方として適正か、
といった適正規模の議論はありません。
議論が始まった翌年に、笹子トンネル天井板崩落事故があり、
これをきっかけに、不具合が生じる前に定期的に修繕する「予防保全型」メンテナンスにかわっています。
もっと人による維持管理を丁寧にやれば、安全性は向上するのではないか
と思いますが、
まだ、使えるように見えても、補修する、とり換える、やり直すと言う風に変わるのです。
さらに、
令和7(2025)年1月28日に埼玉県八潮市で発生した下水道管路破損に起因する道路陥没事故で、
これまで進めてきたインフラメンテナンスだけではまだ不十分で、
どうするか、と言えば、
(1)「メリハリ」
「重点化」するものと「軽量化」ものにわける
(2)「見える化」
インフラの見えていなかった部分を見えるようにする
点検・診断・調査における新技術の導入やデジタル管理体制を早期確立する
インフラの現状や対応状況等を可視化し、地方公共団体や市民の意識を醸成し、自発的な取組を促す
(3)インフラの「自分事化」と「モーメンタム(=勢い)」の醸成
市民の関心を高め、メディアが取り上げ、政治が動き、予算が確保され、人材が集まる
動きを生み出す。
(4)担い手に「もっと光を」当てたインフラマネジメント産業の構築
建設業等のインフラマネジメントの担い手を、地域の生活と経済の基盤を支えるエッセンシャルサービスとして地域の活力と雇用創出につなげていくよう「業界力」の向上に努める
(5)統合的「マネジメント」の構築
計画・調査・設計・整備・点検・診断・修繕・更新等のライフサイクルを一連で考え、
設計段階から維持管理を容易にする
冗長性を確保する=余分や重複が有るようにする
今回、国は、この中間とりまとめを、
・個々の現場のインフラ整備だけでなく、
・国のインフラマネジメントの在り方の基本的な方向性や
・国等が取り組むべき施策の整理にまで影響を及ぼすもの
として位置付けようとしています。
「第1章 現状と課題」
これまでのインフラメンテナンスの取組や実態調査を踏まえ、地方公共団体における現状と課題の整理
「第2章 インフラマネジメントへの戦略的転換に関する基本的な方向性」
人工公物から自然公物まで、今後目指すべきインフラマネジメントの方向性について整理
「第3章 インフラマネジメントへの戦略的転換に向けて重点的に講ずべき施策」
第2章の実現に向け、国土交通省等が重点的に講ずべき具体的な施策を提言
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ホーム>政党・政治家>奈須 りえ (ナス リエ)>国の【インフラマネジメント中間とりまとめ】の問題 9月16日までパブリックコメント中で意見言えます