2026/8/19

先日も報告しましたが、
現在大田区では、大田区豪雨対策基本方針パブリックコメント中(2026年8月31日まで)です。
大田区豪雨対策基本方針パブリックコメント中(2026年8月31日まで)政策の失敗を放置し、区民に負担を押し付ける対症療法でいいのか | 奈須りえオフィシャルホームページ
ここにも少し書きましたが、
今気になっているのが、
仮に、地区計画で、地盤を上げることが許された場合、
それにより、生じた被害は、誰の責任か、
行政の責任には、ならないのか、と言う問題があります。
区域の大半が、盛り土などでかさ上げした場合、
区域内の、かさ上げしなかった住宅の浸水被害が深刻化したり、
区域外の、それまでは、浸水するエリア出なかった区域まで、浸水することになる可能性があると思うのです。
区の、ずるいのは、限りなく、行政主導で、地区計画の概要をこの基本方針で見せながら、
地区計画は、最終的に、区域住民の一定割合以上の合意が必要なので、
住民合意で、二次被害についても、住民が納得の上で、作った地区計画、
だから、自己責任で、というのではないかと思います。
区が例示する、地区計画の項の住宅の浸水対策には、次の4つがあります。

左から、
1.かさ上げ(盛り土) 敷地全体を高くする
2.高床 家の基礎を高くする
3.囲む 防水性のへいで家を囲む
4.建物防水 防水性の外壁を設ける
浸水は、住宅内部に水が入ることですが、住宅内部に水を入れない1,3,4の対策は、その分、周辺の水を増やすことに なります。
2.以外の方策は、住宅の外側の水位を上げる可能性があるのです。
仮に、区域内全ての住宅がかさあげ(盛り土)すれば、
その地区計画の網をかけていない周辺に、浸水したであろう水は逃げていきますから、周辺部に浸水被害が起きるかも知れません。
しかも、
熱海の土砂災害で明らかになったように、
盛土など、人工的に手を加えた地盤は、振動など外からの力に、強くない、と言われており、
十分な対策を講じないと、高くなったのは良くても、他の問題が生じる可能性もあります。
区は、
対策別かさ上げが、降雨で周辺にどう影響を及ぼすかなどのシミュレーションをしているのでしょうか。
やるか、やらないか、は自己責任、では、
やらないひと、出来ない人、その周辺部の人、にさらなる被害を拡大させることになります。
対症療法の豪雨と浸水対策では、
根本的な問題解決にならない、ということです。
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