2026/8/11

蒲蒲線の都市計画素案が明らかになりました。
この素案をみると、
蒲蒲線を名目に進めたいのが、
羽田空港までの直通運転ではなく、
【まちづくり】だというのが良くわかります。
ところが、
都市計画決定は東京都なので、
大田区のHPには、意見募集とわかる情報提供もありません。
(昨年 大田区は、地域公共交通計画 案のパブコメあり)
と思ったら、
東京都のHPにも、パブリックコメントの募集は無くて、
簡単なフォームのリンクが掲載されているだけでした。
都市高速鉄道東急電鉄東急多摩川線及び都市高速鉄道新空港線の都市計画素案に関するご意見・ご質問について
でも、
とても大切なので、
ぜひ、意見を出してくださいね。
私が気になっているのは、
1.やっぱり羽田空港まで通す気が無い蒲蒲線
かねてより、私は、蒲蒲線の目的は、まちづくりで、
鉄道事業は、まちづくりを可能にするための手段でしかない、と言ってきましたが、
今回の都市計画素案をみても、京急蒲田新駅までで、大鳥居までの都市計画はありません。
京急蒲田新駅から大鳥居まで通すには、鉄道事業者以外の私有地を通らねばならず、
多くの地権者の合意が必要ですから、通せるはずがないのです。
(*リニア中央新幹線で都市計画図を引けたのも、大深度地下法と言う法律を作ったからですが、今回の新空港線は、大深度ではありません。)
第一期と二期に分けたのも、
一期までの都市計画素案は、区道含めた大田区と鉄道事業者が地権者の大半を占め、
民地は、線路沿いの一部の地権者等に限られるからだと思います。
京急蒲田新駅までの羽田空港に行くには、京急蒲田新駅でトコトコ歩くことになりますから、
今とさほど変わりません。
あらためて、大田区のHPをみたら、オレンジ部分、京急蒲田までが蒲蒲線でした。

昨年大田区が行った地域公共交通計画6ページでも第一期だけを位置付けています。
第二期など計画に位置付ける気も無いということです。
新空港線と言いながら、蒲蒲線と言う言葉を残しているのも、意味がある、ということです。
2.多摩川線の京急蒲田まで延伸に1360億円?
蒲田新駅までの直通運転のために、埼玉から?渋谷から、1時間に何本の電車が、
乗り入れてくるでしょう。
多摩川線の駅を通過は困りますが、多摩川線はほぼ今まで通りで、
その先の計画は、策定する気配さえありませんから、
蒲田新駅まで、一駅、延伸する事業に1360億円ということ。
少なくとも、その2/3は、税金ですから、高い買い物です。(1/3も大田区の三セクが出資し借入金を返済しますから最終的な責任は大田区です)

(資材の高騰や、政府のインフレ誘導もあって、さらに高額になりますね)
3.で、気になる蒲田のまちづくり
多摩川線、池上線が1階に?
気になるのが、東急蒲田駅の最終形です。
駅ビル建て替えを見据えた本都市計画素案だと思いますが、
政治が都市計画を変更すると、
税金で、鉄道と言う都市施設の場所を動かすことが可能になり、
線路と駅が変わると、土地の利用が変わります。
最終的な駅と駅ビルと蒲田のまちはどうなるでしょうか。
=====
画像だと見ずらいともいますので、下記リンクの7~8ページをご覧ください。
20260717新空港線都市計画素案パンフレット

今は、東急蒲田に入ってくる多摩川線も池上線も、改札階は2階ですが、
上の図をご覧いただくと、
地下と2階の間=1階部分(今は駐車場や店舗が並んでいますね)が、
留置施設として赤い都市計画の線が引かれています。
地下階部分も、赤く都市計画の線で囲われています。
断面は、以下のように示されています。
これら都市計画の変更で、最終的にどういう利用が可能か、見込んでいるか、
説明を受けたことがありませんので、確認しようと思います。
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