2026/7/17
こんにちは。太田市役所を退職して、太田市議会議員を目指す山本しんいちです。
さて、今日は市長の海外視察について考えてみます。
太田市の発表によると、7月下旬に市長が姉妹都市であるアメリカ・バーバンク市を訪問する予定です。
海外視察については、「必要なのか」「税金を使って行く意味があるのか」といった声が上がることも少なくありません。
私自身も、この機会に「海外視察の本当の価値とは何か」を考えてみました。
海外視察そのものを否定するつもりはありません。
例えば、アメリカ・インディアナ州ラフィエット地域であれば、SUBARUの工場があり、産業政策や人材育成、パデュー大学との産学連携など、太田市に直接生かせるテーマがあります。
また、姉妹都市との交流や公式行事への参加など、市長だからこそ果たせる役割もあるでしょう。
一方で、市民が知りたいのは、「何を見て、何を学び、太田市にどう生かすのか」という点ではないでしょうか。
EBPM(証拠に基づく政策立案)を掲げるのであれば、海外視察も成果につながる明確な目的と検証が求められます。
もし私がバーバンクを訪れる機会があるなら、ぜひ体験したいものがあります。
それは、ロサンゼルス周辺で実用化が進む完全自動運転タクシーです。
現在、日本でも人口減少や運転手不足への対応として、デマンド交通の充実が課題となっています。
もし10年後、自動運転が当たり前になれば、道路政策や公共交通の考え方は大きく変わるかもしれません。
ドア・ツー・ドアの移動サービス
無人運転による交通コストの削減
高齢者の移動支援
コンパクトシティに依存しない新しい地域交通
こうした未来を実際に体験することで、太田市の交通政策にも新しい視点が生まれるはずです。
また、SUBARUが電気自動車の展開を進める中で、テスラなどの先進的なEVや運転支援技術を実際に体感することも、大きな学びになるでしょう。
バーバンクは映画・テレビ産業が集積する都市としても知られています。
フィルムコミッションや映像産業による地域活性化など、太田市が今後取り組むシティプロモーションや企業誘致の参考になる点もあるかもしれません。
また、裕福な都市として知られる地域だからこそ、
「なぜ豊かな都市になったのか」
「市民サービスはどう支えられているのか」
といった視点で見ることも重要です。
もちろん、アメリカと日本では社会制度や文化、人口構成も異なります。
そのまま真似することはできませんが、未来を考えるヒントを得ることはできるでしょう。
海外視察の価値は、飛行機に乗ることでも、現地を訪れることでもありません。
本当の価値は、
「そこで得た学びを、どのように太田市の政策へ生かすか」
にあります。
帰国後にどのような成果を市民へ報告し、どんな政策につなげていくのか。
そこまで含めて初めて、海外視察の意義が評価されるのではないでしょうか。
私も今回の訪問が、太田市の未来につながる有意義なものになるのか、今後の報告や政策への反映を注目していきたいと思います。
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ヤマモト シンイチ/46歳/男
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