2026/7/16
こんにちは。太田市役所を退職して、太田市議会議員を目指す山本しんいちです。
さて、今日はシニア人財について考えます。多くの企業が定年を延長し、シルバー人材センターでも人手不足になりつつあります。
一方で太田市では、多くのベテラン世代が定年を迎え、その豊富な知識や経験が十分に地域で活かされていない現状があります。学校現場では専門性の高い人材が不足していたり、中小企業では技術継承に課題を抱えていたり、地域活動では人手不足に悩む団体も少なくありません。太田市の高齢化率は令和5年時点で26.4%と、約4人に1人が高齢者であり、今後も上昇が予測されています。これは、裏を返せば、地域にはまだまだ多くの「人財」が眠っているということでもあります。
なぜ重要なのか
この「シニア人財バンク」は、単に高齢者の活躍の場を増やすだけでなく、太田市全体の活性化に繋がる重要な施策です。例えば、子育て世帯にとっては、退職した元教員が放課後学習をサポートしたり、元技術者が科学教室を開いたりすることで、子どもたちの教育の質が向上します。中小企業にとっては、経験豊富な元経営者や技術者がアドバイザーとして加わることで、事業承継や新たな挑戦への道が開けます。これは、若者が太田市で働き、子育てをする上での魅力にもなります。高齢者自身も、社会との繋がりを持つことで生きがいを感じ、健康寿命の延伸にも繋がります。まさに「人への投資が地域を強くする」好循環を生み出すのです。
課題を整理する
現状の課題としては、まず「知られていない」という点が挙げられます。経験を活かしたいシニア世代と、人材を求める学校・企業・地域団体との間に、情報が行き渡っていないのです。また、マッチングの仕組みが「利用しづらい」という声も聞かれます。行政の制度が縦割りになっているために、どこに相談すれば良いか分かりにくいという側面もあります。さらに、マッチング後のサポート体制の不足も課題です。せっかく繋がっても、継続的な活動に繋がらないケースも散見されます。人口減少が進む太田市において、この貴重な人財を活かせないのは大きな損失と言えるでしょう。
全国の先進事例
1. 北海道帯広市「シニア人材マッチングシステム」
北海道帯広市では、専用のマッチングシステムを導入し、就労を実現しましたに結びつけています。これは、テクノロジーを活用して効率的なマッチングを実現した好例です。企業側は求めるスキルを明確にし、シニア側は自身の強みを正確に伝えることで、高い成約率に繋がっています。
2. 愛知県「高齢者がいきいきと輝くまちづくりモデル事業」
愛知県では、ものづくり中小企業の人材不足に対し、シニア世代を重要な労働力として捉え、事業所訪問を通じてマッチングを促進しています。特に、地域が一丸となって高齢者に新たな活躍の場を提供することで、地域経済の活性化にも貢献しています。
これらの事例から、太田市でも、単なる登録制度に留まらず、ITを活用した効率的なマッチングシステムと、企業や地域団体への積極的な働きかけが成功の鍵となることが分かります。
私、山本しんいちは、市役所職員として商業振興や工業振興、起業支援に携わる中で、太田市の中小企業が抱える人材や技術継承の課題を肌で感じてきました。また、市民税の担当として、税収を支える「人」の重要性も痛感しています。労働組合のトップとして11年間活動してきた経験から、現場の声を行政に届けることの重要性も誰よりも理解しています。そして、私自身も子育て世代として、子どもたちが多様な大人と触れ合い、豊かな教育を受けられる環境を強く願っています。
私の提唱する「人財ジャンクション構想」は、まさにこのシニア人財バンクの考え方と深く繋がっています。人と人をつなぎ、世代を超えて学び、挑戦を応援する。行政だけではなく、市民・企業・学校が力を合わせることで、太田市はもっと強くなれると確信しています。七転び八起き、どんな困難があっても「凡事徹底」で、この構想を実現したい。
こんな街にしたい
私が目指すのは、「挑戦が生まれる太田市」です。経験豊富なシニア世代が、その知識と情熱を次世代に伝え、若者が新たな事業や地域活動に臆することなく挑戦できる街。子どもたちが、様々な分野のプロフェッショナルと出会い、夢を育める街。そして、高齢者が生きがいを感じ、地域社会の一員として輝き続けられる街です。シニア人財バンクは、そんな太田市の未来を創るための、大切な一歩になると信じています。この仕組みが機能すれば、太田市は「人への投資が地域を強くする」という理念を体現し、持続可能な地域活性化を実現できるでしょう。
太田市には、まだまだ活かしきれていない「人財」の宝庫があります。シニア人財バンクは、その宝を掘り起こし、地域全体で輝かせるための仕組みです。この取り組みを通じて、太田市は世代を超えた交流が生まれ、誰もが生きがいを感じ、挑戦できる「人をつむぎ、挑戦が生まれる太田市へ」と大きく変わっていくはずです。
皆さんは、この「シニア人財バンク」についてどう感じましたか?あなたの経験や知識を活かしたい、あるいは地域で活躍してくれるシニアの力を借りたい、そんな思いはありませんか?ぜひ一緒に、太田市の未来を考えてみませんか?小さな改善の積み重ねが、暮らしやすい街につながります。
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ヤマモト シンイチ/46歳/男
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