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山本 しんいち ブログ

「誰一人取り残さない街」を、シニアの経験と地域の絆でつくる!

2026/6/28

こんにちは、山本しんいちです。
私が長年勤めた太田市役所を退職し、太田市議会議員選挙への挑戦を決意した理由。それは、これまで行政の最前線で培ってきた経験を、これからは「市民の皆様の一番近い場所」で、太田市の未来のために100%注ぎ込みたいと考えたからです。
太田市は本当に素晴らしい、住みよい街です。ですが、時代が変わるにつれ、私たちの身の回りにある「困りごと」は複雑になり、見えにくくなっています。
いま、私が最も危機感を持って取り組み、皆さんと一緒に解決したいと考えているのが「高齢者福祉、そして地域全体で支え合う『重層的支援』の仕組みづくり」です。


■1. 表面化しにくい「8050問題」と、見守りの現場が抱える限界
皆様は「8050問題」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。
80代の高齢の親御さんが、社会的孤立やひきこもり状態にある50代のお子さんの生活を必死に支え、家庭全体が行き詰まってしまうという深刻な社会問題です。
これらは家の中に隠れてしまいがちで、周囲からはなかなか見えません。さらに、お金の困窮、介護、病気など、複数の問題が複雑に絡み合っているため、これまでの「社会支援課」や「障がい福祉課」といった市役所の縦割り制度だけでは、救い上げることが難しいのが現状です。
では、誰が最初にこのSOSに気づけるのか。
それは、地域を日々見守ってくださっている「民生委員」の皆様ではないか。
しかし、ここで大きな課題があります。民生委員の皆様はボランティアでありながら、担う責任や業務があまりにも重くなっています。なり手不足や高齢化も進んでおり、「民生委員さんだけに頼り切る福祉」は、もう限界を迎えています。また民生委員だからといって家庭内の問題に積極的に介入できるわけではありません。

■2. 定年延長職員(シニアの力)を「地域コーディネーター」に!
そこで「定年延長を迎えた60歳〜65歳の市職員を各行政センターに配置し、地域の『チームリーダー(地域コーディネーター)』としてフル活用する」という政策です。
長年、行政で法律や制度を扱い、実務をこなしてきたシニア職員の知識は、太田市の大きな財産です。彼らをデスクワークだけで終わらせるのではなく、現場に投入します。

・民生委員さんの負担を半分に: 市の職員が一部の役割をしっかりと担い、民生委員さんと二人三脚で地域を回ります。「市役所も一緒に戦っている」という体制を作ります。
・「見える化」とスピード解決: 地域コーディネーターがハブ(繋ぎ役)となり、民生委員さんが見つけてくれた小さなSOSを、すぐに市役所の適切な支援へとダイレクトに繋ぎます。

民生委員さんを孤立させない。そして、行政のプロが地域に常駐することで、隠れた困りごとを「見える化」していきます。

■3. 「空き家問題」へのコミットと、防犯・防災の強化
この「地域コーディネーター」と民生委員さんのネットワークは、福祉だけでなく「地域の空き家問題」の解決にも直結します。
誰が所有しているかわからない空き家、手入れがされず放置された家は、防犯面や防災面(放火や倒壊の恐れ)で近隣住民の大きな不安要素です。
地元をよく知る民生委員さんと、行政の手続きに強いシニア職員がタッグを組むことで、空き家の実態を正確に把握し、危険な空き家への早期対策や、有効活用へのアプローチを迅速に進めることができます。

■4. デジタルデバイド(格差)を解消し、一人暮らし高齢者の「孤独死」をゼロに
もう一つ、絶対に置き去りにしてはならないのが、一人暮らしの高齢者の皆様の安心です。
世の中はどんどんデジタル化し、便利になっています。しかし、高齢者の方々がその恩恵から取り残される「デジタルデバイド」が起きています。
私は、「一人暮らしの高齢者の皆様へのタブレット端末の無償貸与」を提案したいと思っています。
「操作が難しそう」という心配はいりません。ここでも地域コーディネーターや民生委員さんが、丁寧に使い方をサポートします。

このタブレットを使って、
・毎日の簡単なボタン操作による「安否確認」
・体調不良や緊急時の「ワンタッチSOS」
・地域のお知らせや、行政センターとのビデオ通話による「孤独感の解消」

これらを可能にする仕組みを作ります。テクノロジーの力と、人の温かい見守りを掛け合わせることで、太田市から「孤独死」という悲しい言葉をなくしたいのです。

■誰一人取り残さない、温かい大田市を共につくりましょう
福祉とは、誰か一部の人のためのものではありません。
今日元気なあなたも、あなたのご家族も、いつ支援が必要になるかは分かりません。だからこそ、「困った時に、すぐに手が届く仕組み」を街全体に張り巡らせておく必要があります。
「市役所の仕組み」と「現場の地道な活動」のどちらも知っている私だからこそ、点と点をつなぎ、実効性のある、本当に動く福祉体制を構築できます。
若者のエネルギー、そしてシニアの豊かな経験と知恵。そのすべてを融合させ、子どもからお年寄りまで、誰一人取り残さない温かい太田市を、私、山本しんいちと一緒に作っていきませんか。

 

 


 

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著者

山本 しんいち

山本 しんいち

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肩書 行政と民間の翻訳者
党派・会派 無所属
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