2026/8/15
【松山市 木下ごう】沖縄に誕生した大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」が、開業から1年を迎えました。

約60ヘクタール、東京ドーム約13個分の広大な敷地に、約700億円を投じた一大プロジェクト。USJをV字回復させた森岡毅さん率いる「刀」が手掛け、多くの優秀な人材が関わっています。
それでも、開業1年を迎え、集客や運営について厳しい報道が出ています。
私はこのニュースを見て、観光によって街を活性化することの難しさを改めて感じました。
沖縄という強い観光ブランド、広大な土地、巨額の資金、経験豊富な人材。
これだけの条件がそろっていても、観光客に実際に足を運んでもらい、また来たいと思ってもらうことは簡単ではありません。観光は、施設を造るだけでは成り立ちません。
「なぜ、そこへ行くのか」という理由をつくり、そこへ人を呼び、滞在してもらい、地域でお金を使ってもらう。そうした仕組みを一つひとつ積み重ねる必要があります。
松山市も、道後温泉や松山城、文学、瀬戸内海、食や文化など、多くの観光資源を持っています。
だからこそ、観光客を増やすことだけを目標にするのではなく、「何を目的に松山へ来てもらうのか」「どこで過ごしてもらうのか」「地域にどんな経済効果を生み出すのか」まで考えることが大切だと思います。
ジャングリア沖縄の挑戦は、まだ始まったばかりです。これからさらに成長する可能性もあります。それでも、このプロジェクトから見えてくるのは、観光で街を活性化するという仕事の難しさです。
松山市がこれから観光による街づくりを考えるうえでも、大きなヒントを与えてくれる出来事だと思います。
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電力会社出身・44歳
木下ごう
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キノシタ ゴウ/44歳/男
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