2026/8/13
政治の世界を目指すと決めてから、ずっと心に引っかかっていることがあります。
結婚したくても、できなかった人。
子どもが欲しくても、授からなかった人。
その人たちのために、政治は何ができるのだろう。
少子化対策というと、若い世代への生活支援、出会いの機会、婚活、子育て支援など、さまざまな政策が考えられます。
しかし私は、人間の家庭形成を「環境を整えれば結果が増えるもの」として捉えることに、違和感があります。

魚を飼う水槽なら、水温や水質、餌などを整えることで、繁殖しやすい環境をつくれます。でも人間の結婚や出産は、同じように環境を整えれば増えるものという単純なものではないと考えるのです。
私は、人の心を考えることが本当は大切だと思っています。
「この人と一緒に生きたい」
「この人と家庭をつくりたい」
「子どもを育てたい」
そう思える心の余裕。未来を考えられる安心感。自分の人生を前向きに考えられる余裕が持てるかどうかです。
だから、少子化対策として若い世代だけを支援することよりも、すべての世代が安心して暮らせる社会をつくることを大切にしたい。
生活に追われず、将来を考えられる。
働いて得た収入で、安心して暮らせる。
安心して住める場所がある。
困ったときに社会の支えがある。
そうした生活の安心が、人の心に余裕を生み、人生の選択肢を広げていくのだと思います。
そして、私が今も悩み続けているのが、その先です。
結婚したかった人。
子どもが欲しかった人。
その願いを抱きながら、別の人生を歩んできた人たちに、政治は何ができるのだろう。
少子化という言葉で考えると、どうしても出生数に目が向きます。私は、その数字の一人ひとりに目を向けたい。
結婚している人も、独身の人も。子どもがいる人も、子どもを授からなかった人も。すべての人が、自分の人生に安心と希望を持って生きられる社会をつくる。
その社会の中で、家庭を持ちたい人が家庭を持ち、子どもを育てたい人が子どもを育てる。そして、一人ひとりが自分の人生を大切にして生きていく。
「どうすれば子どもが増えるのか」
私は、その問いの前に、
「どうすれば、人が人生に希望を持てる社会をつくれるのか」
を考えたい。
政治の世界を目指す今、私はこの問いをずっと考えています。
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電力会社出身・44歳
木下ごう
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キノシタ ゴウ/44歳/男
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