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【松山市 木下ごう】社会を変えるのに、大きな痛みは必要なのでしょうか

2026/6/15

【松山市 木下ごう】「改革」という言葉を聞くと、私はつい「大きな変化」や「大きな痛み」を思い浮かべてしまいます。

予算を大幅に削る。 組織を一気に変える。 これまでのやり方を全部やめる。

そんな大胆な改革こそが、世の中を変える方法だと思われることもあります。

しかし、人間の体や心は、急激な変化に弱いものです。

体重が急に変わると体調を崩しやすくなります。

仕事の締め切りがいきなり半分になれば、ミスやストレスが増えてしまいます。

収入が急激に減れば、不安になります。

人も組織も、大きすぎる変化にはなかなか適応できません。

一方で、5%や10%程度の変化であれば、工夫や知恵によって受け入れられることも多いのではないでしょうか。

これは行政にも当てはまるのではないかと感じています。

松山市の予算規模は、全体で約4,500億円です。

もし、その使い方を10%改善できれば、約450億円分の新たな価値を生み出せる可能性があります。

もちろん、単純に10%削ればよいという話ではありません。

本当に必要なところは守りながら、

業務の効率化

デジタル化

重複した事業の見直し

会議や書類の簡素化

などを進めることで生まれた余力を、

現場で働く職員の処遇改善

子育てや福祉の充実

市民への経済的な還元

などに振り向けることができれば、松山市全体にとって大きなプラスになるはずです。

450億円という数字はとても大きく感じます。

しかし、その始まりは、たった1%、5%、10%の小さな改善かもしれません。

社会を変えるために、必ずしも大きな痛みは必要ない。

小さな改善の積み重ねが、やがて大きな変化になる。

私は、そんな考え方を大切にしたいと思っています。

劇的な改革ではなく、昨日より少し良くする。

その積み重ねこそが、松山市の未来をより良いものにしていくのではないでしょうか。

───
電力会社出身・44歳
木下ごう

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著者

木下 ごう

木下 ごう

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松山市

肩書 元四国電力送配電社員/情報通信技術者
党派・会派 無所属
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