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おおさわ あつし ブログ

ジェーソンまで撤退!!加須市はどこへ向かうのか

2026/5/6

また、撤退のニュースが届きました。

ビバモール加須のジェーソン加須店——撤退が決まりました。

カスミに続いて、ジェーソンまで。

「もうどうしようもない」——そう感じた加須市民も多いのではないでしょうか。

今日は、この現実から目を背けずに——正直に向き合います。

 

ビバモール加須、今どうなっているのか

少し前まで——ビバモール加須には、核テナントが揃っていました。

ユニクロ、青山、幸楽苑、カスミ、ジェーソン、マクドナルド——生活に必要なものは、ひとまずビバモールに行けば揃っていた。

でも今——カスミが撤退を決め、ジェーソンまで撤退が決まりました。

マクドナルドも——カスミの隣にあることを考えると、心配な状況です。

核テナントが抜けたショッピングモールがどうなるか——全国の事例が答えを教えてくれます。

残るテナントが撤退を検討し始める。「あのモールはもう終わり」というイメージが広がる。お客さんが来なくなる。さらにテナントが撤退する——この連鎖が始まります。

 

なぜジェーソンまで撤退するのか

感情論ではなく——構造で考えます。

ジェーソンは「低価格」を武器にしたディスカウントストアです。「安さ」を求めるお客さんに支持されてきた。

でも——ジェーソンが撤退するということは、「安さ」を求めるお客さんが来ても、採算が取れなくなったということです。

理由①人口減少による来客数の減少
カスミと同じ構造です。来る客が減れば——どんなに安くても、採算が取れなくなります。

理由②競合の存在
モラージュ菖蒲、アリオ鷲宮、イオンモール羽生——車で行ける大型商業施設が周辺に充実しています。「わざわざビバモールに行く理由」が薄れています。

理由③ネット通販の台頭
「安いものはAmazonで買えばいい」——この発想が広がれば、ディスカウントストアの存在意義が薄れます。

これらの構造は——加須市だけの問題ではありません。でも加須市では、特に深刻な形で現れています。

 

ビバモール加須の未来——正直に予測する

カスミが抜けて、ジェーソンが抜けた後——ビバモール加須はどうなるのか。

正直に予測します。

最悪のシナリオ

残るテナントも次々と撤退。ビバモール加須が実質的なシャッターモールになる。「加須市に大型商業施設がない」という現実が固まる——。

これは「絵空事」ではありません。全国各地で、同じことが起きています。

最良のシナリオ

カスミ・ジェーソンの撤退を「再生のチャンス」と捉える。跡地を別の用途で活用する。新しいテナントを誘致する——。

でも——何もしなければ、最悪のシナリオが現実になります。

 

全国の「撤退後」の事例から学ぶ

全国には——大型商業施設が撤退した後、見事に再生した事例があります。

岐阜県飛騨市
大型スーパーが撤退した跡地を——地元農産物の直売所と飲食複合施設に転換。「地元の食」を核にした新しい商業施設として再生しました。

島根県海士町
商業施設が消えた離島で——「ないものはない」という逆転の発想で、島の魅力を全面に出したブランド戦略を展開。移住者が増え、経済が復活しました。

共通点は一つ——「撤退を嘆くだけでなく、再生に動いた」こと。

 

ビバモール加須の跡地、こう使うべきだ

カスミとジェーソンが抜けた跡地——何に使うべきか。

私の提案は——「地域の核」に転換することです。

提案①地元農産物の直売所

北川辺米、加須の農産物——これらを直接買える「ファーマーズマーケット」として活用する。

生産者の顔が見える。新鮮な農産物が買える——「安さ」ではなく「本物の価値」で勝負する場所に変える。

「カスミよりいいものが買える場所」——これが実現すれば、加須市内外から人が来ます。

提案②シェアキッチン・フードホール

複数の飲食店が一つの空間でシェアするフードホール——若い料理人、地元の食の作り手が出店しやすい場所を作る。

「加須の食が集まる場所」——これは観光客を呼び込む力にもなります。

提案③コミュニティスペース

子どもの遊び場、高齢者のサロン、若者の作業スペース——「買い物する場所」から「人が集まる場所」に転換する。

「物を売る場所」ではなく「人が来たくなる場所」——これが未来の商業施設の姿です。

 

「どうしようもない」で終わらせない

「もうどうしようもない」——その気持ちはわかります。

カスミが撤退して。ジェーソンまで撤退して——「加須市はもう終わりだ」と感じる人もいるでしょう。

でも——「どうしようもない」で終わらせたら、本当に終わります。

全国の再生した街を見ると——共通点があります。

「どうしようもない」という現実を受け入れた上で、「でも変えられる」と信じて動いた人がいた。

カスミの撤退を嘆くだけの街と、撤退を「再生のチャンス」に変えた街——10年後に大きな差が生まれます。

 

加須市民へのお願い

最後に——加須市民の皆さんに、一つお願いがあります。

「撤退した」という事実を、SNSで発信し続けてください。

「カスミまで撤退」の記事が32,847アクセスを集めたのは——多くの加須市民が「自分のことだ」と感じて、シェアしてくれたからです。

市民の声が大きくなれば——行政も議会も動かざるを得なくなります。

「加須市はこのままでいいのか」という問いを——市民全員で共有することが、変化の第一歩です。

 

おわりに

ジェーソンまで撤退——加須市はどこへ向かうのか。

このまま何もしなければ——ビバモール加須のシャッターモール化、商業空洞化の第二波、人口減少の加速——この負のスパイラルが続きます。

でも——動けば変わります。

跡地を「地域の核」に転換する。地元農産物の直売所を作る。シェアキッチンで若い料理人を呼び込む——これらは「夢物語」ではなく、全国で実現している話です。

「どうしようもない」を「どうにかする」に変えること——それが今、加須市に必要なことです。

カスミの次にジェーソン。ジェーソンの次は何か——「次の撤退」を待つのではなく、「次の一手」を考える時が来ています。

加須市の未来は、まだ変えられます。

 

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著者

おおさわ あつし

おおさわ あつし

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肩書 一般社団法人日本外国人材振興機構 代表理事/JFRアカデミー(ネパール)校長
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