2026/5/29

みなさん、こんにちは。野村泰暉(のむらたいき)です!
今日は筆が乗って、3本目の記事をUPさせていただきます。
この『今すぐできる「移動」のイノベーション』は、私が立候補を決心する前に書いた、野村泰暉なりの地方創生のアイデアです。
明日が投開票の新潟県知事選でも、「若者の流出」について、多くの候補者が言及しています。
そこで今回は、地方の大きな課題である「若者の流出」について、日常の『娯楽』や『交通』というリアルな若者目線から、一歩踏み込んで論じてみたいと思います。
「地方の人口流出を止めよう」と言われて久しいですが、なぜ若者がいないと困るのか。
それはシンプルに「労働力不足」に直結するからです。働く人がいなくなれば地域の経済活動は止まり、魅力的な製品やサービスは供給されなくなります。稼ぐ人がいなければ消費も滞り、行政目線で言えば納税者が減るため、これまでの住民サービスを維持することすら困難になります。
長岡市でも、子育て支援の拡充や移住・定住促進、Uターン支援など、様々な政策が打たれています。しかし、それでも若者の流出に歯止めがかからないのはなぜでしょうか。
外郭団体などの調査や、地域の若者たちへのヒアリングを重ねる中で、見えてきた本音があります。それは、「買い物する場、遊ぶ場など、ワクワクする娯楽が少ない」という切実な声です。

なぜ、私が東京で焼肉を食べながら地方の娯楽を考えたのか。それは「こういう特別感のあるお店が、地元にもっとあればいいのに」という会話がきっかけでした。
地方は都市部に比べてどうしても飲食店の絶対数が少なく、選択肢が限られます。その結果、若者の間で何が起こるかというと、デート中に「あ、ここ元カレ(元カノ)と来た場所だ……」と現実に引き戻され、萎えてしまうという「地方特有のジレンマ」です。特別な瞬間が、あっという間に狭い地域の日常に飲み込まれてしまうのです。
「長岡には〇〇(自然や伝統行事)がある!」という反論もあるでしょう。しかし、私たちは毎週カヌーに乗るわけでも、毎週お祭りに参加するわけでもありません。
でも、都会の人だって、毎週ディズニーランドに行くわけではないはずです。大切なのは、「行こうと思えば、いつでも新しい刺激に手が届く」という選択肢の多様性なのではないでしょうか?
さらに、地域のイベントにも同じことが言えます。長岡が誇る「アオーレ長岡」などで開催されるイベントに、私も実行委員会メンバーとして参画しています。しかし、どうしても主催者や出店するキッチンカー、集まる顔ぶれが固定化されがちです。「あいつが来るなら行くのをやめよう」といった狭い人間関係の摩擦が、せっかくの非日常のイベントすらも日常の1コマに変えてしまっています。
若者の心にとって、地方の娯楽は圧倒的に「供給不足」なのです。
こうした多様な飲食店や娯楽が育ちにくい背景には、地方の「車社会」と「公共交通機関の弱さ」があります。
飲食店の経営において、利益を支える大きな柱は「お酒(アルコール)」です。しかし、車社会の地方では「ふらっと飲んで電車で帰る」ができません。 例えば長岡市の場合、県外からの学生も多い長岡技術科学大学や長岡造形大学方面へ向かう、長岡駅発の最終バスの時刻は21時よりも前です。これでは、学生や若者が駅前の繁華街でゆっくり交流を深めることすら不可能です。タクシーや運転代行を頻繁に使えるほど、若者の財布に余裕はありません。
移動手段がないため、若者が夜の街に出ない
お酒の売上が立たず、飲食店の経営が厳しくなる
お店が増えず、多様性が失われ、若者がさらに都会へ流出する
この悪循環を、政治の力、アイデアの力で断ち切らなければなりません。
デートスポットや多様性を一朝一夕に増やすのは難しいですが、「交通の仕組み」を変えることなら、今すぐ社会実験としてスタートできます。
そこで私が提案したいのが、週末限定の「夜バス」の運行です。
行政や民間が連携して貸切バスをチャーターし、金曜・土曜の夜23時頃に、長岡駅から各大学や主要住宅地へ向かう路線を走らせるのです。座席数のオーバーを防ぐため、スマホから簡単に予約できる「事前予約制」を導入するといいかと思います。
まずは学生街を終点としたルートから試験的に始め、ニーズを検証します。一定の効果が見込めれば、将来的には民間単独でのビジネスとして自走させることも夢ではありません。
私は「手取りを増やす」経済政策とともに、こうした「若者が地元で自由に動き、楽しめるインフラ」を整えることこそが、本当の意味での地方創生だと私は確信しています。
同じようなお店、同じような人間関係の繰り返しから抜け出し、長岡を「もっと刺激的で、ずっと居たい街」へ。 この「夜バス」プロジェクト、まずは社会実験として一緒に形にしてみませんか?皆さんのご意見を、ぜひお聞かせください!
野村 泰暉
(筆者 野村たいきのプロフィールを見る)
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ノムラ タイキ/27歳/男
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