2026/8/20
こんにちは。
福井市議会議員選挙に挑戦予定の大谷たかまさです。
これまで6回にわたり、全国のにぎわい創出の成功事例をご紹介してきました。
・長浜市「黒壁スクエア」
・紫波町「オガール」
・富山市のコンパクトシティ
・岡山市のウォーカブルなまちづくり
どの事例も方法は異なりますが、共通していたのは、「まちを育てる」という視点でした。
今回は、このシリーズの締めくくりとして、福井市のにぎわい創出について、私自身の考えをお話ししたいと思います。
■ 北陸新幹線の開業は「スタートライン」
福井市は北陸新幹線の開業という大きな転機を迎えました。
県外から多くの人が訪れ、新しいお店も増え、駅前の景色は以前とは大きく変わりました。
しかし、新幹線が開業しただけで、まちが自動的に発展し続けるわけではありません。
本当に重要なのは、「福井へ来た人に、もう一度来たいと思ってもらえるか」ということです。
一度訪れた人が、家族や友人を連れて再び訪れる。
そんな流れを生み出せてこそ、本当の意味で新幹線の効果が地域に根付いたと言えるのではないでしょうか。
■ 行政の役割は「主役」ではなく「応援団」
全国の成功事例を見て、私は行政の役割について改めて考えさせられました。
行政は、お店を経営することも、観光地を運営することも得意ではありません。
だからこそ、行政にしかできない役割に力を注ぐべきです。
例えば、
道路や公園などの公共空間を整備する。
規制や制度を見直す。
民間が挑戦しやすい環境を整える。
地域で活動する人たちを後押しする。
行政が前面に立つのではなく、市民や民間企業が活躍できる舞台をつくることが、本来の役割ではないでしょうか。
■ 「福井らしさ」が最大の魅力になる
全国の成功事例を見ても、他のまちをそのまま真似して成功した事例はありません。
長浜には長浜の歴史があります。
富山には富山の交通網があります。
紫波町には紫波町ならではの挑戦があります。
福井市にも、福井市だけの魅力があります。
歴史ある城下町。
豊かな食文化。
ものづくりの技術。
自然の豊かさ。
そして何より、人の温かさです。
私は、こうした福井らしさこそが、他の都市にはない強みだと思っています。
■ 市民が主役のまちづくり
私は消防職員として14年間、市民の皆さんの暮らしに寄り添ってきました。
その経験から感じるのは、地域を支えているのは行政だけではないということです。
自治会で活動する方。
商店街で頑張る方。
地域のお祭りを続ける方。
ボランティアで活動する方。
地域の子どもたちを見守る方。
こうした一人ひとりの活動が、まちの魅力をつくっています。
だからこそ、にぎわい創出も、市民が主役であるべきです。
行政は、その挑戦を支える存在でありたいと私は考えています。
■ 「一度の成功」より「10年後の成功」
まちづくりは、選挙のために行うものではありません。
次のイベントのためでもありません。
10年後。
20年後。
子どもたちが大人になったときに、
「福井で暮らして良かった。」
「福井へ戻ってきたい。」
そう思えるまちをつくることが、本当の目的だと思います。
そのためには、短期的な成果だけでなく、長期的な視点でまちを育てていくことが必要です。
■ 私が目指す福井市
私は、「にぎわい」とは人の多さだけではないと思っています。
笑顔であいさつを交わす人がいる。
子どもたちの声が聞こえる。
商店街で顔なじみ同士が会話をする。
観光客が「また来たい」と感じる。
そんな日常の積み重ねが、本当のにぎわいではないでしょうか。
私は、消防職員として現場で培った経験を生かし、市民の皆さんの声を大切にしながら、行政と民間、市民が力を合わせて福井市の未来をつくるお手伝いをしたいと考えています。
■ おわりに
今回、全国の事例を調べて改めて感じたのは、にぎわいは、お金で買うものでも、建物だけで生まれるものでもないということです。
人が挑戦し、人が集い、人と人とのつながりが少しずつ育っていく。
その積み重ねが、地域の未来をつくります。
福井市にも、その可能性は十分にあると私は信じています。
これからも全国の先進事例を学びながら、福井市に合ったまちづくりについて、市民の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
本日もよろしくお願いいたします。
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>大谷 たかまさ (オオタニ タカマサ)>福井市のにぎわい創出に本当に必要なこと――「造る」から「育てる」まちづくりへ