2026/8/19
こんにちは。
福井市議会議員選挙に挑戦予定の大谷たかまさです。
これまで、
・滋賀県長浜市「黒壁スクエア」
・岩手県紫波町「オガール」
・富山市のコンパクトシティ
・岡山市のウォーカブルなまちづくり
という4つの事例をご紹介してきました。
地域の規模も、歴史も、取り組みの内容も異なります。
それでも、成功しているまちには共通する考え方がありました。
今回は、その共通点を5つに整理してみたいと思います。
■ 法則① 「建物」ではなく「人」を中心に考えている
成功している自治体は、「立派な建物を造ること」を目的にしていません。
考えているのは、「人がどのように過ごすか」ということです。
人が歩く。
座る。
買い物をする。
友人と話す。
子どもが遊ぶ。
こうした日常の積み重ねが、まちのにぎわいになります。
建物は、そのための手段に過ぎません。
■ 法則② 行政は主役ではなく「黒子」になっている
今回ご紹介したどの事例でも、行政がすべてを運営しているわけではありませんでした。
行政は、
道路を整備する。
制度を整える。
土地を活用する。
民間が挑戦しやすい環境をつくる。
こうした役割を担っています。
一方で、
お店を経営する。
イベントを企画する。
サービスを生み出す。
こうしたことは民間が担っています。
つまり、行政が前に出るほど成功するのではなく、民間が活躍しやすい環境を整えるほど成功しているのです。
■ 法則③ 「一度来る人」ではなく「何度も来る人」を増やしている
一日限りのイベントで一万人が来ることは、とても素晴らしいことです。
しかし、にぎわいを支えるのは、
毎週来る人。
毎月来る人。
毎日利用する人。
です。
「また行きたい。」
「今日は家族も連れて行こう。」
「今度は友人と来よう。」
そう思ってもらえる場所は、自然と人が集まり続けます。
持続的なにぎわいは、「リピーター」がつくるのです。
■ 法則④ 「完成」をゴールにしていない
公共事業は、建物が完成すると一区切りになります。
しかし、成功している自治体は違います。
完成してから、
利用状況を調べる。
市民の声を聞く。
改善する。
新しい挑戦を取り入れる。
こうしたサイクルを繰り返しています。
つまり、まちづくりに完成はありません。
時代や人の暮らしに合わせて、少しずつ進化し続けています。
■ 法則⑤ 地域の個性を生かしている
黒壁スクエアは「ガラス」。
オガールは「公有地活用」。
富山市は「公共交通」。
岡山市は「歩きたくなる空間」。
どの事例も、他のまちの真似をしたわけではありません。
その地域の課題や強みを分析し、自分たちに合った方法を選んでいます。
つまり、成功の秘訣は、成功事例を真似することではなく、「成功した考え方」を自分たちの地域に合わせて応用することなのです。
■ 福井市でも生かせる考え方
福井市も北陸新幹線の開業により、大きな転換期を迎えています。
だからこそ、「他のまちはこうしているから。」ではなく、「福井市には何があるのか。」「福井市だからできることは何か。」という視点が大切になります。
歴史。
食。
ものづくり。
自然。
人の温かさ。
こうした福井らしさを生かしながら、市民も観光客も「また来たい」と思えるまちを育てていくことが重要ではないでしょうか。
■ にぎわいは、一人ではつくれない
今回ご紹介した全国の事例に共通していたのは、行政だけでも、民間だけでも、地域住民だけでも、成功していないということです。
行政が環境を整え、民間が挑戦し、市民が利用し、地域全体で育てていく。
その積み重ねが、本当のにぎわいを生み出しています。
私は、にぎわいとは「人の多さ」ではなく、「このまちが好きだ」と思う人の多さなのではないかと思います。
次回は、このシリーズの最後として、「福井市のにぎわい創出に本当に必要なこと」について、私自身の考えをお話ししたいと思います。
本日もよろしくお願いいたします。
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ホーム>政党・政治家>大谷 たかまさ (オオタニ タカマサ)>全国の成功事例に共通する「5つの法則」――にぎわうまちには理由がある