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大谷 たかまさ ブログ

【現場の声】高齢者の負担は、静かに増えている

2026/6/19

最近、地域の方からこんなお話を伺いました。

「子どもの政策はどんどん良くなっている。でも、その分、高齢者の負担は増えているのではないか」

私はこの言葉に、とても考えさせられました。

確かに今、子育て支援の充実は大きく前進しています。これは歓迎すべきことです。

しかしその一方で、年金で生活する高齢者の皆さんにとっては、決して楽な状況ではありません。

たとえば医療費。

一定の所得がある高齢者の自己負担は、これまでの2割から3割へと引き上げられています。

日々の生活に直結するこの負担増は、じわじわと生活を圧迫していきます。

さらに、地域の居場所づくりにも変化が出ています。

福井市内では、よろず茶屋など、高齢者が気軽に集える場が整備されています。

こうした場所は、高齢者の孤立を防ぎ、健康を維持するうえで非常に重要な役割を果たしています。

しかし、現場では次のような声が上がっています。

自治会型デイホームの参加料が、1回100円から200円へ値上げ

運営に対する補助金の減額

一見、小さな変化に見えるかもしれません。

ですが、年金生活の中で積み重なれば、確実に参加へのハードルは上がります。

結果として何が起こるか。

「行きたいけれど、少し我慢しよう」

そんな選択が増えていくのです。

これは単なる金額の問題ではありません。

人とのつながりが薄れること=孤立のリスクの増加です。

私は消防職員として14年間、数多くの現場に立ってきました。

その中で強く感じたのは、「孤立」がもたらすリスクの大きさです。

誰にも気づかれずに体調を崩す

相談できずに問題を抱え込む

こうした状況を防ぐためにも、地域の「居場所」は最後の砦ともいえる存在です。

子どもも、高齢者も。どちらも守る福井市へ

子ども政策の充実は、未来への投資です。

だからこそ私は、それを否定するつもりは一切ありません。

しかし同時に、今を支えてきた高齢者の生活を守ることも、同じくらい重要です。

私は今後、以下のような視点で政策を提案していきます。

高齢者の医療・生活負担の実態把握と緩和策の検討

自治会型デイホームや居場所事業への支援強化

「参加しやすさ」を重視した利用料金のあり方の見直し

孤立防止を目的とした地域ネットワークの再構築

子どもか、高齢者か。

どちらかを選ぶのではなく、どちらも守るのが政治の役割だと考えています。

最後に

高齢者の負担は、大きな声にはなりにくいものです。

だからこそ、現場の小さな変化に気づき、声を拾い上げていく必要があります。

「住み慣れた場所で、安心して暮らし続けられる」

この当たり前を守るために、これからも現場の声を大切にしながら、政策へとつなげていきます。

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著者

大谷 たかまさ

大谷 たかまさ

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肩書 元消防士
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