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「それ、制度を盾にした“見殺し”ではないか」—ハラスメントの構造的放置に警鐘

2026/3/27

こんにちは。福井市議会議員選挙に挑戦予定の大谷隆将です。

 

今、福井県内で話題のハラスメントについて、今の制度は、ハラスメントを“見逃す仕組み”になっている部分があります。

 

■ 「同じ職場じゃないから対象外」—本当にそれでいいのか

派遣元の職員が、派遣先の職員に対してハラスメントを行う。

現場では普通に起こり得る話です。

しかし、いざ問題になるとこう言われます。

「雇用関係が違うので対象外です」

「同一の職場ではないのでハラスメントには該当しません」

私は、この整理に強い違和感を持っています。

なぜなら、現場では“同じ空間・同じ業務・同じ人間関係”の中で起きているからです。

 

■ 制度の外に置かれた瞬間、人は守られなくなる

この問題の本質はシンプルです。

「制度に当てはまらない=守られない」

この構造です。

・派遣先は「うちの職員じゃない」

・派遣元は「現場はそっちでしょ」

結果としてどうなるか。

誰も責任を取らない。

そして、被害者だけが孤立する。

これはもう、制度の問題ではありません。

構造的な放置です。

 

■ 「知らなかった」「対象外だった」で済ませていい話ではない

組織はよくこう言います。

「制度上、対応が難しい」

「想定されていなかったケースだ」

しかし、それは言い換えれば「想定していなかったから守りません」と言っているのと同じです。

私は、これを看過することはできません。

 

■ 本質は「力関係の放置」

ハラスメントの本質は何か。

それは、力のある側が、弱い立場の人間に対して圧力をかけることです。

所属組織が違うかどうかは、本質ではありません。

むしろ問題は、組織をまたいだ瞬間に“責任が空白になる”ことです。

ここに、制度の最大の欠陥があります。

 

■ このままでは、優秀な人から辞めていく

現場ではすでに起きています。

・声を上げた人が不利益を受ける

・証拠がなければ認められない

・どこに訴えてもたらい回し

その結果「もういいです」と言って去っていく人間がいる。

残るのは何か。

問題を起こす側と、見て見ぬふりをする側です。

そんな組織に未来はありません。

 

■ 必要なのは「制度の言い訳」をやめること

私は提案します。

まずやるべきは、制度改正以前の話です。

「対象外だから関係ない」という思考を捨てること。

これに尽きます。

・同じ場所で働いているなら守る

・実質的な上下関係があるなら責任を持つ

・組織をまたいでも、人として向き合う

当たり前のことです。

しかし、その当たり前ができていない。

 

■ 最後に

制度の穴を理由にハラスメントを放置することは、組織としての責任放棄です。

そしてそれは「見て見ぬふりをした」という事実だけが残る行為です。

現場は、制度のためにあるのではありません。

人を守るために制度があるのです。

この順番を間違えた瞬間、組織は人を壊します。

だからこそ私は、この問題をあえて強く指摘します。

見えないふりをするのか。

それとも、直視するのか。

問われているのは、制度ではなく私たちの姿勢です。

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著者

大谷 たかまさ

大谷 たかまさ

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