2026/8/11

まだ見ぬ野洲駅前の姿を思い浮かべながら、名古屋・金城ふ頭にあるアリーナを訪れました。
そこには、建物の中へ入る前から人をわくわくさせる工夫がありました。
アリーナに到着して、まず目を引かれたのは建物だけではありません。その隣に整備された駐車場です。
駐車場を囲むように緑のカーテンが配置され、無機質になりがちな空間がアリーナの外観と美しく調和していました。車を降り、会場へ向かう時間にも、これから始まるスポーツ観戦への期待が自然と高まります。
アリーナの魅力は、建物の中だけにあるのではない。到着した瞬間から始まっている。
そう感じさせる景色でした。
現在の野洲駅前アリーナ構想では、アリーナの隣に新たな駐車場を整備する計画にはなっていません。しかし、今後の検討によって計画が変わり、隣接する駐車場を設ける可能性が出てきた場合には、単に車を置く場所として考えるのではなく、景観や緑、アリーナとの調和まで含めた整備を参考にしていただきたいと思います。
視察時には、スカッシュの世界大会開催に向けた準備が進められていました。
このアリーナは、最寄りの金城ふ頭駅から徒歩約3分。選手や大会関係者、観客が集まりやすい駅近の立地は、大規模な大会を開催するうえで大きな強みです。
そして、これは野洲にも重なる条件です。
野洲駅は新快速が停車し、京都や大阪方面からもアクセスしやすい場所です。駅前に本格的なアリーナが誕生すれば、全国大会、そして将来は世界大会が野洲で開催される未来も、決して夢物語ではありません。
昨年、野洲で行われた国スポの試合では、選手たちの全力のプレーと、会場を包んだ声援に大きな感動をもらいました。
スポーツには、世代や立場を超えて人の心を一つにする力があります。アリーナができれば、野洲でその感動に出会える機会は、間違いなく増えていくでしょう。
そして、今回の訪問で最後まで強く心に残ったものがあります。
建物の定礎には、2008年5月2日の日付とともに、大きく一文字、
「夢」
と刻まれていました。
その日に刻まれた「夢」は、時を重ね、今では世界のトップアスリートが集う舞台へと育とうとしています。
ならば、次に「夢」を刻む場所は、野洲であってほしい。
野洲駅前にアリーナをつくる構想も、今はまだ、未来を描く一文字に見えるかもしれません。
しかし、その一文字を構想で終わらせず、市民が集まり、選手が競い、子どもたちが憧れ、野洲全体が感動を分かち合える現実へ変えていく。
名古屋の定礎に刻まれていた「夢」の続きを、今度は野洲で形にしたいと思います。
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ホーム>政党・政治家>田中 りょう (タナカ リョウ)>野洲市のアリーナ構想に確かなヒント。名古屋金城ふ頭アリーナがかなえた「夢」