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高齢者向け政策──100歳まで、現役で遊ぼう

2026/5/14

「健康のため」って、続かないんですよね

いきなりですが、皆さんに正直な質問をします。

「健康のために、毎日歩いてください」と言われて、続けられた経験、ありますか?

私は、無いです。

ジムも続かない。健康食品も続かない。

「健康のため」だけでは、人間って、続けられないんです。

 

これは、高齢者の方も、同じです。

「介護予防のために、体操をしましょう」と言われて、最初は来てくれる。でも、3か月もすると、来る人がだんだん減っていく。

これが、現実です。

 

では、何があれば「続く」のか?

答えは、シンプルです。

楽しい。仲間がいる。少しの賭けと、笑いがある。
 

ご年配の方の本音を、よく聞いてみてください。

「ジムは退屈」「体操教室は真面目すぎる」「同じ顔ぶれで気詰まり」「家にいる方がマシ」

──そう、おっしゃいます。

 

でも、麻雀やトランプの集まりは、何時間でも楽しめる。

「次は絶対に勝つぞ!」「悔しい!」「次回も来るぞ!」

これが、続けられる秘訣なのです。

人間は、「楽しい」から続けるのです。

 

麻雀が、認知症予防に効果的だと、医学的に分かっている

「麻雀」と聞いて、眉をひそめる方もいらっしゃるかもしれません。

「お金を賭けるギャンブルでしょ?タバコと酒の遊びでしょ?」と。

でも、ここで、はっきり書きます。

麻雀は、認知症予防の最強ツールの一つです。
 

これは、私の意見ではありません。医学的・科学的に、世界中の研究で示されています。

  • 【1.脳トレ効果】4人の手を読み、点数計算し、戦略を組み立てる。複雑なワーキングメモリーの訓練
  • 【2.社会的接触】「一人ではできない」ゲーム。家を出る、人と会う、会話する。孤独対策として最高クラス
  • 【3.継続性】「楽しさ」があるから、週2〜3回、何年も続けられる
  • 【4.多世代交流】孫と一緒にも遊べる。家族の絆を取り戻す場にもなる

実際、全国の介護予防事業や福祉施設では、すでに「健康麻雀」(賭けない・飲まない・吸わない麻雀)が広く導入されています。

仙台市健康マージャン推進委員会、日本健康麻将協会、全国各地のシニアサロン──。

これは、もう実証されたモデルなのです。

 

立川市は、何をやっているか

立川市にも、すでに素晴らしい高齢者向け事業がたくさんあります。

  • 「たちかわ健康ポイント事業」(2018年から):スマホアプリまたは歩数計を使ったウォーキングや健康教室参加でポイントを貯め、抽選で景品が当たる
  • 景品には、ホテルレストランお食事券、立飛ブルワリーのクラフトビール引換券、市内名産品など
  • 令和7年度予算でも「健康ポイント事業の強化」が明記
  • 「たちかわ健康体操」というオリジナル体操、地域包括支援センターによる介護予防
  • 生きがいと交流の「寿教室」
  • 地域の通いの場、市民防災組織、自主防災活動

これらを、私は心から評価します。立川市の職員さん、関係者の皆さんの努力の積み重ねです。

その上で、申し上げたい。

これに、もう一段、「楽しさ」と「物理的な交流ハブ」を加えたら、もっとすごいことになる。

これが、私の構想です。

 

「100歳まで、現役で遊ぼう」施設の構想

コンセプト:歩けば貯まる、賭けて笑う

施設に入ると、歩数計やカードが渡されます。

日々の歩数、施設内での体操、健康チェックへの参加で、施設内通貨「立川コイン」が貯まる。

このコインは、施設の中だけで使える、お小遣いのようなもの。

今日3,000歩歩いたら、20コイン。血圧測定したら、5コイン。簡単な仕組みです。

 

貯めたコインで、麻雀、ポーカー、ビンゴ、トランプ、将棋・囲碁の対局に参加できる。

これは、お金を賭けるギャンブルではありません。「コインを賭けて、勝ったらお菓子と交換」というレベル。

勝った人は、お茶菓子、果物、立川産の野菜、地元のパン、商店街クーポンと交換できる。

ささやかな、でも本気で楽しい、賭けの世界。

「明日は10コイン勝ったから、お茶菓子が豪華!」

「来週は、絶対に勝って、ブロッコリー持って帰る!」

こういう、小さなワクワクが、人を「明日も来よう」にさせる。

ギャンブル依存症の心配はない

これは、はっきり書きます。

この施設では、現金を一切使いません。

施設内通貨「立川コイン」のみ。換金不可、施設外持ち出し不可。

法律的にも、現金の授受がない以上、賭博には該当しません。

これは、すでに各地のデイサービス、福祉施設、健康麻雀サロンで実践されている、確立されたモデルです。

立川経済も、同時に回る

ここが、もう一つ重要なポイント。

交換するお菓子・農産物・クーポンは、すべて立川市内から調達します。

  • 立川印ブランドの農産物(他の記事で書いた都内1位のブロッコリー、東京うどなど)
  • 立川市内の和菓子屋、パン屋、洋菓子店
  • 立川市内の商店街クーポン

施設が買い取って、勝った高齢者の方に渡す。

高齢者の方は、新鮮な立川産の野菜や、地元の銘菓を持って帰れる。

立川の商店も、安定的な販路が増える。

健康政策、農業政策、商店街政策が、ひとつの仕組みで全部つながる。

これが、私が考える「立川市政の総合設計」です。

 

多摩エリア全体の交流ハブへ

立川駅は、JR中央線、南武線、青梅線、多摩モノレールが交わる、多摩エリア最大のハブ駅です。

国立、国分寺、日野、昭島、武蔵村山、東大和、八王子。どの街からも、ちょっと出かけられる場所。

 

私の構想は、この施設を「立川市民だけのもの」にしないことです。

多摩エリア全体の、高齢者の交流ハブにしたい。

 

朝、国立から電車で来たおじいちゃん。日野からモノレールで来たおばあちゃん。

立川の高齢者の方々と、麻雀卓を囲む。歩数を稼いで、コインで交換した立川印のブロッコリーを、お土産に持ち帰る。

夕方には、また家に戻る。

多摩エリアの「孤独な高齢者」を、ゆるくつなぐ、現代版の縁側。
 

これは、ただの娯楽施設ではありません。

 

健康寿命を延ばす、立川を作る

最後に、データの話をします。

立川市の高齢者人口は約4万人です。

その方々の健康寿命が、平均で1年延びると、医療費・介護費の削減効果は、何十億円規模になります。

そして、何より、ご本人とご家族の幸福度が、まったく違います。

 

利用者の方の同意のもと、歩数、ゲーム参加、健康チェックのデータを蓄積し、立川市は「どんな活動をしている高齢者が、健康寿命が長いか」を、科学的に検証できます。

その成果を、全国に発信する。

 

立川を、「日本一、高齢者が幸せな街」にできたら。

そのモデルは、必ず全国に広がります。

そうすれば、立川は、「住みたい街」「研究者が見学に来る街」「企業が拠点を置きたい街」になる。

立川全体の経済・ブランド・税収を、底上げします。

 

そして、忘れてはいけない。

これは、若い世代にとっても、本当に意味のある政策です。

あなたの両親、祖父母が、孤独で家にこもっている状態は、家族にも重い。

彼らが、毎日「行く場所がある」ことは、家族の安心につながる。

介護・看護の負担も、健康寿命が延びれば、確実に減る。

 

そしてもう一つ。

この政策は、私自身の20年後、30年後の話でもあります。

私は今35歳。私の娘が大人になる頃、私自身が高齢者になります。

そのとき、私が住んでいる立川に、こういう施設がある。

私は、そこで麻雀を打って、笑って、立川産のブルーベリーを家に持って帰る。

そんな未来を、自分のためにも、作りたいのです。

100歳まで、現役で遊ぼう。
 

これが、私、矢田一久が皆さんにお届けする、いちばん明るい約束です。

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

皆さんの声を、ぜひ私に届けてください。

矢田一久(やた かずひさ)

立川で政治活動を続けています

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著者

やた 一久

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