2026/2/8
皆様、こんにちは。唐津市議会議員の[井手清和]です。
先日は、我が地元の少年野球チーム「佐志シャーク」の卒部式に息子も入団しておりますので、長男の時から5年ぶりに出席させていただきました。
会場は、笑いあり、涙あり。子供たちの真っ直ぐな言葉と、それを見守る大人たちの熱い想いが交錯する、本当に素晴らしい式典となりました。

今回のブログでは、卒部式の感動を共有するとともに、私自身の少年時代の思い出、そして今私たちが直面している「地域コミュニティの危機」について綴りたいと思います。
佐志シャークを率いるのは、伊藤監督です。
最近のスポーツ指導は優しさが重視される傾向にありますが、伊藤監督はいわゆる「ビシバシ叱っていく」熱血スタイル。
しかし、その厳しさは決して感情的なものではなく、子供たちの成長を心から願う「愛」があるからこそです。
それが証明されたのが、卒部生たちからの言葉でした。 ほぼ全ての子供たちが、感謝のメッセージの中でこう口にしたのです。
「監督、仕事で疲れているのに、終わったあと練習に来てくれてありがとうございました」 「自主練に付き合ってくれて、本当にありがとうございました」



自分たちのために、貴重なプライベートの時間を削って向き合ってくれる大人の背中を、子供たちはしっかり見ていました。
その言葉を受けた監督の目にも、光るものが溢れていました。
叱られ、共に汗を流し、時にはぶつかり合いながら育まれた師弟の絆。
これこそが、少年野球という場が提供してくれる「人生の宝物」なのだと改めて痛感しました。
卒部式の様子を眺めながら、ふと自分自身の少年時代に思いを馳せました。
私が小学生だった頃、佐志小学校には「佐志少年野球」と「唐房シャーク」という2つのチームが存在していました。

同じ学校に2チームがある。それほどまでに、当時の佐志は野球熱が高く、子供たちの数も溢れていました。
今でも鮮明に覚えている快挙があります。私が5年生の時の「ライオンズ杯」でのことです。
トーナメントを勝ち進み、なんと決勝まで残ったのは「佐志少年野球」と「唐房シャーク」。
つまり、佐志小学校同士の対決が決勝戦になったのです。
試合会場は、勝手知ったる自分たちの母校、佐志小学校のグラウンド。
同じ学校の仲間であり、最大のライバルでもある2チームが、最高の舞台で激突しました。
結果、私の所属していた佐志少年野球が優勝を飾ることができましたが、あの日、グラウンドを包んだ熱気、応援に駆けつけた地域の方々の歓声は、今も私の耳に残っています。
一つの小学校から決勝に2チームを送り出し、ホームグラウンドで決勝戦を行う。
これは他の都道府県どこの地区でもなかなか類を見ない、佐志の野球史に残る「伝説」と言っても過言ではないでしょう。
しかし、そんな輝かしい歴史を持つ佐志の野球も、今、大きな転換期を迎えています。
少子化の波は容赦なく、私が卒業してから現在一つのチームに統合された「佐志シャーク」ですが、来年の卒団生を見送ると、部員数がついに9名を下回ってしまう見込みです。
9名いなければ、試合に出ることはできません。チームとして存続することが困難になります。
これは単に「一つのスポーツチームがなくなる」という問題ではありません。

野球を通じて、目上の人を敬う心、仲間と協力する大切さ、困難に立ち向かう精神力を学ぶ場が失われるということ。
そして、大人と子供が世代を超えて交流する「地域のコミュニティ」が一つ消えてしまうということを意味します。
あの日の決勝戦のような熱狂を、今の子供たち、そして未来の子供たちから奪ってはならない。
私は市議会議員として、そして佐志で育った一人の人間として、この危機感を強く持っています。
「佐志で野球を続けたい」 その想いを繋ぐためには、皆様の力が必要です。
野球に興味があるお子さん、まだ何もスポーツをしていないお子さん、ぜひ一度、佐志シャークの練習を見に来てください。
道具がなくても大丈夫です。まずはボールを追いかける楽しさを知ってほしい。


伊藤監督をはじめ、情熱を持った指導者たちが待っています。
仕事帰りに駆けつけてくれる大人たちが、全力で君たちの成長をサポートします。
かつて2つのチームが切磋琢磨したこの佐志の地で、再び活気あるプレーが見られるよう、私も全力で応援し、環境づくりに邁進してまいる所存です。
佐志シャークは、新しい仲間を心から歓迎します。
一緒に、佐志の野球の歴史を繋いでいきましょう!
(あとがき) 部員募集に関するお問い合わせや、体験入部の希望などがあれば、私までご連絡いただいても構いません。
地域一体となって、子供たちの未来を応援していきましょう!
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ホーム>政党・政治家>井手 きよかず (イデ キヨカズ)>佐志シャーク卒部式にて「地域の宝」である野球チームの未来を考える。