2024/10/9
【就労移行支援事業所ジョブサ品川区を見学させていただきました】
少し前になりますが、就労移行支援事業所ジョブサ品川区を見学させていただきました。
就労移行支援とは、障害者総合支援法における就労系障害福祉サービスの一つであり、通常の事業所に雇用されることが可能と見込まれる障害のある方に対して、
①生産活動、職場体験等の活動の機会の提供その他の就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練
②求職活動に関する支援
③その適性に応じた職場の開拓
④就職後における職場への定着のために必要な相談等
の支援を行うものです。
ジョブサ品川区では他事業所に先駆けてコミュニケーションスキルの重要性に着目し、対人技能に特化したプログラムを構築されてきたそうです。またコロナ禍の際にはいちはやくオンラインプログラムを開発し、リモートでも支援が受けられるようになっているそう。
障害を抱えている方のなかには、事業所まで通うことが心理的、物理的にハードルとなる方もいらっしゃると思いますが、今ではリモートを取り入れている就労移行支援事業所も増えているので是非活用してほしいと思います。
また引きこもりの方の支援で、リモートでサービスを無償提供したことで、就労につながった方もいらっしゃるそうです。
就労移行支援を利用して就職された方で、就職先で壁にぶつかり、離職してまた就労移行支援に戻ってくることもあるようですが、この再チャレンジにおける再度の就労移行支援の利用の可否は自治体によるようです。(品川区は可)
再度の利用が可能で安心してチャレンジできる制度設計は必要だと感じました。
また就労移行支援を利用して就職した人に対して就職後のサポートを行うのが就労定着支援ですが、こちらはやはり職場における様々な課題に対応していく必要があり高いスキルが必要とされる一方で報酬が低いという事業所にとっての課題もあるようでした。
さらには、障害者の職場適応に課題がある場合に、職場にジョブコーチが出向いて、障害特性を踏まえた専門的な支援を行い、障害者の職場適応を図るプロとしてのジョブコーチの養成研修を職員に受けさせたいが、いずれの研修も常に定員いっぱいでなかなか受けられないという課題、
支給決定までが非常に長いので(相談支援を受けられるまで待つ、そして申請したあと支給決定委員会での判断までにまた待つ、ということでおおよそ3-4か月待機がざらとのこと)、就労移行支援を受けることを諦めて独自に就職をし、支援を受けられずにトラブルになる方もいらっしゃるという課題
など多くの課題についても伺いました。
最近医療的ケア児の就労についても取り組んでいこうとされているようです。まさに先日の東京都肢体不自由特別支援学校PTA連合会の皆様とのお話でも、肢体不自由児、医ケア児の就職についての課題もお伺いしていたところでしたので私もこれからの取り組みに期待大です!!
休憩時間にはご利用者さんたちとお話させていただいたのですが、皆さん熱心に学ばれており、「ジョブサでしっかりIT系のスキルを身に着けてしっかりと就職したい」「高校までの学びと違って心理学やコミュニケーションなど日常生活にすぐに生きることを学べてありがたい」など大変前向きに頑張っていらっしゃいました。
就労移行支援については私も今回初めて知ることが多かったのですが、しっかりと勉強し、より良いサービスになっていくように努めていきたいと思います。
お忙しい中、ご説明いただきありがとうございました!


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