2026/4/10
豊島区における、外国籍の国民健康保険料の滞納率の高さについては過去のブログで述べました。
<豊島区 外国籍の国民健康保険料滞納の実態>
令和6年5月末時点「国籍別 国保料滞納額」
■滞納額: 外国人2.8億円、日本人5.7億円
■滞納率(金額ベース):外国人25.0%、 日本8.1%
(ベトナム56.2%、ミャンマー36.6%、ネパール33.8%、
韓国・朝鮮17.5%、中国・台湾14.1%)
今般の厚生労働省からの通達により、東京都の他自治体に先駆けて、
新宿区で「外国人の国民健康保険料を、加入初年度のみ前納させる」制度が令和8年度から始まります。
これは保険料の取りっぱぐれを防止する意味では一歩前進したと思いますし、
豊島区はこれに続くべきと思います。
ただし、加入初年度だけ前納させるのではまったくもって不十分。
なぜなら、保険料計算のベースは本国での前年所得ですが、日本では把握できないため、
実際より低くあるいはゼロと自己申告されれば、保険料は過小に算定されます。
また、2年目以降、前納させないなら、当然、滞納は防げませんから、
加入後は毎年度、在留期間中は前納させ続けなければ意味がないと考えます。
「そもそも外国人を国民健康保険に加入させるべきではない。外国人用の別建ての保険を作るか、
民間の医療保険に加入していることを入国・在留許可の条件にすべき。」といった意見にはもちろん賛成です。
国民健康保険は国の制度ですし、入国管理も国の仕事ですから、政府として上記のことを推し進めるのが筋だと思っています。
今回の厚労省からの「加入初年度の外国人には国民健康保険料を前納させることも検討せよ」との通達は
「国(厚労省)の"やってるアピール"、アリバイにすぎない」との厳しい声もあります。
とはいえ、まずは一歩前進するきっかけになったことは評価すべきではないかと思っています。
当たり前のように長く続いてきたおかしな制度を変えるには、一足飛びに100点の対応を望むのは現実的ではなく、
ゴール(あるべき制度)に向かって一歩ずつ変えていくしかないと思うのです。もちろん国民が理想の制度について声を上げ続けることは必要です。
抜本的な制度改革を国がやるまでは、(納得のいかない尻ぬぐいではありますが)保険料収納事務を任されている地方行政の立場で出来る対策をするしかないのもまた事実。
この「外国人の保険料前納必須」すらも導入しないのであれば、それは「滞納を解消しようという気がない」外国人ファーストの行政と言わざるを得ません。
今後、豊島区が「外国人の国民健康保険料の加入初年度前納必須」を導入し、
さらに「初年度のみならず、在留期間中は毎年度前納しなければ支払うまで自己負担10割とする」くらいの対応をするかどうか、注目していきたいと思います。
保険料未納を保険証の有効性にタイムリーに反映するためには、国民健康保険証はマイナンバーカードに紐づける必要があります。
外国人にマイナンバーカードを作成させ、かつ、保険料を前納するまでは紙の国民健康保険証を交付しなければいいのです。
保険料滞納問題については、国籍関係なく日本人についても、マイナンバーカードに保険証を紐づけ、
自己負担率に影響させることでかなり解消されると考えます。
私は、日本社会に迷惑をかけたり、制度やルールを守らない人、不法行為をする人に対しては国籍に関係なく厳しく対応していくべきで、
日本人だからといって擁護するつもりはまったくありません。
税金にせよ保険料にせよ、真面目に払ってきた人がバカを見るようなことはあってはならないと思っています。
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ユキヤス リエ/55歳/女
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