2026/9/7
新宿区が「住宅地での民泊営業を原則禁止する」方向で条例改正を進めると、9月7日付の新聞で報じられました。観光需要の高まりとともに民泊施設が増える一方、区民からは生活環境の悪化や安全面への不安が寄せられており、区は“住環境の保全”を最優先に舵を切った形です。
この方針の背景には、議会で長年続いてきた民泊問題の議論があります。日本共産党新宿区議団は一貫して「住民の声を区政に反映させる」という立場から、民泊規制の必要性を早期から提起してきました。
直近の新宿区議会第2回定例会で、日本共産党が住宅地での民泊は全面禁止すべきと求めると、吉住健一新宿区長は「法の目的を逸脱する」として「できない」という答弁でした。
生活環境の悪化を議会で継続的に指摘
新宿区は観光客が多く、民泊施設が急増した地域でもあります。その一方で、区民からは次のような声が寄せられてきました。
区議団はこうした声を議会で繰り返し取り上げ、「民泊は観光振興の側面があるが、住民の生活を脅かしてはならない」として規制強化を求め続けてきました。
住宅専用地域での民泊禁止を早期から提案
住宅地での民泊営業は、騒音・ゴミ問題・安全面など、住環境への影響が大きいことから、区議団は早い段階から「住宅専用地域での民泊禁止」を提案してきました。
今回、新宿区が示した条例改正案は、この方向性と一致するものです。
学校周辺の安全確保にも重点
学校周辺での民泊についても、
といった観点から、区議団は慎重な対応を求めてきました。今回の改正案で「学校周辺も規制対象」とされた点は、こうした議論の積み重ねが反映されたものといえます。
今回報道された条例改正案のポイント
新聞報道によれば、改正案の主な内容は以下の通りです。
これにより、新宿区の民泊環境は大きく変わることになります。
「より良い住環境」をつくるために
日本共産党新宿区議団はこれまで、民泊による生活環境の悪化を訴える区民の声を議会に届けてきました。今回の規制強化は、そうした声が区政に反映された結果です。
一方で、既存の民泊事業者への影響も大きく、
など、丁寧な対応が求められます。
今後は、規制の実施に向けて、住民・事業者・行政の三者がどう協力し、より良い住環境をつくっていくかが焦点となります。
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ホーム>政党・政治家>中村 たかゆき (ナカムラ タカユキ)>「住宅地での民泊原則禁止」――日本共産党新宿区議団は民泊規制をどう動かしてきたのか