2026/7/21
こんにちは、市川市議会議員の沢田あきひとです。
令和8年6月定例会(6月24日)の一般質問において、「高齢者のITリテラシーの向上」について市の考えを伺いました!
今回はそのやりとりを、皆さんにも分かりやすくご報告します。
「高齢者はスマホが苦手」というイメージ、ありませんか?
実は、市川市の調査結果を見ると、そのイメージはガラッと変わります。
市の「健康と暮らしの調査」による、年代別のスマホ利用割合はこちら。

60代で約96%、70代で約86%、80歳以上では約56%。
「毎日・ほぼ毎日使う」という人も、60代で約93%、70代で約81%。
多くの高齢者が、スマホを日常的に使っていることが分かります。
「高齢者だからデジタルは苦手」という思い込みは、もう見直す時期かもしれません。
市の情報発信や地域経済を支えるツールの登録状況も伸びています。
特にICHICOは前年の3.8倍。高齢者を含む多くの市民が、デジタルサービスに関心を持ち始めていることがうかがえます。
一方で、「使える人」が増えるほど、「使いこなせず困っている人」との差も気になります。
ハード面(スマホの購入補助など)だけでなく、使い方をフォローする仕組みが大切だと、今回の質問を通じて訴えました。
市もこれまで、以下のような普及支援を行ってきました。

スマホを持っているけれど使い方に不安がある、という方には心強い機会だと思います。
私からの提案の一つが、ホテルのフロントのように呼び鈴を置き、来庁時にすぐ相談できる窓口を作れないか、というものでした。
市(福祉部長)の答弁は次の通りです。
役割分担としては理解できますが、実際に困っている高齢者からは「どこに相談すればいいか分からない」という声もまだ多くあります。市民目線のフォロー体制の充実を、今後も求めていきます。
孤独な高齢者対策として、LINEに「1人暮らし高齢者」カテゴリを設け、自動発信で「元気ですか」と安否確認する仕組みを提案しました。
市からは「毎日決まった時間にスマホから安否確認ができるサービスの導入を検討中」との答弁がありました。ニーズの高まりを受けた前向きな動きなので、今後の具体化に注目していきます。
買い物難民対策として質問した、ネット通販の利用状況はこちら。
スマホの利用率は高い一方、買い物という場面での活用はまだ限定的です。
各サービスで操作方法が異なることもハードルの一つ。
市には、相談があった際の情報提供や利便性向上を続けてもらいたいです。
台風6号接近時、行徳地区の避難状況も確認しました。
情報伝達は、防災行政無線(市内207箇所)に加え、SNSやウェブサイトなどの「デジタル」と、テレホンサービスやテレビのデータ放送・ラジオなどの「アナログ」を組み合わせているとのこと。
デジタル化が進んでも、あらゆる世代に情報が届く仕組みは欠かせません。
市川市の高齢者は、決して「デジタルが苦手な世代」ではなく、多くの方がスマホを日常的に使っています。一方で、LINEでの安否確認、災害時の情報伝達、ネットショッピングの活用など、まだ発展途上の分野も多くあります。
「持っている」ことと「使いこなせている」ことのギャップをどう埋めるか。これは市川市だけでなく、多くの自治体に共通する課題だと思います。
引き続き現場の声を市政に届けながら、高齢者の皆さんが安心してデジタルサービスを使える市川市を目指して活動してまいります。
次回は「介護保険・苦情対応」についてご報告予定です。ぜひご覧ください。
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サワダ アキヒト/54歳/男
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