2024/6/26
白岡市議会議員 細井藤夫です。
令和6年第3回(6月)定例会が、6月6日から26日の会期で開かれました。
今回の定例会では、執行部提出議案5本、議提案1本と、請願1件を審議し、いずれも可決・採択されました。
(全議案を、まとめて書きますので、かなり長くなります)
議案第43号 「都市計画道路白岡宮代線の高速自動車国道東北縦貫自動車道弘前線上における橋桁架設工事に関する変更基本協定の締結について」
→ 賛成しました。(可決)
昨年秋に特大クレーンでつりあげた、東北道上空の橋桁の工事が終わり、最終的な事業費が確定したことから、東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)関東支社と再度協定を結びなおすものです。
今回の変更協定で、860万1356円の減となり、最終的な事業費は8億4261万1644円(橋桁架設工事)で確定しました。
この白岡宮代線、現在は総合運動公園わきの交差点までのみが事業区間として、宮代町方面への延伸は見通しが立っていませんが、宮代町側の都市計画道路の進捗とあわせて今後具体化することが見込まれます。
また、総合運動公園わきまででも、白岡市東部、宮代町、春日部市方面から白岡駅までの道路のアクセスが抜群に向上することから、事業効果は非常に高いと判断しています。
議案第44号 「道路の認定」
議案第45号 「道路の廃止」
→どちらも賛成しました。(どちらも可決)
篠津北東部の土地改良事業で、耕作放棄地を集約的に改良・開発することがすすめられています。
今回廃止となる13本の市道は、耕作放棄地内の農道で、改良することで完全に消滅するもの。
一方で、今回認定される5本の道路ですが…、廃止となる道路を路線単位で廃止することで、「土地改良事業区域外」の、新幹線高架下部分が廃止になることから、その部分を市道として残すために新たに番号をふって認定しなおすものです。
今後の活用方法等、課題もあるとは思いますが、「新幹線高架下を新たに市道をつくる」より、今認定されている市道を残して活用する方がよいと判断しました。
議案第46号 「白岡市一般会計補正予算(第2号)」
→賛成しました。(可決)
歳入歳出それぞれ4億7924万6千円を追加するものです。(補正後予算額184億5899万2千円)
主な事業として…
「低所得者給付金及び定額減税補足給付金支給事業」に3億4337万4千円
「新型コロナウイルス感染症予防接種事業」に1億0485万4千円
「小久喜橋の橋梁長寿命化事業」に990万円
など…。
小久喜橋については、老朽化が進んでいるため対策工事が必要となり、今回の補正予算でまず工事の見積もり等を出す補修設計業務を行います。
高速道路上の工事となるため、NEXCO東日本と協議を行っており、本工事は早くて令和8年度の予定です。
議提案第3号 「議案大46号令和6年度白岡市一般会計補正予算(第2号)に対する附帯決議
→賛成しました。(可決)
今回の議案第46号に、「債務負担行為」の設定が含まれていたことから、議会で慎重に審議をしました。
この「債務負担行為」は、白岡市が目指す「カーボンゼロシティ」の実現への第一歩として、学校等の公共施設7か所の屋上に太陽光パネルを設置して発電を行うものです。
その際に、自前で設置するのではなく、民間企業に設置・運営をさせていく(PPA事業)こととしたもので、その民間企業への電気代(買電)等を20年間の契約で払い続けることを明記するものです。
白岡市は環境庁から「脱炭素重点停策実施地域」に選定されています。
カーボンゼロに本気で取り組むためにも、このPPA事業の理念は、高く評価すべきものと考えます。
しかし、PPA事業者について、4月に行ったプロポーザルの結果に疑念があったことから、12日の総括質疑で問題点が挙げられることになり、会期中に議員協議会が臨時開催されることに…。
最終的に、全員協議会での説明を聞き、熟慮し、結論を得ました。
(その結果、「債務負担行為」について認めるかたちで議案第46号の補正予算が可決されました)
今回の附帯決議は、PPA事業に対して、また、市のエネルギー政策について、より適正なものとなるように求めるものです。
他会派提出の動議による議提案でしたが、趣旨を理解し、賛成しました。
(附帯決議の内容)
市は、債務負担行為の追加に当たり、次の事項について適切な措置を講ずること。
1 「ゼロカーボンシティ宣言」の基本軸となる「白岡市エネルギービジョン」を想起に策定すること。
2 市のゼロカーボンシティ推進における事業について、科学的・経済的知見に基づき客観的な評価及び審議を可能とする「白岡市エネルギー審議会」等を組織し、そのための必要な支援措置を講ずるよう努めること。
3 公共施設への太陽光発電設備等導入事業(PPA事業)は、従来からの公共事業の延長としてではなく、過去に行われた事業や人間活動等によって損なわれた地球環境その他の自然環境を取り戻すことを目的として実施される旨を市民が理解し賛同できるように周知を徹底すること。なお、PPA事業における債務負担については、他自治体や一般事業者による実施例を参考にさらなる財政負担が生じないよう契約を行うこと。
以上、決議する。
議案第47号 「令和6年度白岡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」
→賛成しました。(可決)
歳入歳出それぞれ324万5千円を追加するものです。(補正後予算額45億3333万6千円)
内容は、「被保険者証更新事業」324万5千円。
本年12月に予定されている、「紙の保険証」新規発行停止に伴い、①マイナ保険証利用者に対しての「資格情報のお知らせ」発行、②マイナ保険証でない方への「資格確認書」の発行、という新たな事務が生じることから、そのためのシステム更新等でかかる経費を計上したものです。
今回の一般質問で、「紙の保険証」廃止から市民を守るために、という質問をしながら、本議案に賛成する、という点が、矛盾するのではないか…、ということについて、説明させていただきます。
ひとりの人間としては、「紙の保険証廃止に反対」です。
しかし、白岡市内の国民健康保険の被保険者約8700人の今後を考えた際、国が強行的に進めている「紙の保険証廃止に伴う各種施策」について、反対を主張することは市民の利益にならない、という判断をしました。
現実的な路線として、これが通らないと白岡市民の国保被保険者だけ「資格情報のお知らせ」も「資格確認書」も届かない、ということになりかねず、マイナスになる、という判断です。
発行可能な体制だけはつくっておいて、そのうえで、今後も、「紙の保険証の存続を求める」主張は、市議に出来る範囲で続けさせていただきます。
請願第1号 「白岡市立西小学校プレハブ校舎整備に関する請願」
→賛成しました。(採択)
西小学校は、近年の宅地開発等によって爆発的に地域居住人口、児童数が増加し、特別教室の普通教室転用等、現場でのやりくりで、なんとか教育を維持しています。
この問題は、数年前から聞いていましたので、何らかの対策が必要と考えていました。
また、文教厚生常任委員会の所管事務調査(5月10日)において、西小学校を視察し、実際に建物内を細部までみたことで、「今いる児童がおかれている環境」に、強い疑念を持ちました。
請願では、「大山小学校の統合」についても触れられていました。
予定学級数が変わらないことから、統合の影響は限定的だと思いますが、それ以前の問題として、「今の状態でも、早急な対策を必要とする」という判断をし、請願に賛成しました。
なお、文教厚生常任委員会において、委員全員の意見として
①プレハブ校舎が設置されるまでの間も、請願理由5項目の課題可決に向けて対策を講じること。
②学校と教育委員会の意見のそごが出ないように密に連携をとること。
の2点を、請願に付して、委員会から報告しました。
今後ですが…
執行部方針として、「請願が出たので、9月議会の補正予算で計画業務の予算要求を考えていく。プレハブ校舎について、早めに検討したうえで、建てるかどうか、いつまでにできあがるのかを示して進めていきたい」との意見が出ました。
2億円超の予算で、4クラス+トイレ・手洗い等のついたプレハブを建てる、ということについて、現状を見れば「必要性が高い」と考えますので、執行部には請願に沿っていただくよう、はたらいてまいります。
【次回定例会の日程等について】
次回の第4回(9月)定例会は、8月29日から9月25日までの会期。
一般質問は、9月2日~4日の3日間の予定です。
次回から、市議会公式ホームページでの「一般質問と、総括質疑のライブ中継」がはじまります。
(12月から、公式YouTubeチャンネルでのライブ配信になる予定)
9月の定例会は、「決算議会」。
もともとの産業建設常任委員会に加えて、ピンチヒッターでの文教厚生常任委員会もあり、会期中の委員会出席が計4日間(各委員会2日ずつ)。
夏をしっかり体力付けて乗り切って、どちらの委員会でも的確な質疑が出来るように頑張ります。
地球沸騰化で、残酷なまでの暑さが予想されます。
みなさまも、「のどが渇く前に(定時に)水分をとる習慣」など、しっかり対策をされて、元気にこの夏をこしていただけますよう…。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
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