2026/6/16

こんにちは、岡野たかしげです!
今回は、京都市左京区・南禅寺界隈にある名勝庭園、無鄰菴で開催されるユニークなイベント「モスモスな苔にさわる!→お庭で観察会。」をご紹介します。
無鄰菴は、明治・大正期の政治家、山縣有朋の別荘として知られる庭園です。東山を借景に、琵琶湖疏水の水を引き入れた流れや、ゆるやかな芝生、木々の配置が美しく、京都の近代庭園を代表する場所のひとつです。
そんな無鄰菴で、2026年6月20日(土)に開催されるのが、「モスモスな苔にさわる!→お庭で観察会。」です。
タイトルからして、少し心をくすぐられるイベントです。
苔というと、庭園の足元に静かに広がっているもの、あるいは石や木の根元にそっと息づいているものという印象があります。普段は何気なく見過ごしてしまう存在かもしれません。
しかし、苔は日本庭園の美しさを支える、とても大切な存在です。雨上がりにしっとりと色を深める苔。木漏れ日の中でやわらかく光る苔。石や土の表情をやさしく包み込む苔。庭の中で苔があることで、風景に奥行きや静けさが生まれます。
今回の観察会では、そんな苔に実際にふれながら、その魅力を体験することができます。
「見る」だけではなく、「さわる」ことで分かることがあります。
ふわっとしているのか、しっとりしているのか。
どんな場所に生えているのか。
同じように見えても、少しずつ形や色が違うのか。
普段の庭園鑑賞では、なかなか意識しない小さな世界に目を向ける時間になりそうです。
無鄰菴の庭園は、ただ美しいだけではありません。水の流れ、石の配置、植物の重なり、そして季節ごとに変化する表情が、全体としてひとつの風景をつくっています。
その中で苔は、目立ちすぎることなく、けれど確かに庭の雰囲気を支えています。足元に広がる緑をじっくり観察してみると、庭の見え方が少し変わるかもしれません。
「苔って、こんなに表情があるんだ」
「庭を見るとき、足元にもこんな世界があったんだ」
そんな発見があるのが、このイベントの魅力ではないでしょうか。
また、6月という季節も、苔を楽しむにはぴったりです。
梅雨の時期の京都は、少し蒸し暑く感じる日もありますが、庭園の緑は一段と深くなります。雨に濡れた石や木々、しっとりとした空気の中で見る苔は、晴れた日とはまた違った美しさがあります。
無鄰菴のような庭園では、季節や天候によって同じ場所でも印象が変わります。だからこそ、6月の庭を歩くことには、その時期ならではの楽しみがあります。
会場となる無鄰菴は、地下鉄東西線「蹴上駅」から徒歩圏内にあり、南禅寺や岡崎エリアからも訪れやすい場所にあります。周辺には京都市動物園、京都市京セラ美術館、平安神宮などもあり、庭園鑑賞とあわせて散策を楽しむこともできます。
「モスモスな苔にさわる!→お庭で観察会。」は、庭園を少し違った角度から楽しめる体験型のイベントです。
京都の庭というと、つい全体の景色や建物、借景に目が向きがちです。けれど、足元の小さな苔に目を向けることで、庭の中にある細やかな命や、自然の重なりに気づくことができます。
静かな庭の中で、苔にふれ、観察し、庭の成り立ちを感じる時間。
それは、京都の庭園をより深く味わうきっかけになるかもしれません。
無鄰菴を訪れたことがある方も、まだ行ったことがない方も、この機会に“苔”という小さな入口から、日本庭園の魅力にふれてみてはいかがでしょうか。
イベントついて詳しくは以下のURLをご覧ください
https://murin-an.jp/events/event-20260620/?utm_source=chatgpt.com
以上、岡野たかしげでした!!
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