2026/9/5
こんにちは、神戸市北区選出の兵庫県議会議員、大塚公彦です。
大学生の間で、生成AIの利用が急速に広がっているという調査結果が報じられました。北区からも多くの学生さんが通学しておられます。数字と、専門家の見方をご紹介します。
● 2年で46.7%から92.2%へ
全国大学生活協同組合連合会が実施した学生生活実態調査によると、「チャットGPT」などの生成AIについて「利用経験がある」と回答した学生は、2023年の46.7%から24年の68.2%、そして25年には92.2%へと大幅に増えました。利用目的(複数回答)は「論文・リポート作成の参考」が最も多く、「相談、雑談相手」も一定数を占めています。
授業の内容をまとめてリポートとして提出する時、生成AIで下書きを作った後に自分で文章を整え、完成させて感想を入れる——ある大学4年の女子学生は、そう語っています。リポート作成の補助にAIを使うことは大学で認められており、周りの学生も使っている。誤字などを確認するといい、と話しています。
就職活動でも、AIとやりとりして自己分析をしている学生がいます。「AIとどんどん相談して、それを基に自身が向いているかを自分にどんな職業が問いかけて職歴書を作った」と振り返る学生の姿が紹介されていました。
● 専門家は「思考力が伸びない」と警鐘
一方で、人工知能学会前会長で慶応大の栗原聡教授は、学生が思考力を必要とする場面において、安易に生成AIを使うべきではないとしています。
「多様な論文を理解して次の展開を予測したり、問題解決のためのアルゴリズム(計算手法)を考えたりする作業には相当の思考力が必要で、だからこそ学びになる。その作業をAIにさせれば思考力は伸びず、脳を鍛えれば得られる効果もなくなる」と指摘します。
「研究や学習に主体的に取り組むためにAIを使いこなすならばいいが、どうしても楽をするために使ってしまい、依存してしまうのが人間だ。若い世代への影響は大きく、極論を言えば、学生の間は使わない方がいいのでは」とも述べています。
内容の真偽や個人情報の扱いにも注意が必要です。生成された内容には虚偽や偏った情報が含まれている可能性があり、確認が必要であること。他人の著作物を利用する際、許諾が必要になる場合もあること。個人情報は流出する可能性があるため、安易な入力は避けること。文部科学省は23年、AIの使用について留意すべき点などを公表し、AIが作ったものをそのまま使ってリポートなどを作成することは「一般に不適切と考えられる」としています。
● 北区の若い世代のために
道具そのものを否定する必要はないと、私は考えています。実際に、社会に出れば使いこなす力が求められる場面も増えるでしょう。
大切なのは、どこまでを自分の頭で考え、どこから道具に任せるのかという線引きを、学生自身が持てるかどうかです。そしてそれは、大人の側が「使うな」と言うだけでは身につきません。
北区から巣立つ若い皆さんが、技術と上手に付き合いながら自分の力を伸ばしていけるよう、教育の環境づくりを地域とともに考えてまいります。
(出典:神戸新聞)
兵庫県議会議員 神戸市北区 大塚公彦
日々の活動や県政・市政に関する情報発信を行っています。ぜひご覧ください。
《公式ホームページ》https://www.otsuka-kimihiko.com/
《選挙ドットコム》(ボネクタ)https://go2senkyo.com/seijika/186641
《X》(旧Twitter)https://x.com/OtsukaKimihiko
《Instagram》https://www.instagram.com/otsuka_kimihiko/
《YouTube》https://www.youtube.com/@kimihiko.otsuka

この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>おおつか 公彦 (オオツカ キミヒコ)>大学生の9割が生成AIを利用 2年で倍増の調査結果【神戸市北区】兵庫県議会議員 大塚公彦