2026/6/6
こんにちは、神戸市北区選出の兵庫県議会議員、大塚公彦です。
定年後も自分のペースで働きたいという高齢者の方が増える中、これまでシニア世代の就労を支えてきたシルバー人材センターに大きな変化が起きています。スマートフォンのアプリを使った「スポットワーク」という新しい働き方が、高齢者の間にも急速に広がっているという記事を目にしました。
● シルバー人材センターの会員数が減少傾向に
シルバー人材センターは、全国の市町村に設置された公的組織で、原則60歳以上の方が会員として地域の仕事に携わる仕組みです。庭木の剪定や清掃、事務補助など、地域に根ざした仕事を長年にわたって担ってきました。しかし、会員数は2009年度のピーク時(約79万人)から約15%も減少しています。東京23区では半分以上のセンターで会員減少が確認されているとのことです。仕事の紹介までに時間がかかることや、希望に合う仕事が見つかりにくいといった声もあり、高齢者の仕事の探し方そのものが変わりつつあることがうかがえます。
● スポットワークアプリ「タイミー」に高齢者が急増
一方で注目されているのが、スポットワーク(単発の仕事をアプリで見つけて働く形態)のサービス「タイミー」です。60歳以上の登録者は1年間で約1.9倍に急増し、約30.8万人に達しました。倉庫でのピッキングやコンビニ、飲食店など多様な求人が掲載されており、先着順で職歴や見た目に関係なく応募できるのが大きな特徴です。民間のスポットワークは最低賃金以上の時給が保証されていることも、利用が広がる一因とされています。
定年後の「もう少し働きたい」「社会とつながっていたい」という気持ちに応える選択肢が増えることは、健康の維持にも大きく役立ち、地域全体の活力にもつながります。シルバー人材センターが長年培ってきた地域密着の強みを生かしつつ、新しい働き方とどう共存していくかが、これからの大きな課題です。高齢者の皆さまが安心して自分らしく活躍できる環境づくりに、私も引き続きしっかりと目を向けてまいります。
(出典:日経新聞)
兵庫県議会議員 神戸市北区 大塚公彦
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