2025/9/7

地域フォーミュラリーとは、地域の医師や薬剤師などが協働して、有効性・安全性・経済性を総合的に評価し、推奨する医薬品をリスト化、その使用方針を定める仕組みです。
欧米で普及した医薬品適正管理手法を参考に、日本でも2018年以降、山形県酒田市や茨城県つくば市、大阪府八尾市などを中心に導入地域が広がっています[fetch_url:1][fetch_url:2]。
地域フォーミュラリーは、医師会・薬剤師会・歯科医師会等の複数関係者が合意形成し、行政や中核病院も交えながら作成します。
現場の声を取り入れつつ、透明性や公正さが重視され、運用のなかで定期的な見直しや改定も行われます。
地域フォーミュラリーは、地域医療の質向上・医療費適正化に向けた今後ますます重要な取り組みです。薬局・医療機関・患者それぞれがメリットを享受できる一方、現場の柔軟な対応や継続的なコミュニケーションが不可欠となります。
各地で普及が進むなか、地域や患者に寄りそう実効性ある運用が将来の医療の在り方を形作るといえるでしょう。
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サトウ サヤカ/37歳/女
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