2026/7/6
2026年7月7日㈫発売の月刊誌『紙の爆弾』2026年8月号に、私の記事が掲載されます。
記事タイトルは、
「巨人・阿部慎之助逮捕事件に見た児童相談所『虐待対応』の現実」
です。
Amazonはこちらです。
https://amzn.to/4eTrzqc
今回の記事では、報道された事件を入口に、児童相談所の「虐待対応」が現実にはどのように働くのか、そしてその制度にどのような問題があるのかを書きました。
この事件を受けて、黄川田こども政策大臣は、親から叩かれたり、嫌な思いをさせられたり、親との関係に悩みを抱えている子どもに対し、「躊躇なく児童相談所に相談してほしい」という趣旨の発言をしました。
もちろん、危険な状況にある子どもが助けを求める場所は必要です。
しかし、私はそこで終わらせてはいけないと考えています。
なぜなら、児童相談所は単なる相談窓口ではないからです。
児童相談所は、
一時保護を行う。
親子を分離する。
面会を制限する。
施設入所や里親委託につなげる。
家庭裁判所に申立てをする。
行政記録を作り、その記録が後の判断に大きな影響を与える。
つまり、児童相談所は、子どもと家庭に対して極めて強い権限を持つ行政機関です。
だからこそ、「児童相談所に相談しましょう」という言葉だけで済ませてはいけません。
その相談の先で何が行われるのか。
子どもの声は本当に聞かれるのか。
親への説明は尽くされるのか。
一時保護や面会制限は必要最小限なのか。
行政判断を検証する仕組みはあるのか。
ここまで問わなければ、児童相談所問題の本質には届きません。
虐待対応という言葉は、一見すると正義の言葉です。
本当に危険な家庭から子どもを守ることは当然必要です。
しかし、児童相談所の現場では、常に単純な話ばかりではありません。
誤認保護。
過剰介入。
長期親子分離。
面会制限。
行政記録の独り歩き。
親や子どもへの説明不足。
外部からの検証が不十分な判断。
こうした問題が起きることがあります。
「子どものため」
「専門職の判断」
「虐待対応」
「安全確保」
こうした言葉が並ぶと、行政の判断は正しいものとして扱われがちです。
しかし、本当に子どものためだったのか。
本当に一時保護が必要だったのか。
本当に面会制限が必要だったのか。
本当に家庭復帰や関係修復の道は検討されたのか。
本当に子どもの声は聞かれたのか。
ここを検証しなければ、児童相談所の権限は、子どもを守るためのものではなく、行政判断を守るためのものになってしまいます。
有名人の事件は、どうしても個人への関心が先に立ちます。
しかし、今回の記事で私が書きたかったのは、有名人個人を叩くことではありません。
むしろ、社会がこの事件をどう受け止めるのかです。
家庭内で暴力があったとき、児童相談所はどう動くのか。
きょうだいがその場にいた場合、心理的虐待としてどう扱われるのか。
子どもが児童相談所に相談した場合、その後どのような行政対応につながるのか。
児童相談所に関わった家庭は、どのような記録と判断の中に置かれるのか。
これは、有名人だけの問題ではありません。
どの家庭にも関わり得る問題です。
そして、児童相談所が関与した瞬間から、家庭の問題は「行政の記録」と「行政の判断」によって動き始めます。
ここに、児童相談所制度の怖さがあります。
私は、市川市を拠点に、児童相談所問題、子どもの権利、行政の透明化、地方自治の問題を発信しています。
市川市でも、将来的な中核市化や児童相談所設置の議論が関係してきます。
しかし、私は単に「市が児童相談所を持てばよい」とは考えていません。
県の児童相談所の問題を、市に移すだけでは意味がありません。
必要なのは、児童相談所の権限を強めることではなく、児童相談所の判断を検証する仕組みです。
子どもの声を誰が聞くのか。
親子分離を誰が検証するのか。
面会制限の必要性を誰が確認するのか。
行政記録の正確性を誰が担保するのか。
不当な一時保護や過剰介入を誰が止めるのか。
ここを制度として設計しなければ、児童相談所を設置しても、子どもの権利を守る仕組みにはなりません。
市川市が将来、児童相談所の設置を考えるのであれば、明石市のような第三者検証の仕組みを学ぶ必要があります。
児童相談所は必要です。
子どもを守る制度は必要です。
虐待から子どもを救う仕組みも必要です。
しかし、必要だからこそ、強い権限には強い検証が必要です。
一時保護には説明責任が必要です。
面会制限には明確な理由が必要です。
子どもの声を聞く仕組みが必要です。
第三者検証が必要です。
行政の判断を、行政内部だけで完結させてはいけません。
「児童相談所に相談しましょう」で終わらせるのではなく、
「児童相談所は、その後に何をするのか」まで社会が見なければなりません。
今回の『紙の爆弾』の記事では、その現実を書きました。
紙の爆弾 2026年8月号
発売日:2026年7月7日㈫
価格:800円
掲載記事:
巨人・阿部慎之助逮捕事件に見た児童相談所「虐待対応」の現実
著者:たかさん
Amazonはこちらです。
https://amzn.to/4eTrzqc
楽天ブックスでも販売しています。
書店での販売数は限られておりますので、お取り寄せを推奨いたします。
児童相談所問題に関心のある方。
子どもの権利、家庭内暴力、心理的虐待、行政の透明性に関心のある方。
そして、「児童相談所に相談すればそれでよい」とは思えない方。
ぜひ読んでいただければと思います。
子どもと日本の未来を創るたかさん
YouTubeチャンネルはこちら
https://www.youtube.com/@takasan_ichikawa-city
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>たか さん (タカ サン)>【巨人・阿部慎之助逮捕事件】7月7日㈫発売『紙の爆弾』8月号に寄稿しました