2026/4/24
若手議員の会茨城研修にて、鈴木前行方市長のお話を伺いました。
今回の講演は、単なる市長経験談ではなく、
これからの地方議員・自治体運営に必要な視点が詰まった内容でした。
■ 政治の原点は「怒り」
まず印象的だったのは、
市議会議員になったきっかけが「怒り」だったという話です。
学校統廃合により、通学距離が大きく伸びたにも関わらず、
十分な対応がなされなかった。
「なぜこうなるのか」
「なぜ変えられないのか」
その疑問と不満が、政治への一歩につながったとのことでした。
この話から感じたのは、
地域の違和感や不満こそが、政治の出発点になるということです。
■ 地域の課題は「全体の課題」
講演の中で繰り返し出てきたのが、
地域の課題は、全体の課題である
という考え方です。
個別の要望や困りごとをそのまま処理するのではなく、それを
* なぜ起きているのか
* 他地域でも起きていないか
* 制度としてどう解決できるか
という形で分析し、政策に落とし込むことが重要だと語られていました。
これは議員の役割そのものだと感じます。
■ データの使い方が甘い行政
もう一つ強く指摘されていたのが、
「データの活用が甘い」という点です。
* そもそもデータを取っていない
* コンサル任せになっている
* 取っていても活かせていない
こうした状況では、政策の検証も改善もできません。
重要なのは、
* 自治体自身がデータを持つこと
* そのデータをもとに判断すること
であり、これは今後ますます重要になる視点です。
■ 行政は「積み重ね」でできている
行政は一発で変わるものではなく、
地域の積み重ねでできているという言葉も印象的でした。
苦情や事故、トラブルも含めて、
* 小さな声
* 現場の違和感
* 日々の出来事
それらの積み重ねが制度や仕組みになっていく。
つまり、議員の役割は
👉 それを拾い、整理し、制度に変えること
だということです。
■ 国や県にも「現場から言う」
基礎自治体の現場にいるからこそ、
* 国の制度が合っていない
* 県の仕組みが現場に合っていない
ということが見えてきます。
その時に必要なのは、
「おかしい」と言い続けること
という話もありました。
現場の声をまとめ、
国や県に対しても提言していくことは、議員の重要な役割です。
■ 継続事業こそチェックが必要
議会の役割として特に重要だと感じたのが、
継続事業のチェックです。
鈴木前市長は、
6月議会が重要と明言されていました。
理由は、
* 事業がすでに動いている
* 前年度の結果を踏まえて見直しができる
* 次年度予算に間に合う
という点です。
そして重要なのは、
👉 数字を出させること
* 成果は何か
* 効果はあったのか
* どれくらい使われているのか
これを明確にしない限り、やめる判断も改善もできないということです。
■ 「残る実績」とは何か
最後に印象的だったのは、
実績とは、残るものという考え方です。
* 箱モノを作ったか
* イベントをやったか
ではなく、
* 地域に変化が残ったか
* 市民が満足しているか
* 次につながる仕組みができたか
これが本当の実績だという話でした。
■ まとめ
今回の講演を通じて強く感じたのは、
👉 議員の役割は「つなぐこと」
* 地域の声を拾う
* データで分析する
* 政策に落とし込む
* 行政を動かす
* 必要なら国や県にも伝える
そして、
👉 継続事業をしっかりチェックすること
この2つが非常に重要だということです。
私自身も若手議員として、
* 地域の課題を全体で捉える
* データを重視する
* 実績として残る政策をつくる
この視点を大切に、これからも取り組んでいきます。
貴重なお話をありがとうございました!




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