2026/8/18
今日の話題は“CMOSセンサーとは?”です。
結論、これは“ソニーを含む多国籍企業 VS 日本企業の開発競争”です。
<見出し>
1.CMOSセンサーとは?
2.スマホのカメラが肉薄
3.多国籍企業 VS 日本企業の開発競争
1.CMOSセンサーとは?
ソニーとTSMCの合弁会社が、熊本にCMOSセンサー専用工場を建設して、アップル(IPhoneを製造販売する会社)に供給することが報道された。CMOSセンサーと言ってもピンとこないと思うので、どういったものか簡単に説明する。
IPhoneのPROシリーズで解像度が48MP(4800万画素)と言ったカメラが登場した。一眼レフの解像度が概ね20~25MP(2000~2500万画素)で、解像度としては画素数が上がった方が性能が良い。したがって、IPhoneのPROシリーズカメラが勝ちと思いきや、一眼レフが圧勝という構図です。
例が適当かわからないが、解像度は網膜、センサーは瞼や水晶体ということでしょう。このセンサーで一眼レフに軍配が上がったと言うことです。一眼レフは昔からのカメラ描写(機械的描写)にセンサーを加え、IPhoneのPROシリーズは電子的描写(=加工)を確立しセンサーを充実したいというということでしょう。
違いに気づくとすれば、一眼レフの背景のボカシが素晴らしく、標的が一層映えると言うことでしょう。SNSで閲覧する程度ならスマホのカメラで十分です。
2.スマホのカメラが肉薄
前評判では、IPhone18PROのセンサー(絞り)でかなり肉薄しそうだが、ひっくり返すまでには至らず、まだまだの水準のようだ。
アップルとしては、サムスン電子の猛追に危機感を覚える半導体受託生産の台湾TSMC、CMOSセンサーのソニーと組んで、IPhoneの付加価値を上げて、一眼レフの牙城を崩す戦略だ。
念の為に言うが、ソニーグループ株式会社の本社は日本、従業員も日本人が多いが、資本の半分以上は海外資本という会社。自社のホームページでも、“多国籍コングロマリット企業”と自称している。コングロマリットとは、多業種に跨る巨大複合企業を意味する。要は、日本を含む多国籍で多業種に跨る巨大複合企業ということだ。
一方、日本のお家芸、精密機械の雄、“一眼レフ”は、キャノン、ペンタックス(リコー)、ニコン..など、日本企業が群雄割拠の状態だ。アップル、TSMC、ソニー連合体と聞いただけで戦々恐々としている。
脱線してしまうが、キャノンの前身は「観音カメラ」だ。英語圏の人が発声に苦労するので、CAN-NONがCANONになったと言うわけだ。
3.多国籍企業 VS 日本企業の開発競争
この競争は、スマホが一眼レフを追いつき追い抜く、あるいは、一眼レフがスマホを更に引き離す可能性を秘めており、消費者優先の技術革新が起きる可能性がある。
過去、“テレビデオ”なるもの、テレビにVHSのビデオデッキが構造的に一体となったものがあった。故障率がテレビに比べ圧倒的に高いビデオデッキ、ビデオデッキが故障するとテレビも見れなくなると不評だったことを記憶している。スマホとカメラの組み合わせはかなりの年月を経ているので安心できるが、センサー(絞り)を含む機械的描写は簡単ではない。
CMOSセンサーのソニーと言ったが、ソニーも一眼レフを作っているが、占有率は数%と言ったところだ。
アップル、ソニー、TSMCの多国籍企業 VS キャノン、ペンタックス(リコー)、ニコン..など日本企業の開発競争だ。現在のところ、日本企業が連合(提携)する気配がないので、多国籍企業優位と思っているが余談を許さない。
私は、普段はIPhone支持だが、この件に限れば、斜陽化する日本企業という心理的理由と、カメラの故障でスマホを預けるリスクは最小化すべきという合理的理由から、日本のお家芸、精密機械の雄、“一眼レフ”を応援している。
銀行や証券会社へのアクセスをスマホを通じて行うのであれば、連携重視、セキュリティ重視、セキュリティ重視であれば一定年度で更新が肝要、高機能カメラが欲しければ、中古でも可、長期間使用を前提に一眼レフを選ぶだろう。
※キャノンも海外資本が50%を超える可能性がありますが、ソニーの確実に海外資本が50%超(70%超)と分けました。
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