2025/10/8
今日の話題は、「免疫細胞」です。
結論、「真に「米百俵の精神」を実践してもらいたい。」です。
制御性T細胞の発見で、坂口志文氏がノーベル生理学・医学賞を受賞した。誠にめでたいことだ。私たちが恩恵に預かることはないだろうが、免疫系の疾病で苦しむ若い世代には正しく朗報だ。
免疫細胞というのは、白血球やリンパ球を含む免疫系の総称を指し、キラーT細胞、B細胞、マイクロファージ、ナチュラルキラー細胞等が含まれる。この免疫細胞が正常な自己細胞を攻撃することで、拒絶反応やアレルギーを生じる。最悪の場合は、死に至る場合もある。
この制御性T細胞の作用が、拒絶反応やアレルギーを緩和させたり、がん細胞の攻撃を一層強化したりして、がんによる死因を著しく低減させる可能性がでてきた。
坂口氏の略歴が紹介されていたが、日本人研究者としては、評価で苦労したものの、幸運に恵まれた半生だったと思う。
何が幸運かと言うと、ノーベル賞を受賞した日本人の半分以上は他国の資金で研究・生活をしていること。裏返せば、日本では、研究費が集まらないということで、米国から日本に帰国する際に引受先が見つかったことを併せ、そういった点で幸運と言いました。
現在の、文科省の方針は“選択と集中”なので、短期で成果が出る研究しか資金はでない。要は、坂口志文氏の研究であれば、現在では研究費がでないということになります。そういった意味では、今後、30~40年後、日本国発のノーベル賞受賞はなくなるかも知れません。(日本人の受賞はあると思いますが)
「米百俵の精神」という言葉、憶えていますか。小泉純一郎首相(当時)が国会答弁で使った言葉ですが、越後長岡藩の支藩が長岡藩の窮状を知り、お米百俵を送ったところ、長岡藩はお米百俵を売り、勉学の費用に充当したという美談に由来して、学校補助金を増やすために給付を減らすというイメージのために用いたものです。実際は、大学改革で国立大学は法人化され、損得重視の思想に変化しました。事実として、補助金は増えていません。また、マクロ経済スライド(物価上昇しても年金は全額反映しない)が導入された時代です。
過去、日本人ノーベル賞受賞者がテレビ報道で研究費捻出を訴えていました。真に「米百俵の精神」を実践してもらいたいと思います。
いずれにせよ、研究・開発が日本の発展の源泉です。バラマキに赤字国債を使うのではなく、どうせなら、技術の伸展を狙ってタネマキのために、赤字国債を使って欲しいと思います。
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