2025/10/8
コロナ禍において、売上が急減した事業者を救うために導入された 持続化給付金。
法人は最大200万円、個人事業主は最大100万円を給付する制度は、多くの事業を救いました。
しかしその一方で、不正受給が相次ぎ、制度そのものの信頼性が大きく揺らいでいます。
迅速な支援を目的とし、オンラインでの申請を基本にした点は画期的でした。
しかし、その「迅速さ」が不正を誘発する温床となりました。
不正が発覚すれば「返還+加算金(20%)+延滞金(年3%)」が課されますが、
全額回収できるとは限らず、公的資金の損失は避けられません。
制度設計の最大の弱点は、スピード重視で審査を緩めたことでした。
申請書類は自己申告ベース、チェック体制は後追い、という仕組みでは、悪用する余地が大きすぎました。
その結果、本当に困っていた人々が「不正利用のニュース」によって肩身の狭い思いをするという、理不尽な状況が生まれました。
必要な支援制度であったことは間違いありません。
しかし「悪用する人間があとを絶たず、後追いで検挙が続く現状」は、制度の信頼を大きく傷つけました。
次の危機に備えて、同じ過ちを繰り返さない制度設計が求められています。
小森さだゆき|参政党所属
高槻市議会議員(大阪府高槻市)
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