2026/6/25
3 町内会のデジタル回覧板導入への支援について
私自身が町内会長を務めていた際、回覧板がなかなか回ってこない事や緊急の情報が伝わりにくいといった課題を感じており、より迅速で確実な情報共有の必要性を実感しておりました。
そのような中、市主催の「町内会におけるデジタルツール活用支援講座」に参加し、そこで学んだLINEオープンチャットを活用したデジタル回覧板を昨年10月に導入しました。導入後の課題を認識したので、その事について質問しました。
【質問内容】
(1)デジタル回覧板導入に係る支援の内容
(2)町内会が導入するメリット
(3)本市の「町内会デジタル活用促進補助金」を活用した実績の推移(令和6年度、7年度)
(4)町内会役員の負担軽減の効果
(市の答弁)
(1)デジタル回覧板導入に係る支援の内容
本市におけるデジタル回覧板の導入に係る支援としましては、町内会活動の効率化や役員の負担軽減、地域活動の活性化を図ることも目的とする、「デジタル活用促進補助金」の運用において、初期設定に要する経費や、協力者への謝金、操作講習会等の講師派遣に係る費用等について、一部を助成しております。
(2)町内会が導入するメリット
町内会がデジタル回覧板を導入するメリットとしましては、紙媒体の作成や配布等に係る役員の負担軽減を図りながら、情報を迅速かつ確実に、会員へ伝達できるとともに、いつでも気軽に地域の情報を受け取りやすくなることから、幅広い年代の町内会活動の参加促進にも寄与するものと考えております。
(3)本市の「町内会デジタル活用促進補助金」を活用した実績の推移(令和6年度、7年度)
デジタル回覧板導入のための同補助金を利用した件数は、6年度、7年度とも15件となっております。
(4)町内会役員の負担軽減の効果
デジタル回覧板の導入による効果としましては、町内会より「導入により、情報伝達の迅速かつ効率的に行えるようになった」、「役員間の連携がとりやすくなり、業務の円滑化や迅速な対応につながっている」「若い家族世帯が行事の情報を知って、気軽に参加してくれるようになった」などの声が寄せられており、紙媒体の作成や配布等の省力化や情報共有の迅速化など、役員の負担軽減をもたらすとともに、町内会活動の活性化にも資するものと考えています。
(私の考え)デジタル回覧板は単なる情報伝達手段ではなく、町内会活動を支える有効なツールであり、町内会の維持・活性化にも大きく寄与するものと考えます。一方で、本市には、約800の町内会がある中、町内会デジタル活用促進補助金の活用実績は令和6年度、7年度を合わせて30件にとどまっております。例えば、若い町内会の会員をIT担当に任命し、デジタル回覧板の運用をまかせれば、補助金が利用できます。補助金有効活用の広報をしっかり行う事で、デジタル回覧板を導入する町内会も増えると考えます。

(5)今後の課題と取組
(私の考え)紙媒体とデジタルの併用をし、デジタル回覧板を普及させるべきだと考えます。私自身も町内会においてデジタル回覧板の運営に携わっておりますが、その利便性や有効性を強く実感しております。実際に、猿の出没情報や不審者情報、台風接近時の注意喚起などをリアルタイムで発信しており、高齢の会員の皆様を含め皆様からも好評をいただいております。
こうした経験から、デジタル回覧板は単なる情報伝達手段ではなく、防災や防犯、地域の見守り活動を支える重要な情報基盤であると考えております。
今後は、高齢者への配慮を行いながら、導入支援に加え、導入後の運用支援や成功事例の横展開などにも取り組み、より多くの町内会で活用が進むことを期待しています。
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