2026/8/8
令和8年8月8日、長岡市で初めてとなる「子ども議会」が開催されました。
13名の中学生議員が4つの班に分かれ、市長と教育長に一般質問を行いました。

もくじ
主なテーマ:身近な学習スペース/地域行事の復活/長岡花火に続くビッグイベント
山本中学校・K議員
ミライエ長岡や中央図書館には自習スペースがありますが、長岡駅から離れた地域の中学生が頻繁に利用することは難しいと思います。
自宅や学校の近くに自習スペースがあれば、より多くの中学生が利用できるのではないでしょうか。
私の地域には廃園となった保育園があります。
市が所有する未利用施設や、民間施設の空きスペースを、中学生の学習スペースや居場所として活用できないか、市の考えを伺います。
また、閉園・閉校となった市有施設のうち、再利用されている施設と未利用の施設がどの程度あるのか教えてください。
越路中学校・S議員
地域のお祭りがあれば、普段は話す機会のない地域の方々とも自然につながることができます。
こうした思い出や温かいつながりを経験することで、将来も長岡に残りたいと思う子どもが増えるはずです。
しかし、私の地域のお祭りはコロナ禍をきっかけに途絶えました。
区長さんに復活をお願いしましたが、資金の問題で難しいと言われました。
地域行事を復活させるための課題、今後の方向性、市の支援について伺います。
南中学校・K議員
令和6年度の観光入込客統計を見ると、8月は約144万人、2月は約36万人です。
冬の観光客を増やし、通年観光を実現することで、観光収入と財源の確保につながると考えます。
豪雪を生かした体験型イベントや、酒造り、食文化に関するイベントを拡充し、長岡花火の来場者に夏以外のイベントを案内するリピーターチケットを配布してはどうでしょうか。
ダイナミックプライシングも導入し、得られた財源を空きスペースの再利用や地域イベントに充てる仕組みを提案します。
学習スペースについて
市中心部以外では、川東地区に図書館やさいわいプラザなど4施設、川西地区に西地域図書館、各支所地域にコミュニティセンターなど15施設があります。
直近10年間に閉園・閉校となった25施設のうち、市が管理する施設は18施設です。
6施設は行政目的で再利用し、12施設が未利用となっています。
学習専用施設にする場合には、利用者数、管理人の配置、維持費などを考える必要があります。
一方、民間施設や既存の市有施設、学校内の空きスペースを活用する視点は、提案の趣旨に沿って検討します。
地域行事について
コロナ禍に加え、人口減少と高齢化による担い手不足が課題です。
お祭りには多くの準備が必要ですが、若い世代が参加したいと考えてくれることは心強いことです。
地域が残したい、盛り上げたいと考える活動について、必要に応じて資金や人材の面で支援していきます。
観光について
国営越後丘陵公園での音楽と食の野外フェスや、摂田屋・宮内地区の発酵・醸造文化を生かしたまちづくりなどを進めています。
行政が直接利益を上げるよりも、企業や店舗が稼ぎ、税収として地域に還元される形が現実的です。
イベントの拡充、花火来場者のリピーター化、ダイナミックプライシングは良い提案です。
長岡ウインターフェスなども育て、観光消費額の増加と地域産業の活性化につなげていきます。
主なテーマ:学校図書館/タブレットと生成AI/暑さ対策/歩道・除雪・街灯
越路中学校・M議員
学校図書館を放課後の自習室として開放できないでしょうか。
学校図書館であれば、生徒が普段から利用している身近な場所であり、長岡駅周辺の学習スペースまで行くことが難しい生徒も利用できます。
一方で、放課後に開放すると、先生方の負担が増える可能性があります。
そこで、地域の方や保護者に見守りをお願いするなど、先生方に負担をかけずに開放する方法も考えられるのではないでしょうか。
地域の方々の協力を得ながら、学校図書館を放課後の自習室として開放することについて、市の考えを伺います。
西中学校・T議員
現在、学校では一人一台のタブレット端末が配布され、授業や調べ学習などで利用しています。
一方で、利用できる機能にさまざまな制限があり、学習に十分活用できていないと感じる場面もあります。
タブレット端末の機能を、学年や教科、学習内容に応じて、より柔軟に利用できるようにすることはできないでしょうか。
また、生成AIは、分からないことを調べたり、考えを整理したりする際に役立つ技術です。
その一方で、誤った情報が示されることや、生成AIに頼り過ぎて自分で考えなくなることなどの問題もあります。
学校における生成AIの利用について、現在の課題や今後のルール、利用制限の考え方について伺います。
附属長岡中学校・A議員
夏の登下校では気温が非常に高く、ネッククーラーなど、首回りを冷やすものを持ってきている人が多くいます。
朝は冷えていても、帰る頃には温かくなってしまいます。
また、特別教室などにはエアコンが設置されていない場所があり、熱中症になる危険もあります。
学校内のすべての教室に、冷凍庫やエアコンを設置することは可能でしょうか。
設置が難しい場合には、ほかにどのような方法で熱中症対策を行うのか伺います。
西中学校・T議員
自転車は、車道を走るよりも歩道を走った方が安全だと感じる場所があります。
しかし、道路標識がないため、その歩道を自転車で走ってよいのか、線引きが明確ではありません。
自転車がどこを通行すればよいのか分かりやすくするため、今後どのような対策を行うのか伺います。
また、通学路そのものに歩道がなく、安全を確保しにくい場所もあります。
通学路に新しく歩道をつくり、安全な通学環境を整えることについて、市の見解を伺います。
冬期間は、除雪が進んでいない場所では歩道が雪で埋まり、学校まで歩いて通うことが難しくなります。
現在、通学路について、どのような除雪対策を行っているのでしょうか。
予備除雪を含め、通学路の除雪に一層力を入れていただきたいと考えます。
冬場や部活動などで帰りが遅くなると、通学路が非常に暗くなる場所があります。
冬場は転倒する恐れがあるほか、不審者への不安もあり、怖い思いをしながら歩いている生徒もいます。
学校、保護者、地域住民などが危険を感じている通学路について、市はどのように把握しているのでしょうか。
暗い歩道を優先的に調査し、明るいLED照明を増設することについて、市の方向性を伺います。
生成AIについて
長岡市役所では、すべての職員に、できるだけ生成AIを使うよう伝えています。
一方で、市長答弁の原稿を生成AIで作ってよいのかという問題もあります。
生成AIで作った答弁であれば、市長本人の考えとは何なのかという疑問も生じます。
現在の生成AIの劇的な進化を見ると、生成AIを使うか、使わないかという議論は、すでに意味がなくなりつつあります。
これからは、しっかりと使っていく必要があります。
長岡市では、保育園への入園手続きなど、市民から多く寄せられる質問に24時間365日対応するチャットボットも導入しています。
ただし、生成AIを使う中で、自分自身を見失わないためにはどうすればよいかを考えることも大切です。
生成AIには身体がありません。
自分が実際に体験したことや、そこで感じたことを自分の中で深め、自分の言葉にすることを大切にしてほしいと思います。
自転車が通行する場所について
自転車は原則として車道を通行しますが、安全上やむを得ない場合には歩道を通行することも可能です。
市では「自転車ネットワーク計画」に基づき、カラー舗装や路面表示などによって、自転車が通行する場所を分かりやすくする整備を進めています。
市道については、現在までに約6割の整備が完了しています。
通学路への歩道設置について
通学路に歩道を新設することは、安全確保のために非常に有効です。
一方で、新しい歩道を整備するには道路を広げる必要があります。
道路の両側に住宅がある場合には、土地の提供や建物の移転などについて、住民の理解と協力を得なければなりません。
整備できる場所については、引き続き取り組んでいきます。
危険だと感じる場所があれば、学校などを通じて知らせてください。市の土木担当と教育委員会が一緒に現地を確認します。
冬期間の通学路除雪について
市では除雪業者と協力し、一般の歩道よりも通学路を優先して除雪しています。
また、中学校の校門から約200メートル以内の歩道には、消雪パイプを設置する方針です。
ただし、登校直前に短時間で大量の雪が降った場合には、登校時間までにすべての歩道を除雪することが難しい場合もあります。
通学が困難な場所については、状況を確認しながら、できるだけ早く対応します。
夜間の道路照明について
市では、市立小中学校に通学路の安全点検を依頼し、市内全域の危険箇所の把握を進めています。
市が管理する道路照明灯は、市内に約3,000灯あります。
この約3,000灯について、4年間でLED化を進める考えです。
このほか、町内会が管理する防犯灯が市内に約3万灯あります。
市では、防犯灯の新設や更新に対する補助を行っています。
学校図書館の放課後開放について
学校図書館を放課後の自習室として利用したいという声があることは認識しています。
一方で、放課後に開放するためには、見守り体制や緊急時の対応、けがや事故が起きた場合の責任など、さまざまな条件を整える必要があります。
地域の方々に協力してもらい、先生方の負担を増やさずに開放するという提案は、現実的な方策だと考えます。
市内すべての学校に設置している学校運営協議会で、地域、保護者、学校が話し合い、それぞれの学校に合った取り組みを進められるよう、必要な情報を伝えていきます。
タブレット端末について
長岡市では、すべての子どもたちの学びがより良いものになるように、タブレット端末を効果的に活用した授業づくりを進めています。
調べ学習や課題解決、意見の共有、発表、基礎的な学習内容の定着など、さまざまな場面で活用しています。
生成AIは、学習支援にとって有効なツールです。
一方で、回答の中に誤った情報が含まれる可能性や、個人情報の取り扱いなどの課題もあります。
安全で効果的に生成AIを授業で活用する方法について、検討を進めています。
学校のエアコンと冷凍庫について
理科室と音楽室については、来年度までに、市内すべての小中学校でエアコンの設置が完了する予定です。
それ以外の特別教室についても、令和17年度の完了を目標に設置を進めます。
冷凍庫も、安全で快適な学校生活に役立つ設備だと考えます。
しかし、市の予算には限りがあるため、まずはエアコンの設置を優先します。
エアコン設置が完了するまでの間は、暑さ指数を確認し、使用する教室や授業内容を変更するなど、それぞれの学校で熱中症対策に取り組みます。
主なテーマ:老朽化した地域インフラ/中山間地域/防災/ポイ捨て/多様な学び
西中学校・S議員
通学路にある「止まれ」の標識がかなり古くなり、電柱と見分けがつきにくくなっている場所があります。
さらに、消火栓の標識によって半分が隠れており、とても危険だと感じました。
点字ブロックのほとんどが剥がれてしまい、必要なときに役に立たないと思われる場所もあります。
老朽化した標識や点字ブロックについて、修繕や交換、必要に応じた新設を行う予定があるのか伺います。
冬の歩道は、雪が高く積もることで通れなくなり、車道を歩かざるを得ないことがあります。
そのため、交通事故に遭う危険性が高まってしまいます。
さらに、消雪パイプの水が凍り、滑って転倒する可能性もあります。
通学路の除雪や凍結した路面への対策など、事故の可能性を低くするために、市ではどのような取り組みを行っているのか伺います。
秋葉中学校・S議員
長岡市内の中山間地域では、人口減少が一層進んでいます。
私の住んでいる地域では、小学校と中学校の統合に向けた動きが進められています。
災害が起きた際には、車で避難しなければ安全を確保できない地域もあります。
農業では、後継者がおらず、引き継ぐ人がいないという問題があります。
クマの出没が頻繁になっているという問題もあります。
誰もが安心して暮らせる地域をつくるため、市は少子高齢化や過疎化による地域の現状をどのように把握しているのでしょうか。
現在の対策と今後の方針について伺います。
過去に大きな災害が発生したときや、クマの出没があったとき、市はどのような対策を行ったのでしょうか。
また、地域の現状を把握する意義と、具体的な把握方法についても伺います。
地域の改善策として、定期的な住民アンケートと見回りを提案します。
住民の視点からの意見を取り入れ、市の職員などによる見回りを行うことで、さらなる改善につながると考えます。
中山間地域のより良い避難方法について、どのような対策を考えているのか伺います。
子どもたちの防災知識を高めるため、学校における防災教育をさらに充実させる必要があると考えます。
学校における防災教育の充実について、市の考えを伺います。
北中学校・S議員
通学路や地域の道路は、住民や子どもたちが毎日利用する、生活に欠かせない場所です。
しかし、日常的に、お菓子の袋やプラスチック容器などのポイ捨てが見られます。
また、長岡まつり大花火大会の後に、多くのごみが残されることも、毎年の課題となっています。
市では通学路のポイ捨てや、イベント後のごみの状況をどのように把握しているのでしょうか。
市が考えている課題と、今後の取り組みについて伺います。
北中学校・S議員
ホノルル市では、多くの公共ごみ箱を設置することで、ポイ捨てを減らす取り組みが行われています。
一方、長岡市の中心市街地や通学路では、公共ごみ箱をほとんど見かけません。
景観に配慮したデザインや、鳥獣被害を防ぐ密閉型のごみ箱などを設置することで、ポイ捨ての防止だけでなく、より美しく持続可能なまちづくりにつながると考えます。
中心市街地や通学路に新たな公共ごみ箱を設置する考えはあるのか、市の見解を伺います。
越路中学校・T議員
授業中に水を飲めない学校があると聞いています。
水分不足によって授業に集中できなくなったり、体調を崩したり、場合によっては命の危険につながったりすることも考えられます。
そこで、授業中に10分ごとの水分補給の時間を設けてはどうでしょうか。
決まった時間を設けることで、自分から「水を飲みたい」と言い出しにくい生徒も水分補給ができると考えます。
越路中学校・T議員
自分に合った学習方法が分からず、悩んでいる人が増えているそうです。
朝起きることが難しく、決まった時間に学校へ通うことが自分に合わない人もいます。
人と一緒に過ごすことに、とても疲れやすい人もいます。
生徒や保護者一人一人から話を聞き、その人に合った学習方法を提案することが大切だと考えます。
市の考えと、現在行っている取り組みについて伺います。
標識と点字ブロックについて
点字ブロックは、歩行者が安全に通行するための大切な施設です。
老朽化したものや破損したものについて、市も安全上の大きな課題だと考えています。
地域や学校からの要望、道路パトロールなどによって現状を把握したうえで、必要な新設や修繕を行います。
「止まれ」などの交通標識は警察、消火栓の標識は長岡市消防本部が管理しています。
それぞれの機関と協力しながら、早急に対策を取りたいと考えています。
冬の歩道と路面凍結について
市では、通学路の歩道を優先的に除雪するという原則のもと、歩きやすい環境をつくるよう努めています。
消雪パイプから出た水が凍り、滑りやすくなる場合もあります。
歩道に勾配をつけ、水がたまらず、凍る前に側溝などへ流れるようにする対策も行っています。
消雪パイプの点検もしっかりと行います。
中山間地域の人口減少について
中山間地域の人口減少と高齢化は、大きな課題です。
市では、国勢調査などの統計データや、計画を策定する際の住民アンケートを活用しています。
町内会、民生委員、集落支援員、地域おこし協力隊などの皆さんからも意見を聞き、地域の現状を把握しています。
栃尾地域では、クマ、サル、イノシシなどによる農林水産業への被害が大きな問題になっています。
市としては、何よりも人命を最優先に対応します。
学校の統廃合、お祭りやイベントの担い手不足、地域産業の活性化など、地域の課題は多様化しています。
各地域の実情を継続的に把握し、住民の皆さんに寄り添いながら、何ができるのかを考えていきます。
災害とクマへの対応について
中山間地域では、土砂災害などの自然災害が発生する危険性が高くなっています。
市の職員や道路修繕を担当する事業者などと協力し、危険箇所のパトロールを行っています。
クマなどの目撃情報があった場合には、市の担当者ができるだけ早く現場に駆けつけます。
注意喚起やパトロールを行い、場合によっては緊急銃猟も想定しながら、住民の安全を守ります。
中山間地域からの避難について
中山間地域は高齢者が多く、避難所までの距離が長い地域もあります。
災害時の安全を確保するためには、早めの避難が重要です。
自分の身を守る「自助」と、地域でお互いに助け合う「共助」を進める必要があります。
自主防災会の活動や地域ごとの防災訓練を支援し、災害時に助け合える体制をつくります。
ポイ捨てと長岡花火終了後のごみについて
交差点などで車から空き缶やごみ袋を投げ捨てる行為が、残念ながら全くないわけではありません。
こうした行為を防ぐため、市民のモラル向上に向けた取り組みを進める必要があります。
長岡花火終了後には、市民の皆さんからボランティアで清掃していただいています。
花火大会では「NAGAOKA HANABI GOOD ACTION!PROJECT」を展開し、ごみを指定された場所に置くことや、持ち帰ることを呼びかけています。
公共ごみ箱について
長岡市では、基本的に街の中には公共ごみ箱を置かず、ごみは自分で持ち帰ってもらうというルールをお願いしています。
外国人観光客が増える中、このルールが今後も通用するのかについては、慎重に考える必要があります。
当面は、ごみを捨てず、自分で持ち帰るというルールを徹底します。
今後、状況に応じて検討していきます。
学校における防災教育について
子どもたちの防災意識を高めるためには、災害に関する知識を身につけるだけでなく、自ら考え、主体的に行動できる力を育てることが重要です。
市内の小中学校では、長岡市が作成した「長岡市防災玉手箱」を活用しています。
災害が発生した際に、いつ、どのように行動するのかを整理する「わが家の防災タイムライン」を活用した学習も行っています。
授業中の水分補給について
水分補給は、活動の前後を含め、適切なタイミングで十分に行うよう各学校に伝えています。
授業内容や活動状況、教室の環境によって必要なタイミングが異なるため、すべての授業で「10分ごと」などの決まった時間を設けることは考えていません。
しかし、熱中症を防ぐためには、こまめな水分補給が大切です。
今後も、状況に応じて適切に水分補給を行うよう各学校を指導します。
一人一人に応じた学びの支援について
長岡市では、タブレット端末などのICT環境を活用し、教室以外でも学べる居場所の整備を進めています。
デジタルドリルを利用して学習内容の定着を図ったり、授業動画を視聴したりしながら、自分のペースで学習できます。
児童生徒の希望や状況に応じて、校内教育支援センター「いこ~れ」や、「ほっとルーム」「フレンドリールーム」などを利用できます。
今後も、多様な学びの機会を充実させ、一人一人のニーズに応じた支援や環境整備に努めます。
主なテーマ:長岡花火/中高生の居場所/自転車とバリアフリー
栖吉中学校・T議員
中学生が市政に対して意見を届けられる機会は、それほど多くありません。
今回、子ども議会で発言する機会を得たため、中学生の目線から、さらに魅力ある長岡市にするための質問を考えました。
越路中学校・S議員
長岡の魅力といえば、長岡花火です。
長岡花火は、長岡空襲で亡くなった方々への慰霊や、焼け野原からの復興に尽力した先人への感謝を込め、戦争の歴史を語り継ぐ大切な文化です。
私が課題だと感じているのは、チケットの転売です。
長岡市では、チケットの転売について、どのような課題があると把握し、どのような対策を行っているのでしょうか。
私からは、チケットの応募用紙に項目を追加することを提案します。
「チケットを転売しません」という項目を設け、応募者にチェックしてもらうことで、転売が禁止されていることを再認識してもらってはどうでしょうか。
次に、違法駐車や迷惑駐車について、市がどのような対策を行っているのか伺います。
カラーコーンを置くなどの対策も行われていますが、まだ十分ではないと感じます。
「違法駐車や迷惑駐車で、コンビニなどの利用者に迷惑をかけないでください」というポスターを掲示してはどうでしょうか。
ポスターによって継続的に呼びかけることで、長岡を訪れる人へ、さらに注意を促すことができると思います。
チケットの転売や迷惑駐車によって、長岡花火に込められた思いが薄れてしまうように感じます。
市の考えを伺います。
西中学校・K議員
中学生や高校生になると、気軽に利用できる憩いの場所が少なくなると感じます。
私は、ミライエ長岡で本を読んだり、休憩したりして楽しんでいます。
米百俵未来塾では、米百俵の精神を学び、同世代の人と交流することができました。
中高生が使いやすい憩いの場であるミライエ長岡は、川東地域にあります。
一方、川西地域には、中高生が気軽に集まり、交流できる場所が少ないと思います。
なぜ川東地域に、ミライエ長岡など、勉強やイベントができる施設が多いのでしょうか。
川西地域にも同じような施設をつくることはできないでしょうか。
小学生の頃は、地域のお祭りや子ども会の行事、コミュニティセンターなどで、地域の人たちと交流することができました。
しかし、中学生や高校生になると、子ども会などの行事がなくなり、交流する機会が少なくなったと感じます。
中高生の交流の場として、公園を整備すること、勉強できる施設を地域に増やすこと、学校のグラウンドを開放することなどが必要だと考えます。
同世代の交流の場をつくるための環境整備について、市の考えを伺います。
栖吉中学校・T議員
中学生の主な交通手段は自転車ですが、自転車が走りづらい道路が多いと感じます。
これは自転車に乗る人だけでなく、そのすぐそばを走る自動車のドライバーにも関係する問題です。
市は、自転車が走りづらい場所をどのように把握し、どのような対策を行っているのでしょうか。
対策を行う場所の優先順位は、どのように決めているのでしょうか。
また、市内には市道だけでなく、県道や国道もあります。
県や国などの道路管理者と、どのように連携しているのか伺います。
自転車の歩道通行が認められている場所でも、交差点では歩道と車道の間に大きな段差があることが多くあります。
この段差は、自転車だけでなく、高齢者の歩行や、車いすでの通行にも支障を来します。
そこで、歩道と車道の段差をなくすフラット化や、段差をなだらかなスロープに改修することを提案します。
バリアフリーの観点からも重要な対策だと思いますが、市の考えを伺います。
チケットの不正転売について
チケットの不正転売は、法律に反する行為です。
目に余る場合には、警察が逮捕、検挙することになります。
転売が違法行為であることを周知するとともに、転売サイトの管理者に対し、不正な転売情報の削除などをお願いしています。
現在は、チケットを記名式にすることで、転売サイトへの出品を抑制しています。
電子チケットも試験的に導入し、転売できない仕組みをつくれないか、長岡花火財団で検討しています。
「転売しません」のチェック欄について
チケットの申し込み時に「転売しません」というチェック欄を設けることは、とてもよい考えだと思います。
転売禁止を確認してもらうとともに、「転売はしません」と約束してもらうという意味では、相当な効果があるのではないかと思います。
私からも長岡花火財団に提案します。
違法駐車と迷惑駐車について
違法駐車や迷惑駐車については、路上駐車を防ぐための巡回警備などを行っています。
しかし、まだ十分ではないというご指摘は、そのとおりだと思います。
ポスターを使った啓発活動についても、経費がどの程度になるのかを確認しながら、積極的に採用できないか長岡花火財団に提案します。
中心市街地にミライエ長岡などがある理由
この問題は、幸町にあった長岡市役所を、現在のアオーレ長岡に移転したところまでさかのぼります。
中心市街地は、公共交通の結節点にあります。
多くのバス路線が長岡駅を起点として、放射状に市内各地域へつながっています。
この機能を生かすため、市役所を中心市街地のアオーレ長岡に移転し、ミライエ長岡などの新しい施設も整備しました。
川西地域の中高生の居場所について
川西地域にも中高生の居場所が欲しいという意見については、ほかの班からも同じような質問が多く出されました。
それだけ、中学生の皆さんが身近な居場所を必要としているのだと思います。
学校の空き教室や、コミュニティセンター、図書館などを、今まで以上に活用できないか考えます。
地域の中で中高生が利用できる場所を確保できないか、検討していきます。
学校のグラウンド開放について
学校やグラウンドの開放が今より進めば、中高生の交流の場になると思います。
一方で、事故や問題が起きた場合に、誰が責任を負うのかという課題があります。
学校の管理や、先生方の働き方の問題もあります。
地域の皆さんの協力を得ながら学校やグラウンドを開放できれば、よい展開になるのではないかと思います。
自転車が安全に走れる環境について
市では「長岡市自転車ネットワーク計画」に基づき、自転車が安全に通行できる路線の整備を進めています。
市全体で約83キロメートルを当面の整備対象とし、路面のカラー舗装や、自転車が通行する場所を示す路面表示などを行っています。
現在までに、約6割の整備が完了しています。
特に中学校や高校の周辺などで、自転車が安全に利用できる環境を整えていきます。
歩道と車道に段差がある理由
長岡の歩道と車道に大きな段差がある理由には、雪の問題があります。
道路を除雪した雪が歩道へ乗り上げることや、融雪によってできた水や雪の塊が歩道へ流れ込むことを防ぐため、ある程度の高さを設ける必要があります。
一方で、自転車や車いすを利用する方にとっては、段差が負担となります。
視覚障害のある方からは、車道と歩道の境界を確認するために、一定の段差を残してほしいという意見もあります。
さまざまな利用者の意見を踏まえ、段差を小さくすることや、なだらかな勾配にすることなど、誰もが安全に利用できる道路づくりに取り組みます。
学校やグラウンドの開放について
学校やグラウンドの開放には、事故が起きたときに誰が責任を負うのかという課題があります。
近隣の市では、子どもたちがグラウンドで遊んでいたところ、ボールがグラウンドの外へ飛び出し、走っていた車に当たった事例がありました。
車の運転手から学校の責任を問う声があり、その後、学校はグラウンドの利用を断らざるを得なくなりました。
一方で、地域の方に見守ってもらいながら学校の施設を開放するという提案は、本当によい提案だと思います。
地域と学校が協力して、より良い環境をつくることは、長岡市が目指している考え方でもあります。
学校運営協議会やPTA、後援会、地域の方々などと協力することで、中高生が自由に利用できるスペースをつくれるかもしれません。
今後、しっかりと検討していきます。
今回、まず印象的だったのは、傍聴席が保護者の皆さんで埋まっていたことです😳。
普段の市議会では、これほど多くの方が傍聴席に集まることは、なかなかありません。
多くの人に見られていることで、議場にはいつも以上の緊張感が生まれていました。
議会や行政に適度な緊張感を持たせることは、政治や行政の腐敗を防ぐためにも必要です🙆♂️
一方で、中学生が一生懸命に発言しているにもかかわらず、居眠りしてる議員がいたことは残念😤
中学生が懸命に発言している場でも眠ってしまうのであれば、そろそろ進退を考える時期ですよー💢💢
今回の募集人数は15名程度で、13名の中学生が参加しました。
初めての開催で、まだ十分に知られていなかった面もあると思います。それでも13名が参加し、市政や地域の課題を自分の言葉で堂々と質問したことは、本当に素晴らしいと思います👏
学校のタブレット端末を十分に活用できていないのではないかという指摘は、私も強くうなずいた意見の一つです。
自転車についても、どの歩道を通行してよいのか分かりにくいという指摘がありました。
自転車は軽車両として交通ルールが厳格化されていますが、実際に走る中学生からすると、通行できる場所が分かりにくいという問題があります。とても興味深く、大切な視点だと思います。
冬の通学路や除雪についても、市内のさまざまな地域で課題になっています。
長岡花火のチケット転売対策として、申し込み時に「転売しません」というチェック欄を設ける提案もありました。
市長からは、長岡花火財団へ直接提案するという前向きな答弁がありました👏
大きな費用をかけずに導入でき、転売禁止を改めて意識してもらうことができる、非常に建設的で実現しやすい提案だったと思います。
中高生の居場所づくりについては、「川東地域にはミライエ長岡などの交流スペースがある一方、川西地域には中高生が気軽に集まれる場所が少ないのではないか」という指摘がありました。
私自身も、確かにそのとおりだと感じます😉
中心市街地だけでなく、中高生が勉強したり、交流したり、安心して過ごしたりできる場所をどう確保するのか。今後考えていく必要があります。
自転車が安全に通行できる道路について、長岡では車道と歩道の段差が比較的高いのではないかという指摘もありました。
こうした細かな地域の違いや、日常生活の中にある不便に気づけることは、一つの才能だと思います👌
さらに、段差をなくすことで車いすや自転車は通りやすくなる一方、視覚障害のある方にとっては、車道と歩道の境界が分かりにくくなるという視点も示されました。
一つの立場だけでなく、さまざまな人の立場から考えることは、まちづくりにおいて非常に大切です。
こうした視点を持つ中学生には、将来、議員としても活躍してほしいと感じました。
中学生の皆さんから、私自身も多くのことを学び、新しい示唆と良い刺激をいただきました。
今回の質問と答弁をしっかり記録し、今後の私自身の議会活動にも生かしていきたいと思います。
私が中学生の頃は、これほどしっかりとした文章を書き、大勢の前で堂々と発言することはできなかったと思います。
質問を考え、事前学習に参加し、議場で堂々と発言してくれた中学生の皆さん。そして、その挑戦を支えてくださった保護者や関係者の皆さんに、心から感謝申し上げます。
参加した13名の中学生議員の皆さんに、心からの賞賛を送りたいと思います。

長岡市議会議員 みさわひろと
この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>みさわ ひろと (ミサワ ヒロト)>【長岡市で初開催】中学生13人が市長・教育長に一般質問|長岡市子ども議会