2025/4/21
木津川市議会
令和7年第1回定例会の一般質問で4問質問しました。
第3問は、「部活動の地域展開について」と題して質問しました。
1.事業実施に向けてのロードマップを示してください。
【教育部理事の答弁】
「今後、市の地域クラブ活動の在り方に関する検討会設置の必要性も含めた検討を進めるとともに、令和10年度までに休日の地域展開等に着手することを踏まえつつ、持続可能な地域クラブ活動体制の構築を進めます。」
2.土日だけでなく平日も部活動を完全に地域展開するのでしょうか。完全な地域展開は、生徒たちのスポーツ離れであるとか、文化離れを引き起こさないか心配です。今は、学校の先生方の努力で生徒はスポーツや文化に触れているわけですが、完全に地域移行するということになると、これがなくなるわけですよね。市はどのような方針でしょうか。
【教育長の答弁】
「地域移行、地域展開を進めることで、今おっしゃったように、子供たちがその種目でうまくできる子たちと、なかなかそこまで行けないけれども、ただ、そのスポーツが好きで、そのクラブをしたいという子たち、その辺りの差が地域移行することによって余計に生まれてしまうことであったりとか、それぞれのやはり今は学校でやっていますので、クラブ活動参加にお金はかからないわけですけれども、指導者の分であったりとか、何らかの受益者負担が出るということで、そういうことの負担ができる御家庭とできない御家庭で差が出てきてしまったりとかということが、その辺りが一番懸念されるところです」。
「休日も平日も全てのクラブ(の地域展開)をということにはなかなか難しいのかなというふうに思っております。」
3.地域クラブが持続可能な活動をしていくために、月謝はいくらくらいを想定しているのでしょうか。
【教育部理事の答弁】
情報収集の中で、「月当たり3,000以内であれば比較的出しやすいと。それから、指導者の報酬については、1時間当たり1,600円程度を出している自治体があるというふうに発表のほうは聞いておるというところで、本市が今後、そういった形の額に設定するかどうかは、もちろんまた検討してまいることというふうに考えております。」
4.部活動の地域展開は、市内だけで実施していく予定ですか。例えば吹奏楽部は、楽器の手配や指導者の確保という観点から、地域展開が難しい種目であるというふうに聞いています。しかし、お隣の精華町では地域展開に成功しているそうです。そこで、他の市町村と連携することで、この地域展開がより実施しやすくなると思いますが、いかがですか。
【教育部理事の答弁】
「まずは、今回、地域展開というものは、やはり木津川市の人材や施設、そういった木津川市の地域を生かした形で、連携した形で地域展開ということを、まず第一に考えていきたいというふうに思っております。そういった中で、広域の他市町村との連携についても、今後、一つの検討という部分はありますけれども、今申し上げましたように、やはり木津川市として持続可能な体制の構築というものを目指してまいりたいというふうに思っております。」
【教育部長の答弁】
「精華町の地域展開につきましては、木津川市の子供たちも対象であるということですので、一部、木津川市のほうも利用させていただいているという状況がございますので、そういった木津川市での整えるということももちろん進めていきますけれども、早くから参加していけるというふうなところにつきましては、やはり保護者や子供たちの意向も含めて参加できるような形で進めていきたいというふうに思います。」
5.部活動の地域展開は、中学生の部活動をきっかけに地域の幅広い年代の市民が交流する機会をつくるという点が非常に重要なポイントであると思います。また、これは新しい時代のまちづくりにもつながっていくとも考えます。例えば、この恭仁宮跡で発掘クラブを開くことで、歴史や考古学への関心だけではなくて、瓶原エリアへの関心を高めることにつながると思います。地域への無関心が、過疎化の一つの原因ですから、部活動の地域展開を通して過疎化を食い止める助けになるのではないかとも考えられます。また、木津川市の魅力発信の柱にもなるのではないかと考えます。木津川市は、子供の増加数が国内でも有数の規模であります。そして、部活動を通じて子供にスポーツや文化を伝えているということをアピールできれば、木津川市の明るく活発なイメージを発信することができるのではないかと考えます。特に、陸上種目では、歴代にわたって熱心な指導が実を結び、好成績を収めているというふうに伺っております。種目によっては、このようにアピールできる具体的な素材もあるのではないかと考えます。このように、部活動の地域展開は、教育施策にとどまらず、まちづくりや魅力発信の施策としても機能しますので、積極的に投資をする価値があると思うのですが、市長のお考えをお聞かせください。
【市長の答弁】
今回の部活動の地域移行から地域展開というような、ここに来て名称の呼び名も見直されるように、なかなか地域性によっては取組が進んでいないところもあるという中で、本市においても様々な今検討をしつつですけれども、課題にも直面しているような状況であると思っております。
まずは、本当に少子化の中で、クラブ活動が維持できないような状態の中で、スポーツとか文化芸術活動に親しむ機会を本当に誰もが取り残されることなく確保することが重要という、まず視点を持つ中で、今、最終で恭仁宮での発掘クラブというような御指摘もありましたですけれども、一瞬聞いて面白いと思うんですけれども、多分、それにも移動手段があり、必要経費があり、担当する先生にも報酬が発生しということであります。
今、課題になっているのは、そういった部分で、生徒側の親御さんの負担の部分があって、その経済の格差が体験の格差になって、誰もが親しめないという部分も大きな課題となって上がっているということも把握しているところであります。
いずれにしても、ちょっと京都府の中でも、地域性によっては少し進んでいるところもあるやには聞いております。今、実行期間というか、推進期間という中の部分で、引き続きちょっとそういった取組状況も把握・研究をしながら、どういった形が最終的に子供たちにとっていい取組になるのか、そういった視点で考えてまいりたいということで思っております。」
第3問の質疑応答の概要は以上です。
第4問は次のポストに続きます。
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