2026/7/25
奈良県明日香村を中心に、橿原市、桜井市に広がる「飛鳥・藤原の宮都」が、ユネスコの世界遺産に登録される見通しとなりました。ユネスコの諮問機関から最も高い評価である「記載」の勧告を受けており、7月26日にも正式決定される見込みです。
世界遺産への登録が実現すれば、日本では27件目の世界遺産となります。
まず何より、この歴史的な価値が世界に認められることを心から歓迎したいと思います。
飛鳥・藤原の宮都は、日本最初の本格的な都づくりが始まった場所であり、日本という国の礎が築かれた舞台です。教科書で学ぶ「飛鳥時代」の歴史が、実際に今も奈良県に残っていることは、私たち県民にとって大きな誇りです。
世界遺産に登録されれば、国内外からさらに多くの観光客が訪れることが期待されます。奈良県の魅力を世界へ発信する絶好の機会となり、観光振興はもちろん、宿泊、飲食、交通、地域産業など幅広い経済効果にもつながることが期待されます。
一方で、世界遺産の登録はゴールではありません。
近年、国内各地では観光客の急増により、交通渋滞や混雑、地域住民の生活への影響など、オーバーツーリズムが課題となっています。奈良県でも東大寺や奈良公園周辺では混雑が問題となる日もあります。
だからこそ、飛鳥・藤原の宮都では、登録を機に人を集めるだけではなく、「地域と観光が共に発展できる仕組み」をつくることが重要です。交通アクセスの充実や周遊ルートの整備、地域住民への配慮、文化財の保存と活用など、世界遺産だからこそ求められる取り組みがあります。
私は県議会でも、観光振興は「人数を増やすこと」だけではなく、「地域に経済効果がしっかり残ること」と「住民が誇りを持って暮らせること」の両立が大切だと考えています。
飛鳥・藤原の宮都の世界遺産登録は、奈良県にとって新たなスタートです。
この歴史的な価値を未来へ受け継ぎながら、多くの方に奈良の魅力を知っていただき、地域の活性化につなげていく。そのための環境づくりにも、県議会議員としてしっかり取り組んでまいります。
県政へのご意見・ご要望はコチラ→ https://line.me/R/ti/p/%40543hdkmo
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