永田 ゆづる ブログ

奈良市・旧奈良監獄が高級ホテルとして開業へ

2026/6/23

奈良県議会議員・永田ゆづる(37歳)|奈良市・山添村選出(自民党)|です。

【旧奈良監獄が高級ホテルとして開業 奈良の新たな観光資源に期待】

奈良市にある国の重要文化財「旧奈良監獄」が改修され、6月25日に高級ホテル「星のや奈良監獄」としてオープンします。開業を前に記念式典が開かれ、歴史的建造物が新たな役割を担って次の時代へ受け継がれる節目を迎えました。

旧奈良監獄は明治時代に建設された貴重な近代建築で、赤れんが造りの重厚な外観や、中央看守所から放射状に広がる特徴的な構造など、全国的にも高い歴史的価値を持っています。これまで保存と活用の両立が課題となっていましたが、今回のホテル開業によって、その価値を未来へつなぐ大きな一歩となりました。

今回のホテルでは、かつて受刑者が生活していた独居房を複数つなげて客室として活用し、全室スイートルームとしています。また、面会などに使われていた接見所をダイニングとして活用するなど、歴史的空間を生かした唯一無二の宿泊施設となっています。

私は奈良市選出の県議会議員として、観光振興に力を入れて取り組んでいます。その中で常に感じているのが、「奈良は世界に誇る歴史や文化がある一方で、宿泊につながる仕組みが十分ではない」という課題です。

奈良県を訪れる観光客は年間を通じて非常に多く、外国人観光客の割合も全国上位にあります。しかし、多くの方が日帰りで大阪や京都へ移動してしまい、宿泊者数は全国的に見ると決して高い水準ではありません。

観光による経済効果を地域にしっかり還元するためには、宿泊していただくことが重要です。宿泊によって飲食や買い物、交通利用など地域での消費が生まれ、雇用や地域経済の活性化にもつながります。

その意味でも、旧奈良監獄のホテル開業は単なる宿泊施設の誕生ではなく、「奈良に泊まる理由」を増やす大きな意義があります。特に海外の富裕層や歴史・文化に関心の高い旅行者にとっては、他では体験できない特別な魅力になるのではないでしょうか。

奈良には東大寺や春日大社、興福寺、奈良公園といった世界的な観光資源があります。そこに旧奈良監獄という近代文化遺産が加わることで、奈良の魅力はさらに厚みを増します。

歴史ある建物を守りながら、新たな価値を生み出す。この取り組みを契機に、奈良が「訪れるまち」だけでなく「泊まりたいまち」として選ばれるよう、私も県議会で観光振興や宿泊環境の充実に引き続き取り組んでまいります。

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著者

永田 ゆづる

永田 ゆづる

肩書 元NHK報道記者(社会部・奈良局)
党派・会派 無所属

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