2026/5/1
兵庫県 川西市議会議員(薬剤師) #長田たくや です。
「メーデー」って聞いたことあるけど参加はしたことないなぁ…と言う方も多いのではないでしょうか。
起源や私が感じた違和感についてまとめてみました。

ちなみに、飛行機のパイロットが「メーデー!メーデー!!」と言うシーン。どちらも同じスペル「MAYDAY」だったことを知っていましたか?
■ メーデーの起源
1886年5月1日のアメリカ(シカゴ)にて、当時は1日12〜14時間労働が普通であった労働者たちが、「8時間労働」を要求してゼネラル・ストライキ(全国規模のストライキ活動)を実施したのが起源とされています。
だから5月(May)1日(Day)となっています。
1920年、日本で初めてのメーデーが東京上野公園で開催されました。
ちなみに第1回は、5月2日に開催。

ちなみに飛行機の「MAYDAY!」は、フランス語の”m’aider(メデ):助けて!”が語源とされています。1920年にイギリスの空港で、フランスとのやり取りで通じる遭難信号として「メーデー」が考案されました。

■ 疑問
「最低賃金を上げろ!」「労働環境を改善せよ!」は理解できるのですが、「平和憲法マモレ!」「9条マモレ!」とか…そんな訴えがセットになっていることにすごく違和感を覚えます。
実際どうでしょうか。やや非現実的な訴えに、忌避感を抱く組合員の方もいらっしゃるのではないでしょうか。そうでない思想だとしても、それらと同じにされるのはご免こうむるという方もいるのではないかと思います。
前回のブログでまとめたように、労働組合といっても色合いが少し異なるようです。

引用元(弁護士ドットコムニュース)によれば、戦争反対を訴える理由として「安全、平和は働くことの基礎。それなくしては、労働も成立しません」との趣旨が書かれています。
メーデーで主張せずとも、全国民が戦争反対していますよ…。
■ 労組のロジック
労組全般の主張としては以下のようなロジックと考えられます。
戦争が起こる➡政府が強く、労働者は弱くなる➡戦争反対!平和維持!➡護憲!
戦時中には国による権利の侵害は強くあったと思います。それを繰り返さないためにという理屈はわかるのですが…、守る力、やり返す気概すらなくしてしまうのはどうなのか。
戦争を仕掛けられたらどうするのか?誰もがそう思いますよね。そうならないために「対話による外交」するのだと。外交がうまくいかなかった場合はどうするのか?まではあまり考えていないように思えます。それを考えている政党に支持が向かうのは当然ではないでしょうか。
■ ずれている認識
連合のサイトにて、第50回衆議院選挙について語っているページがありました。

争点が「政治とカネ」て…。多くの国民は、経済、外交、安全保障、無駄な再エネなど、日本が凋落している現状を打破してほしいと思っているのです。政治家個人の問題を”争点”にする時点で、国民に「消極的な選択肢」しか与えていません。正直、ズレているようにしかみえません。
みなさんは、どう思いますか?
■ 多様性が欠けていないか?
「戦争に巻き込まれないために、もっと軍事力を整備しろ」
「技術や情報を盗まれたりしないために、”スパイ防止法”を制定しろ」
「安易な外国人労働者の流入をやめて、日本人労働者をもっと雇え」
などの主張や議論・言及がないことに、労組には「多様性」が欠けていると感じます。
連合については、「安易な外国人受け入れ拡大には慎重」というスタンスであり、資料を見る限りは、わりと現実的な視点で書かれていると思います。一方、移民労働者による欧州での混乱、並列社会などのマイナス面については一切の言及はありません。
参照:第15回中央執行委員会【重点分野-2】外国人労働者の受入れ政策に関する連合の考え方の補強
【人権問題にも偏り?】
EVバッテリーに必要なレアメタルやレアアースの採掘に、コンゴでの児童労働や各地の環境破壊が指摘されていることなど、世界の労働問題はスルーしています。
一方、人権問題にしても、チベット・ウイグル問題にはだんまりですね。
2020年7月23日、「ウイグル地域での強制労働廃絶のための連合」がウイグル人の強制労働の問題に言及しました。世界の100以上のNGOと労働組合が加入していますが、ここに日本の連合や全労連などは参加していません。
参照:【水口教授のESG通信】ウイグル人強制労働問題を考える
一方、ウクライナにはしっかり寄附までしています。
このダブルスタンダードがすごく違和感があります。

引用:連合ホームページ(ロシアのウクライナ軍事侵攻に対する取り組み)
同じ労働組合でも全労連は毛色が異なりますね。

引用:排外主義、外国人排斥、差別は許さない 全労連は多文化共生社会を目指します
「違法外国人ゼロ」が差別を助長する政策って…じゃあどないしたらええねん(笑)。
ちなみに日本人ファーストという言葉もなかなかの曲解ぶりで、歴史的経緯も書かれており、ちょっと勉強になりました。
参照:月刊全労連
まぁ、様々な主張があって1つの”労組”として扱われてしまうのはちょっとかわいそうだなぁと思いつつ、もう少し主張を限定して集約し、1つにまとまればもっと良いのになぁと外から見て感じました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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