長田 たくや ブログ

【視察報告】 電子黒板の活用について 【川西市の小学校】

2025/10/1

こんにちは。兵庫県川西市議会議員の長田たくや(ながたく)です。
先日、電子黒板が教育現場でどのように活用されているのか、牧の台小学校に訪問させていただきました。

スウェーデンが紙の教科書に回帰する中(スウェーデンの脱デジタル教育)、日本の教育現場ではICT化がどのように進んでいるのでしょうか。
今回は、牧の台小学校を訪問し、電子黒板やタブレットを活用した授業の様子を視察しました。
現場で見えたのは、デジタル一辺倒ではない、子どもと先生が試行錯誤を重ねながら作る「新しい授業スタイル」でした。


■ 想像してた電子黒板ではなかった
私は「教室の黒板並みに大きなモニターに先生がデジタルペンでバンバン書き込む」というイメージを持っていましたが、実際は少し違いました。最初に見学したのは「総合」の時間。テーマは郷土愛を育む観点からの「モルックの魅力」で、ワークショップ形式のグループ学習が行われていました。資料はすべてタブレットPCで確認でき、リアルタイムに入力内容が反映されていました。

電子黒板はサブ、メインは黒板という立ち位置

カタカタとキーボードで名前を入力する姿も自然で、児童たちがグループワークに慣れている様子が印象的でした。静かすぎず騒がしすぎず、活発に意見が出ており、雰囲気の良さを感じました。

■ 他の授業
・栄養教諭による授業➡メインが黒板(笑)
・別の教室では「ごみのポイ捨て」をテーマに話し合い
これらの授業を見学。特に「ごみのポイ捨て」の授業は良いですね。AIに聞けば「たばこのポイ捨ては平均○○本」といった知識はすぐに得られます。しかし実際に見たり拾ったりすることで得られる“量感”や“嫌悪感”は体験でしか学べません。

理科室では台風について調査したプレゼン資料を作成。これも良いですね。知識だけではなく、表現方法などを見比べたり、どこでも勉強できるのは本当にうらやましいですね。できれば一人一人の作品を見てみたかったです。

ただ、よくよく考えれば「理科室」でやる意味はなさそうだったぞ…。

国語の授業をちら見、黒板をしっかり使っていた授業でした^^;学年が小さかったので仕方ないとは思います。

■ メインアプリ
児童のタブレット(富士通製)には「ロイロノート」というアプリが導入されていました。タイピングソフトも入っており、授業で特別に教えなくても自然に覚えていっているようです。お箸の使い方のように、親が正しいブラインドタッチを教えることになるから別に大丈夫なのかな。
参照:ロイロノートスクール

■ 校長先生との意見交換
「デジタル一辺倒」というより、黒板と併用しているのが現状であり、意外とアナログ感も受けました。校長先生によれば、1クラス35人規模でデジタルをフル活用して1人ひとりに対応するのは現実的に難しいとのことでした。

ただし、配布プリントや板書のデジタル化により、先生方の負担軽減にはつながっているようです。また、生徒は画面上に自分の回答や意見を書くこともできるため、手を上げづらい子どもにとっての意思表明の場になっているようです。また、それらの書き込みを、そのまま写真として保存できるのはありがたい様子。

校長先生とは教育論や漫画の話などで話が弾みまして、もっと色々お話し聞いてみたかったです。特に「GIGAスクール構想やインクルーシブ教育といった制度や表面的な目標を追うだけではなく、現場の子どもたち一人ひとりに即した本質的な対応が求められる」といった趣旨のご意見があり、とても共感しました。

引用:コクリコ

■ 道半ば、そして課題も
例えるなら「地図帳からカーナビに変わった」段階。まだ自動運転までは至らない、という印象でした。特に大きいのは物理的な制約です。小学校の机はタブレットと教科書を同時に置くスペースがありません。最大限に活用するのが難しい原因のひとつだと感じました。

そして、個人的に気になったのが姿勢の問題です。

理科室で観察した際、背中を丸めてタブレット操作をする子もいれば、姿勢よく取り組む子もいました。子どもは柔軟なので多少変な姿勢でも長時間作業ができてしまいます。それが癖づくと大人になってから苦労するやつです。この件は家庭環境による差が大きいのかもしれません。姿勢教育や調整チェアの導入なども検討課題ではないでしょうか。

■ アナログもたまには良いのよ
教室の後ろにコウノトリの研究レポートが張り出されていました。GJ!ワンダフル!マーベラス!!
てか、その折り紙のクオリティ高いな。まさに「鶴」で良いのよね。昔は全国にコウノトリがいて、鶴と呼ぶ地域もあったのだとか。

当ブログ参照:【知ろう】 コウノトリを育む農業 【守ろう】


電子黒板を含め、教育現場のICT化を実際に確認することができました。デジタル化ばかりが注目されがちですが、学習環境として「姿勢」のような基本的な部分にも目を向ける必要があると強く感じました。

本来は家庭教育の領域ですが、学校でも一定の指導が求められる場面があるのではないかと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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著者

長田 たくや

長田 たくや

選挙 川西市議会議員選挙 (2022/10/16) [当選] 1,680 票
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肩書 参政党の市議会議員で薬剤師でもあります
党派・会派 参政党

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