長田 たくや ブログ

ADHDと清涼飲料水・農薬との関係 【論文】

2025/2/18

こんにちは。兵庫県川西市議会議員の長田たくや(ながたく)です。
予算審議に先立って理事者レクを受けています。膨大な情報で、どの部署も共通して人件費・物品費の高騰に直面しているのが実感です。

今回はADHDと清涼飲料水・農薬との関係についてお話します。

ADHDに関する当ブログ
参照:【不思議】 ワクチンによる自閉症の増加はフェイク!? 【ファクトチェック(^^)】
参照:【くすり】 ADHD治療薬とは何なのか


■ ADHD(注意欠如多動症)
Attention Deficit / Hyperactivity Disorderの略。
いまや広く知られる診断名ですが、病態生理の概略は以下と考えられています。
ドーパミン不足:動機づけ・報酬系(快楽)がうまく働かない
ノルアドレナリン不足:注意や覚醒レベルが低下しやすい

■ 食品との関連性
ADHDが急増しているのにもかかわらず、日本では原因を追究しようとしません。海外では食事との影響についてもしっかりと研究がなされています。

【清涼飲料水と多動性】
地域の3歳児および8/9歳児における食品添加物と多動行動:ランダム化二重盲検プラセボ対照試験(2007年)
参照:Food additives and hyperactive behaviour in 3-year-old and 8/9-year-old children…

この結果を受け、EUは6種の人工着色料と安息香酸との混合に規制。たとえばアイルランドでは「当該着色料は子どもの行動・注意に悪影響を及ぼす可能性」の警告表示が義務。デンマークなどで使用禁止。

参照:アイルランド食品安全庁(FSAI)、幼児の多動性に関連する可能性のある人工着色料6種を含む食品及び飲料に警告表示の義務化を公表

そのような”情報だけ”は、日本の内閣府(食品安全委員会)でも言及されています。
参照:英国食品基準庁(FSA)、食品の着色料と多動性に関して保護者へのアドバイス更新版を公表

日本では規制せず、警告・啓発すらありません。

【砂糖飲料水と精神症状】
タイトル:ノルウェー、オスロの青少年におけるソフトドリンクの摂取と多動、精神的苦痛、行動上の問題
オスロの10年生の間では、ソフトドリンクの消費と精神衛生上の問題との間に強い関連性が見られたとのこと。
参照:Consumption of Soft Drinks and Hyperactivity, Mental Distress, and Conduct Problems Among Adolescents in Oslo, Norway

週に1~6杯、毎日1杯、2~3杯、4杯以上となっており、多く飲んでいるほど精神面や行動面に影響が出ています。

■ 農薬とADHDの関連
【有機リン系】
有機リン系農薬とADHDの関連性が報告されています。
8~15歳の児で、尿中代謝物が検出された群はADHDリスク約2倍との報告。
参照:Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder and Urinary Metabolites of Organophosphate Pesticides

日本でも研究していました。
尿中DMTP濃度(有機リン系農薬)とADHD傾向との間に、一部、有意な関連が観察された。
参照:子どもにおける有機リン・ネオニコチノイド系農薬の日常曝露とADHD傾向との関係

現在、有機リン系殺虫剤の多くが使用禁止(一部は継続:例 スミチオン、アースジェット等)。当初は有害性が高い有機塩素系殺虫剤よりも「分解が速く安全」「昆虫にしか効果がないから安全」と言われていました。急性毒性や神経発達影響との関連性も報告されました。

【ネオニコチノイド系】
近年日本で使用量が増加。因果は未確立ながら、関連を示す報告はあることからEUは屋外使用を禁止(ミツバチ大量死などを受けて)。一方、日本の対応は…

■ 宮古島の懸念すべき報告
宮古島では、市民団体がネオニコ曝露と小児の神経発達障害の関連を指摘し、市議会へも陳情。議事録や水質検査結果が公開されています。市長は「特別支援児童数との関連付けは早計だ」と発言。
参照:ネオニコチノイド系農薬暴露による発達神経毒性

10年での変化は、恐ろしいですよね。

全体でも2倍程度で、着実に増えているが、宮古島市は異常な状況とも言えます。

綺麗な相関がみられますが、2021年の膨大な使用量が、影響するならばある程度のタイムラグがあるでしょう。
2023年、24年とより増加していることが予測できます。ただ、令和6年度は380人(小・中)なようです。
参照:令和6年度宮古島市の教育

日本では「疑わしきは避ける」という基本理念が弱いようでして、安全だという主張を続けています。有機リン系の経験があれば、ちょっとは警戒すべきなんじゃないかなと。一方、この神経発達障害の増加はどうして起こっているのか、そんな本格的な研究はなされているのでしょうか。

まぁまぁ、それは置いといて「インクルーシブ!」と言っているような感じがします。


いずれにせよ、急激な増加は何かしら原因があるものです。
海外のようにしっかりと検証し、必要な規制を設けるべきです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
ご意見・ご感想はこちらまで↓
takuya_nagata_1026@yahoo.co.jp
•━━━━━━• ∙ʚ🐤ɞ∙ •━━━━━━•
各種SNSもフォローを宜しくお願いします。
エックス(旧ツイッター)
Facebook
インスタグラム
LINEオープンチャット(ニックネームで参加可能)
•━━━━━━• ∙ʚ🐤ɞ∙ •━━━━━━•

この記事をシェアする

著者

長田 たくや

長田 たくや

選挙 川西市議会議員選挙 (2022/10/16) [当選] 1,680 票
選挙区

川西市議会議員選挙

肩書 参政党の市議会議員で薬剤師でもあります
党派・会派 参政党

長田 たくやさんの最新ブログ

ホーム政党・政治家長田 たくや (ナガタ タクヤ)ADHDと清涼飲料水・農薬との関係 【論文】

icon_arrow_b_whiteicon_arrow_r_whiteicon_arrow_t_whiteicon_calender_grayicon_email_blueicon_fbicon_fb_whiteicon_googleicon_google_whiteicon_homeicon_homepageicon_lineicon_loginicon_login2icon_password_blueicon_posticon_rankingicon_searchicon_searchicon_searchicon_searchicon_staricon_twitter_whiteicon_youtubeicon_postcode