2025/1/23
こんにちは。兵庫県川西市議会議員の長田たくや(ながたく)です。
1月22日に議員協議会がありました。議題は、市立学校のあり方基本方針(仮)です。
これは11/19~12/27まで一般の方へのパブリックコメントが実施されました。前回協議会での指摘事項など含めて、市の対応や回答を一緒に確認するといった感じです。
当ブログ参照:市立学校のあり方基本方針(仮)
■ 市民意見の結果
パブコメの内容や修正対応などは、後程ホームページで公開されるとのことです。書いてくださった方が58人もいました。教育大綱のパブコメが44人だったので、それに比べたら多いですね(市民15万人いるので、ほんまはもう少し書いてほしいけど…でも忙しい中ありがとうございました。)

■ 長田の意見も反映、懸念も的中
みなさんの意見もしっかり載っています。個人名などが記載されている箇所は削除しているようですが、基本的にはそのまま載っていますので、結構リアルで読んでいておもしろいです。前回の協議会で私が申し上げた内容の一つが、しっかり反映されていました。

「この計画案のタイトルでは、『学校規模以外のことも意見として上がってくるぞ』と忠告したとおり、市民の方のパブコメを拝見していると、人権教育やインクルーシブ教育などの意見も散見されました。これは、計画の主旨をタイトルに反映しなかったためです。何に対しての議論で意見なのかを明瞭にしておくべきでしょう。
■ 気になったコピペ投稿
パブリックコメントを読むと、こんな重複コメントもありました・・・。

一言一句同じと言うのはもうコピペだろ…、みなさんはどう感じますか?それだけ同じ思いを持つ人がたくさんいるんだ!と言うアピールになるのだろうか。パブコメがもっと増えてほしいのは、こうした“同文投函”が薄まって、より多様な意見が見えるようになるからです。
自戒を含めてですが、自分で考えるということが非常に大切だと思います。パブコメと言えども、ひとつの政治活動。コピペ投函も”悪”とは言いませんが、せっかくのパブコメというフラットな場ですので、自分自身の言葉で投稿してほしいなと思うばかりです。
■ 注目したコメント
子供は3人いて、3人目は大阪に行かせました。私立中学です。そうゆう事です。そうなりますよね。
こういったコメントも自由で良いのですが、できれば何故そうしたのか、を書いてくれたらもっと良いですよね。カットされただけかもだけど。
息子が通っていますが、今の小学校はクラス数が少なすぎるので早期に統合してほしいです。運動会や音楽会などのイベントも非常に小規模ですし、音楽会も自分たちの出番以外は授業を受けるなど参観日の延長のようになっており思い出にすらならないように感じます。統合してクラス数を増やし、クラス間の競争やライバル視などを取り戻して欲しいです。
統廃合には否定的な意見の方が多いのですが、このような考え方もあります。僕は5クラス?やったか、それくらいでしたが、ライバル視とか一切芽生えなかったな(笑)でも、高校かな。体育のイベントで優勝とかして、その時にすごくうれしかったのは記憶してますね。
二章にある学校老朽化の現状見てたら、作る時に老朽化するのはわかっていた事です。その後1990年頃から少子化が社会問題になっているのに、今の現状こうですよじゃなくて、30年近く教育委員会や市が対策として具体的にしてきた事を記載して下さい。
そりゃその通りですね。耳が痛いところだと思います。市長が変われば全体の考え方も変わっちゃいますしね。ただ、今回は、”基本方針”という旨でもあるので、個別具体例をあげる”計画”でもありません。でも大切な視点ですわ。
労働基準法違反だと考える。もう一つ、子どもたちが学校にいる間、教職員は休憩なしで働きます。時間にすると8時から15時半まで、ほぼ8時間休憩なしです。これも労働基準法違反。更に、なぜ学校だけ、トイレ掃除を子どもや教職員がしなければならないのか。衛生上とても悪い。子どもがトイレ掃除、うまくできるはずがない。当たりまえです。なぜ、業者を入れないのか。
学校の時、普通にトイレ掃除やってたけどなぁ・・・こういうのって、小さいころから『業者がやるもの』と思ってしまうと、その職業の人を侮蔑するようになったりしないかなぁ。大掃除とかでは、業者さん入れて掃除とかしてたのだとは思うけど。
まぁ、嫌なことだったけど、ちゃんとやってた記憶あるわ。汚すと掃除する方がツライって体で学べたし。感染?大丈夫です。
人間はそんなもんで感染するほど弱かったら、逆に生存できないです。このような認知の間違いが公衆衛生を危うくさせます。
小規模校に勤務しています。一人で学年のことすべてをやらなければなりません。また、学級数が少ないから、一定数を満たさないから、という理由で、音楽や図工専科の先生が打ち切られています。また、少人数校だから、外国語の先生の配置も難しく、打ち切られる年もあります。また、教科担任制をしようとした場合、単学級だと、学年をまたいで教科担任制になり、教師の準備の負担が大きくなっています。小規模校で、教師一人ひとりの負担が大きくなっていう上に、専科などを打ち切られて、教師が専門性が必要な教科まで教えることになっています。こどもひとりひとりと向き合う時間が欲しいです。ただでさえ、慢性的な超過勤務がさらに悪化しています。本気で改革して欲しいです。
先生のコメントですね。こういった現場の声をしっかり文字化してくれるのは、すごく貴重だと思います。図工とかはさすがに教えるのはしんどそう・・・。これを見ると、統廃合は現実的に必要じゃないかと思いますね。
小規模校及び大規模校という言葉が突然出てくるが、これらの定義は、P4からP5まで学校規模について触れていることに鑑みると、文部科学省の定義と同様という認識でよいのか。また、そうであるとしても、小規模校かどうかによって検討の方向性が大きく変わる重要な要素であるため、基本方針にこれらの定義(≒学級数)を明示しておく必要があるのではないか。
そうそう、やはり中の人が作ると、一般では知らない用語をさらっと使ってしまうので、やはり言葉の定義は大切ですね。
清和台中学校、東谷中学校で試験中ですが、他の中学でも自転車通学、バス通学を可能にしてほしい。保護者負担でかまわないのでスクールバスの導入も検討してほしい。通学路へ、重点的に防犯カメラを設置してほしい。
スクールバスの要望はすごく多かったです。統廃合するならば確かに遠くなる子もいますので、バスはアリだと思います。このコメントでは、保護者負担でも良いのでというところですね。やはり負担になるならいらない!ってなると、本当にバスいるのん?って気持ちになります。まず、自分の子供のためには自分でお金を使う!という姿勢が大切ですね(実際に払えという意味ではなく)。
本件は市内の若年人口の減少に伴う、小中学校の統廃合を見据えたものと推察しますが、以下の問題点があると思います。まず「基本方針」は学校運営の立場でしか論議されておらず、本来は人口政策、産業政策、道路整備など他の様々な市政運営全体の立場から総合して議論すべであると思います。
私の住む住宅街では高齢化が進み空家がめだっていますが同時に、若い世代を呼び込む可能性も秘めていると考えます。周囲を見回すと、若い世帯も徐々に増え小さな子供ずれの家族も見られますが、小学校以下の幼児教育を担当すべき市立の幼稚園の閉園がつづき新しく家を探す若い世代にとって街の魅力が減少しているように思います。ただ、私立の幼稚園などは存続しており運営にも問題があった可能性があります。推測するに、最近は共働き世帯も増えており、そのような世帯は長期休みがある幼稚園は需要が低かったかもしれません。
高齢者は相対的に収入が少なく納める税金も少ないですが、共働き世帯が増えれば税収も増え、子供の人口増加も見込まれ学校の統廃合を検討しなくてもよくなる可能性も出てくると思います。
現時点で、小中学校の統廃合を決めてしまうと、住宅地としての魅力が下がり人口減の低落傾向に歯止めがかかりません。また、新名神のインターができてから物流センターの新設が続いており、これから人口が可能性があると思います。正直、これから10年が勝負で現状の傾向を是認するのではなく、人口増に施策を尽くしてその結果をみてから統廃合を進めてもよいと考えます。近隣の池田市、宝塚市、伊丹市などがライバルです。
その他気づいた点とし、もし統廃合された場合は現状より通学距離は確実に長くなるため、歩道の整備、横断歩道・信号機の増設など通学時の安全対策を「基本方針」に書くべきだと思います。学校の新設が続いた時期は、学校ができるまで長距離登校していた生徒もいましたが当時と比べ車の量が大幅に増えているので。
この方のコメントは鋭いなぁと感じました。統合して議論というのは、確かにその通りだなぁと。というか、教育関係者か市政に何かしら関係があった方やも知れませんね。共働き世帯が増えれば税収も増え、子供の人口増加も見込まれの箇所を読むと、う~ん、と考えてしまいます。
日本では、女性の就業者数が増えるほど、結婚率は下がり、少子化となる傾向が出ています。
男女雇用機会均等法施行以降ダミーを用いた分析では、女性の30代、40代の就業率が高くなることは、未婚率を引き上げ、合計特殊出生率を引き下げること、そして、この傾向は、男女雇用機会均等法施行以降世代の方が強いことを確認した。
(論文:少子化の一因である未婚化の進展と就業環境との 関係についての実証研究による検証)
一方、スウェーデンは女性の社会進出が著しいのに、出生率がすごいんだぞ!という記事もあります(リンク)

調べてみたら、その記事は2014年のものでしたが、そこから右肩下がりになっていますね・・・。日本に比べたら高いのは確かなので、男性の育児休暇の充実とか、そういった要因は高いやもしれません。下がり続けている2010年以降に移民が増えてきていますね。これは関係あるのかな、ないのかな。

このサイトのグラフがおもしろくて、移民のところを見ていたら、やっぱりヨーロッパは桁が違いますね。また別記事にしよう。
文字ばっかりですよね。議会での活動を書きますと、どうしても文字数が多くなります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
素敵な1日でありますように。
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